日光表連山 女峰山登拝 霧降高原~二荒山神社
女峰山は自然の力が強く簡単には登れない特別な山と思っていました。以前馬立から少しだけ女峰山を登りかけたのですが、その時もそのような別格の山だという感覚をもちました。しかしいずれはタイミングを見計らって女峰山に登るつもりでいました。そうした中、6月下旬に大真名子山、小真名子山を登拝した時の経験から女峰山が身近に感じられるようになり、今なら女峰山に登っても問題ないと感じるようになったので7月中旬に登ることにしました。
女峰山の登山路を調べた結果、霧降高原、富士見峠(*1)、馬立(*2)、行者堂などから登れることがわかり、この内、無難に最も一般的な霧降高原から登ることにしました。
(`1 富士見峠へは志津峠方面などから向かう)
(*2 馬立には志津峠方面から、または寂光の滝・裏身の滝から向かう)
登山の方針として、初めて登る山、通るルートなのでゆっくり慎重に歩きました。人が多い方が道に迷わないだろうと思い、日曜日の登山としました。
当日は、日光市の最高気温が34℃と高め。水分は多めにと思い、500ml×2、600ml×1、黒豆茶280ml×1を持ちました。結論をいうとこの量では全然足りず、途中の水場で補給することで充足しました。500mlの内、1本はいつものようにTOPVALU尾鷲熊野の天然水、もう1本は普段からよく飲んでいるエビアンを購入。たまたま近くにあった自販機が伊藤園だったのでエビアンの水だったのですが、これは失敗でした。ぬるくなったエビアンは、体力を使った体には飲みにくかったです。登山には不向きだと思いました。黒豆茶も登山時はおしいくなかったので、登山にはくせがない麦茶、ほうじ茶がよいのではないかと思うようになりました。
以下、霧降高原からの登山記です。
霧降高原
霧降高原 階段
暑そうな日だったのでばてないよう、階段はゆっくり呼吸が乱れないようにあがりました。霧降高原の階段は蹴上げが低めで、踏込みが大きかったので、駅やビルなどの階段と比べてとても歩きやすかったです。そのお陰で疲れませんでした。この階段の設計が好きです。設計した人には感謝です。
小丸山 9:00頃通過
上の写真のようにしばらくは歩きやすい尾根筋の登山路が続いていました。
赤薙山へ
開けた尾根筋のトレイル歩きのあとは、そのうちに赤薙山山頂へと続く樹林帯のやや急な上り坂になっていきました。(写真なし)樹林帯を登ると赤薙山山頂に到着です。
赤薙山 山頂到着2010m
赤薙山神社10:00頃到着
赤薙山神社は日光二荒山神社の管理です。こちらでのお詣りは癒しの気配でとても気持ちがよかったです。祝詞をとなえました。休憩はせず、すぐに出発しました。赤薙山を出て奥社跡に向かいました。赤薙山から奥社跡へは少し下りや平坦はあるものの、登りか多かったと思います。
奥社跡から一里ヶ曽根へ
奥社跡 10:50到着
奥社跡を出ると、暫く下った後、一里ヶ曽根へ向けての登りだったと思います。
歩きやすいトレイルもありました。
一里ヶ曽根にはスペースがあったので、昼食としておにぎり1個をとりました。出発しようと思ったら、下りの道がガレ場に続いていているように見えたが、それで合っているのか自信がなかったので、誰か来るまで休憩かねて待ちました。女峰山方面から来られた方が現れたので先に進めました。11:50頃一里ヶ曽根発。
一里ヶ曽根からは一旦、暫く下ったあと、女峰山へ向けての登りが主体でだったと思います。
水場
水場は登山道からわずか20mのところでした。ちょうど1本ペットボトルの水があいたので、満タンにくみました。冷たくて美味しい水で元気がでました。かなり暑かったので助かりました。今、思い返すと、顔や首筋に水をかけてクールダウンしてもよかったです。
女峰山登山
向こうの方は、山が平坦に続いていて、山ばかりでした。あれだけ長い稜線だとよほど山が好きでないと無理でしょうね。
上の写真は登山道の幅がせまくて、足を踏み外すと滑落する場所です。今の季節はよいですが、雪の季節などは要注意だと思いました。
ぐっと近づいていました。
このようにガスが出てくることもありました。すごくトンボが多かったです。でも、トンボでよかった。トンボは多すぎで頂上で休んでいるときになど、体に止まって来ました。
登山道(トレイル)は、歩きやすく気持ちよかったです。
女峰山の登山道ではときどき、いいにおいがしました。何のにおいなのかよくわからなかったのですが、ときどきふっとにおう感じです。いいところだな~と思いました。
ほぼ頂上まで来た。
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