日光表連山 女峰山登拝 霧降高原~二荒山神社
女峰山 山頂
女峰山までケガもなしに来れて大感謝のお祈りをしました。また、特に下りのガレ場のガスで道がわからなくなるのが心配だったので、道迷いなく道がわかるようお願いしました。
女峰山山頂まで来れてほっとしました。達成感等のような感激はわきませんでした。目標としてきた山なので、何とか責務を果たせた安心感とともに一つの通過点だと思いました。いずれまたここに来ることになると思いました。この山ならば何回でも来たいです。女峰山は厳しい山だと思ってきたのですが、大変穏やかで陽だまりのような優しさを感じました。この日は風もほとんどの区間で無風に近かったです。
体の方を自己点検しましたが、ゆっくり歩いてきたので筋肉はある程度疲れていても、余り疲労感はありませんでした。暑かったので塩分を補給する意味でもと思い、食欲はなかったですがサンドイッチを無理やりお腹におさめました。またこのときサプリを飲んだのですが、グルタミンなどに加え、つい何も考えずに一緒にエキナセアも飲んでしまいましたが、これは失敗だったかもしれません。どう失敗だったかは後ほど書いています。
女峰山 下山
心配していたガレ場のガスでした。やっぱりでたかと思ったのですが、すぐにガスはどこかにいってしまい助かりました。女峰山の神様に感謝。
ガレ場が終わり、樹林帯に入った。
体がかぁっと熱くなってきたので、樹林帯の日陰で長時間(20分ほど)休憩しました。これって熱中症なのではと思いましたが、特に気分は悪くありません。ただ体が熱いだけで、気温も高いので放熱ができません。こういうときに、登りの水場で飲んだ冷たい水があればありがたいのですが・・・。この時、ぱっと思いついたのが、この体が熱いのは疲労対策で飲んだサプリのうちのエキナセアが一因ではないかということ。また、グルタミンも体を暑くする作用があります。エキナセアは気分をはっきりさせたり、頭痛や肩こり対策になったり、免疫向上であったりと大変有用なサプリで外出時は常に持ち歩いているのですが、酷暑の夏場の日中は今後飲むのは控えようと思いました。
箱石金剛とは、どういう意味なのだろうか。修験っぽい名前だ。
女峰山の下りはなかなか太ももの筋肉を使いきつかったです。
霧が出て日光が少なくなったのでありがたかったです。もし大陽が強く照りつけてきたら熱中症っぽくなって体調が悪くなっていたかもしれません。女峰山の天候の変化に感謝です。
霧で眺望はないですが、こういう光景も山っぽくて好きです。
女峰山 下山 くさり場
道が狭くて岩がせり出しているので鎖を持って通る必要がある場所でした。
下りだったので余り苦しくはなかったです。
↑黒岩の反対側だったと思います。
このすぐ向こう側は切り立った崖になっていると思いますが、怖がりなので近づかないようにしました。落ちたら間違いなく命はないところ。
笹の単調な道があきれるほど長く続きまして、かなりの忍耐力がいりました。笹薮がやや多いところは走り抜けました。
下っても下っても永遠に続くのかと思うような下山でした。
笹の道が終わると、樹林帯に入りました。
↑林の中の道はここで一旦終わり、林道のような道路に出てきました。久しぶりの人工的な道路でほっとしました。もう樹林帯の中を歩くのもいやになっていたので、暫く道路を歩いてみたら変な方向に曲がっていったので結局また20分ほどの距離をロスして戻りました。そしてまた暫く樹林帯を歩きました。最後の方はだれてしまってゆっくり歩きました。
行者堂に着き、ここまでで一応登山道は終了です。何とか歩き通せました。行者堂はすごい霊気の場所でした。周辺は巨木だらけで、このあたりがいかにパワースポットであるかがわかります。
女峰山まとめ
今回の登山は、結局9時間もかかりました。これまでで最長です。往きは霧降高原から赤薙山などを経て女峰山に至りました。下りは唐沢、黒岩を経て二荒山神社方面行者堂へのコースをとりました。
霧降高原から女峰山までは明るい雰囲気の変化に富んだ登山道でとても歩きやすく快適でした。
下りのコースはぐっと人が少なくなり、長時間に渡り静かに自然と対峙する厳しい行者向けっぽい雰囲気でした。女峰山から黒岩くらいまでは変化があってよかったですが、それ以降はなかなか大変でした。笹の道が延々と続いたのとじめじめした道もあり、高度が下がるにつれ虫が多くなりました。太ももの筋肉が苦しくなってきたのもあり、総じて下りはきつかったです。
全体を通して思い返すと、女峰山の登山は歩き応えがあって魅力がありました。女峰山山頂付近の登山道でいいにおいがしたことも印象に残っていました。次回は女峰山山頂から帝釈山方面にも向かってみたいと思います。
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