東京の神社 早稲田の神社といえば 穴八幡宮

最近、東京の神社の見直しをかけています。そのためには穴八幡宮に再度行っておく必要があると思い至り、11月に5年ぶりくらいに穴八幡宮にいってみました。穴八幡宮にはこれまで数度訪れていて印象が残る参拝ではありませんでしたが、今回の参拝は非常に印象深いものになりました。神社参拝はそのときどきで大きく印象が変わるものだと改めて思いました。
穴八幡宮は新宿区で早稲田駅が最寄りです。駅名の通り、早稲田大学の戸山キャンパスや早稲田キャンパスなどがすぐ近くです。交番のすぐ横が穴八幡宮の入口です。

穴八幡宮の特徴

  • 境内に墳墓や縄文、弥生の遺蹟があるお社。前方後円墳に鎮座しているとの説もある。
  • 江戸城北の総鎮護、江戸の大社であった。
  • 江戸時代から蟲封じで人気があった。
  • 冬至から節分の間に頒布される一陽来復のお守りが有名である。御朱印の文言も「一陽来復」。なお隣の放生寺(元別当)は一陽来福。
  • 高田馬場流鏑馬流鏑馬が有名。(会場は戸山公園)
  • 布袋像(水鉢)がある。なで布袋。
  • 境内にはこじんまりしたきれいに整備されている公園がある。

データ

創祀は、“社伝によれば、1062年(康平5年)源義家が奥州からの凱旋の途中、この地に兜と太刀を納め、八幡神を祀ったという。”(Wikipedia)

穴八幡宮の名前の由来

“江戸時代前期の寛永18年(1641年)に南側の山裾を切り開いていると横穴が見つかり、中から金銅の御神像が現れた。~中略~以来、「穴八幡宮」と称するようになった。”(Wikipediaより)

切り開いた山すそに見つかった横穴の中から金銅の神像(阿弥陀如来像)が出てきたといわれているそうです。横穴の墳墓から阿弥陀如来像が出るということは、阿弥陀如来は後世に設置されたものなのかもしれません。

“社僧良昌が草庵を建てようとして、ほら穴を発見。そこに金銅の阿弥陀如来像が立っていたといいます。当時、阿弥陀如来像は八幡神の本地仏とされて人々の崇敬を集めたことから『穴八幡』とよばれるように。”(新宿観光振興協会のページより)

参拝写真

穴八幡宮 入口の鳥居です。

二の鳥居です。

参道の階段です。

随神門です。

手水舎

境内の参道です。右手は工事中で何があったかは覚えていません。


参拝当日は人が少なくゆったりと参拝できました。参道の雰囲気は厳粛でしんみりとした静かな空間でした。また拝殿方向からの気が心地よかったです。

拝殿です。

堂々とした風格のある拝殿です。色は重厚な黒が基調としてありますが、屋根の部分が緑色系で面積としては、黒以外の方が多いと思います。


拝殿の中に入ると拝所があるという、余り見かけない構造です。千葉市の千葉神社も確か建物の中に入る構造だったと思います。
拝殿の中に入ると祭神の極めて強い気に包まれ、素晴らしい神社だと実感できました。額からもどんどんエネルギーが入ってくるのが圧巻でした。遠くからでも参拝の価値がある神社だと思います。(但しどこの神社でもそうですが、誰もが同じように感じるとは限りません。)
拝殿の中は撮影禁止でした。

鼓楼

神武天皇 遥拝所


この日は、この神武天皇遥拝所にも強い気を出される神霊が来られていると思いました。殆どの方がここには寄られないようなので穴場的な場所です。

布袋像水蜂

この布袋像も印象的な像です。

出現殿の門です。

出現です。


出現殿は、穴八幡宮の由来となる穴の前に建てられています。

南側の鳥居です。

鳥居の根元に装飾がありました。

穴八幡宮の隣にある放生寺の入口です。

放生寺では虫封じ祈祷をされています。


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