東京の有名神社 新東京八名勝 洲崎明神勧請のお社 品川神社参拝

品川神社に久しぶりに来てみました。数年前に一度参拝したことがあり今回二度目の参拝です。品川神社はその名の通り北品川のお社です。現在の位置は内陸にだいぶ入ってますが、創建当時は海が見えていた神社なのではないかと思われます。海上交通安全の神社として創建され、勧請元とされる安房国の洲崎明神(洲崎神社)も海が近いという点で類似性があります。

神社の正面入口は第一京浜に面していて車の往来は多く人通りはさほど多くないです。そのためか少し名の通った神社の割には参拝される方は少なめでしょうか。お天気がよくない日は特に静かにお詣りできると思います。授与所は常駐ですし、神社の面積もわりかし大きく見所は多い神社です。

品川神社は品川地区の鎮守的なお社かと思っていたのだけど、品川宿の総鎮守は品川神社よりさらに歴史が古い荏原神社であったようです。

目次

アクセスは、京急北番場駅徒歩2、3分。品川駅からだと徒歩20分くらいです。駐車場は本来ありますが、工事中のため令和2年(2020年)いっぱいは使えません。

品川神社の特徴

  • 元は洲崎明神(洲崎神社)から勧請された海浜系の神社です。
  • 元准勅祭社です。また東京十社というキャッチフレーズがあります。 
  • 社頭の龍が巻きつく双龍鳥居が有名です。
  • 立派な富士塚があります。
  • 一粒萬倍の御神水という霊泉が湧いていて銭洗いができます。
  • 宝物殿があります。

ご由緒:
後鳥羽天皇の御世、文治三年(1187年)に、源頼朝が海上交通安全と、祈願成就の守護神として、安房国の洲崎明神である、天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)を勧請して、品川大明神と称し、今は社名を品川神社と改めた。
(神社庁の品川神社のWebページより)

品川神社参拝

品川神社の入口の鳥居は双龍鳥居という名前がついているようです。

双龍鳥居

品川神社 入口 鳥居

入口

双龍の鳥居

鳥居の柱に龍が巻きついております。昇り龍と降り龍でしょうか。昇竜というと時々聞く言葉ですが反対語は降龍のようです。Wikipedia品川神社によれば、東京三鳥居だそうです。

参拝当日は鳥居の外まで神社の氣(ご神気)が強く感じられました。

入口

風格がある入口です。

品川神社 参道

階段

品川神社は第一京浜側からみれば、ちょっとした高台にありました。階段を上るのが厳しい人なのだろうと思いますが、地元っぽい人がこの階段の下から熱心に手を合わせておられました。階段下でも十分ご祭神の神域なのをご存知なのでしょう。

参道

階段を上ると上の写真のようなフラットな境内になります。

手水舎

河童像がありました。

手水舎

亀の像がありました。

品川神社 境内

 

品川神社 拝殿と参拝感想

拝殿前

生憎工事中だったのですが、来年(令和3年)1月には新しくなった拝殿が見れるようです。写真からもよい波動が感じられます。

拝殿前

品川神社は、龍の鳥居があったり、河童や神の像があったり、霊泉が湧いていたりと水系の神さまっぽい境内です。龍神さんのお社としての清らかな雰囲気がとてもよかったです。勧請元が洲崎明神(洲崎神社)といいますが、洲崎明神さんも龍神系のお社だったと思います。元々海上交通安全祈願などのために創建された神社だそうです。
参拝した日は雨が降る肌寒い日だったので参拝者は少なくゆったりとお詣りすることができました。ご祭神の力は強くて緑と光のエネルギーが美しいです。清らかな光のエネルギーで浄化され、緑系のエネルギーで癒していただけるのではないかと思います。

阿那神社、阿那稲荷社

拝殿にお詣りした後は、一粒萬倍の御神水に向かいました。一粒萬倍の御神水は、品川神社拝殿に向かって右側にある阿那神社、阿那稲荷社のエリアにあります。阿那神社から階段で下りると阿那稲荷社に至ります。

阿那神社

気持ちよく参拝できました。

阿那稲荷社

上の写真の建物の中にはたくさんの祠や拝所があり、穴蔵の中のようなややディープな見かけと雰囲気です。(^∀^;) 阿那稲荷神社の阿那とは、語感的に穴稲荷神社を思い起こします。

 

一粒萬倍の御神水

阿那稲荷社の中に一粒萬倍の御神水があります。

阿那稲荷社内 一粒萬倍の御神水

下の写真を見るとわかりますが、ざるが置いてあってお金が洗えるようになっています。

阿那稲荷社内 一粒萬倍の御神水
阿那稲荷社の中は少々重い雰囲気もあったものの、一粒萬倍の泉に向かって斜めにお詣りすると水系の清らかなエネルギーが感じられて心地よかったです。上の写真のこの角度でお詣りするのが一番気持ちがよいです。気が通るルートだからでしょう。

一粒萬倍の御神水の位置

 

品川神社 富士塚

一粒萬倍の御神水の次は富士塚に向かいました。

ぶじかえると富士塚

浅間神社側からの写真です。

富士塚

品川神社参道の階段の途中に富士塚の入口があります。

富士塚参道

富士塚頂上

頂上に登ると祠があると予想していたのですが、まったいらなコンクリートの頂上で拍子抜けでした。

富士塚頂上
上の写真は富士塚の頂上から撮った写真です。頂上から少し下がったところに祠がありましたが、そちらまで行く路がみつかりませんでした。(もしかしたら下から探せばあるのかもしれませんが。)斜面を下りれば行けなくもないかもです。

富士塚
富士塚から海側の眺望は開放感があり気持ちよかったです。

富士塚の後、再度拝殿を参拝してから神社を出ました。最後は拝殿参拝でしめるのがよいと思います。境内社は記事に書いた場所以外にもたくさんありましたが寄りませんでした。

以上で品川神社の参拝は終わりです。江戸時代の宿場の雰囲気や風光明媚な風景を想像しながら清らかな龍神さんの氣が満ちる境内でひと時を過ごすのもよいと思います。

番外:
品川神社近辺の商店街です。

北番場参道通りという名前がついています。なかなかたくさんのお店がある商店街でした。



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