日光連山 山歩き登拝 五色山他

11月の頭、日光白根山の外輪山、五色山等の山歩きをしてみました。白根山にいってみてもよかったのかもしれませんが、雪が降ったようなので見送りました。山歩きの出発点は湯元温泉付近の湯元スキー場で白根山や男体山が見える五色山・前白根山方面へと登りました。湯元スキー場から白根山の外輪山に登る場合、国境平に出るルートと、前白根山に出るルートがありました。以前、ネット情報を収集していたとき、誰かの登山記録から前白根山に登るルートだと笹薮がすごいとの記憶があったので、国境平に登ることにしました。しかし、登った結果、この記憶は間違っていたことがわかりました。笹薮がすごいのは国境平のルートの方でした。(^△^;;) うろ覚えでの登山はトラブルの元ですのでよくなかったです。また、今回のエントリーの最後の方には、翌日浅草寺を参拝したことについて少しだけ書いています。

国境平への登りに苦戦

登山道入口

いきなりの笹薮で少し悪い予感がしました。

 

登山道

本格的名登山路に入る前は少し道がわかりにくかったです。

 

登山路

すぐに雪が現われました。

 

笹薮の登山路

きつい笹薮が現われました。雪が降ったので虫はいないと思い進みました。虫が出る季節なら引き返すところです。

 

落差のきつい登山路

笹薮の間には、きつい段差がところどころありました。

 

振り返るとすばらしい眺望

敬愛する日光連山。心にじーんと来る景色だと思います。しかし笹薮がきつくてどの山もよかったなーと懐想する余裕まではなかったです。

 

なかなか厳しい坂路

大きな倒木が道をふさいていた

倒木にすわって、振り返って撮った男体山

笹薮の山路

延々と続く笹薮。しかも登山路が掘れていて藪が背丈よりかなり上の道が混じる。手でガードしても顔に笹がびしばしと容赦なくあたる。登山路もかなりの悪路でした。アスレチックをしているような態勢でないと登れないような場所が数箇所ありました。木につかまるので腕力を使いました。レンジャーになったような気分で登るしかなかったです。

 

振り返っての眺望

湖が混じった美しい風景。こういう風景が国境平ルートの心のよりどころ。見ているだけでよい波動が伝わってきました。数回しか来ていないのに心のふるさとのような山々です。

 

笹薮の登山路

余りにもひどい笹薮が続くので、どんどん心が萎えていきました。心の萎えが50%、後悔が50%でした。いつかは終わることだし我慢して進むしか選択肢がなく、勇壮なオーケストラやピアノの強打を脳内再生して気持ちを逸らしながら登りました。おなかがすいてきましたが、国境平までは止まらずに我慢したことで余計にみじめな気持ちになりました。

 

鬱蒼と茂る笹薮

雪の笹薮に変化

雰囲気がよい雪路になってきました。空腹のため足の指先が冷えてきました。

 

国境平に到着 ヽ( ^∀^)ノ やったー

国境平はひんやりとした空気が美しかったです。気温がぐっと下がった感ありです。今回の登拝では一番寒かった場所です。ここでソフトシェルの下にフリースを着用しました。また、おにぎり1個とサンドイッチ1個を食べました。

国境平ルートについて、以下に整理しました。

国境平ルートのよかった点

・振り返ると美しい眺望が開けるところがある。(前白根山への尾根道からも類似の眺望は見ることができる。)

・国境平付近の雪化粧がきれいだった。

 

国境平付近の美しい雪化粧の道

墨絵のような美しい景色がとれた。


笹薮とはうって変わって歩きやすいトレイルになりました。(多少の登りはあり。)このような雪路が大好きです。冷たい山の空気が最高。国境平まで登ってきた甲斐がありました。(^ ー^)
食べ物を摂ったため、しばらくして足先もぽかぽかしてきました。食べ物の有効性を実感。

 

国境平ルートのおすすめ点

以下の人には国境平への登山路を勧められると思います。(; ^ ー^)

・厳しい環境で忍耐力をつけたい人

・藪漕ぎが好きな人

・笹藪の中を行くスリルが好きな人(足元が見えない)

・金精山、金精峠側にいく人

~次ページへ続く(五色山)~