東京十二社 根津神社に初詣参拝

平成31年の1月中旬に根津神社を参拝しました。こちらは毎年1度参拝するくらいです。今回参拝したのは、少し遅めの初詣です。以前も時々1月に参拝していました。
久しぶりに行ってみた感想としては、最高に気持ちよく前向きな気持ちになれました。
社殿前の空間を満たす波動が感情を持っていて、その感情は新春の明るく嬉しいというご祭神の感情だと思います。心が浮き浮きと高揚するような心地よさを覚え、喜びや嬉しいという感情に浸りました。参拝から2週間ほどたった今でも、その時の感覚を思い出すと体が震えるように活性化します。とはいえ毎回このような出色の反応を感じるわけではなく、今までの経験でいうと、ものすごいご神気のときもあれば、普通のときもあり、来るたびにいろいろな面がある奥が深い神社だと思います。必要なときには、参拝者に応じた反応を返してくださるのでは・・・と思います。

 

根津神社の特徴

  • 境内は池や水路、神橋があったり、楼門や唐門があったりで都内有数の大きな神社である。
  • 江戸時代の建築物として社殿(本殿、幣殿、拝殿)、唐門、西門、透塀、楼門が残っており国指定の重要文化財である。(宝永3年、1706年の建築)
  • これらの建造物は鮮やかな色彩が使われている。
    銅灯籠なども国指定の重文である。
  • 約2000坪つつじ苑があり、春には約100種3000株のツツジが咲く。毎年4月中旬~5月上旬のつつじ祭りは露店も出て大勢の人でにぎわう。(つつじ苑に入るときには、入場料が必要だったと思います。)

つつじ祭り(数年前の写真です)

  • 千本鳥居がある。(境内社に駒込稲荷神社、乙女稲荷神社がある。)
  • 森鴎外碑銘水があり水が飲める。中身は水道水なのかくみ上げ水なのかは不明。

 

データ

  • 創建年の記載はないが、今から千九百年余の昔、日本武尊が千駄木に創祀したと伝えられている古社。
  • 江戸時代五代将軍徳川綱吉が、現在の社殿を奉建、千駄木より遷座。
  • 表参道と北参道があり、どちらから参拝してもよいが、表参道から入ったほうが楼門などの配置、拝殿の向きなどから正式なものとなる。
  • 根津、谷中地区などの周辺一帯は空襲に合わず、比較的空襲の被害が少なかった地域であり、このため根津神社も空襲を免れている。

 

根津神社 参拝体験

いつも透り、表参道から入りました。入口は立派で、たくさんの参拝者がひっきりなしに出入りされています。谷中、根津地区は特徴のあるお店が多く観光名所でもあるので、そういった観光参拝の方も多いと思いますし、根津神社を信奉する方も多いと思います。

入口~参道、楼門

根津神社 表参道入口

根津神社 参道

表参道入口を入ってすぐの参道です。

境内風景

楼門とか池なんかがある広い境内です。

楼門

境内風景

楼門を越えた、透塀の前の境内風景です。左手に手水舎があります。手水舎は大きな石のくりぬきの立派な手水盤があります。

 

拝殿(透塀内)

写真はありませんが、社殿は、拝殿、幣殿、本殿の権現造りとのことです。

拝殿

唐門をくぐり、透塀の中に入ると、初詣客の行列ができていました。参拝日は1月14日と正月からだいぶ経っているので、行列はさほどでもないです。(逆に言えば、それでもこれほどの行列ができるとも言えますが・・・。)

この場所で並んでいると、嬉しい、喜びなどのご祭神の気持ちが放射されていてなだれこんできました。空間自身が感情を宿しているような感覚にもなりました。わたしも沸き立つような嬉しい気持ちになりました。ぱぁっと華やいだ雰囲気で、清らかで、凛々しく、華やいだ気がたまらなく気持ちよいです。

拝殿ななめ

拝殿すぐそば

 

授与品(お守り

拝殿での参拝を終えると、授与所でお守り等を物色。お守りのデザインが他の神社では余りないような雅で洒落た感じのものが何種類かありました。拝殿での参拝がすばらしかったのでお守りにも手が伸びました。外袋と、中に入れるお守りが数種類ずつあり、組み合わせて購入する形式で、内側のお守り本体は肌守り、厄除けなどがありました。

 

神木

お守りを購入して再度拝殿で参拝しその後、授与所の横にある小さな出入り口から透塀の外に出ました。そうすると、すごいエネルギーの働きかけがあり、何事かと思ったらすぐそばに大きな樹木があり、そちらからの働きかけでした。

境内の樹木

強い気の働きかけがあった木です。

もう一枚。

こちらの樹木のそばのエリアは余り人影がないのですが、穴場のパワースポットです。

透塀の外から社殿を撮りました。

 

駒込稲荷、乙女稲荷、千本鳥居など

次にぐるっと回って稲荷社があるゾーンに移動しました。

境内風景

乙女稲荷神社 鳥居

もう一つの鳥居

鳥居を進むと千本鳥居や、乙女稲荷神社、駒込稲荷神社などがありました。

千本鳥居

 

駒込稲荷神社

駒込稲荷は比較的、厳粛な雰囲気です。一番高台の奥にあります。できたらもう少しこの前付近の樹木を多くして森閑とした雰囲気になるようにしてほしいです。乙女稲荷の付近にはつつじ苑があり柔らかな雰囲気とし、こちらの駒込稲荷の付近はもっと厳かな雰囲気になると奥宮チックで対比的に引き立つと思います。そのためには樹木が欲しいかなです。

乙女稲荷神社

乙女稲荷は比較的、ふわっとした雰囲気です。

駒込稲荷神社付近の鳥居

駒込稲荷神社に近いところにある塞大神

長年拝まれてきたたけあり、パワーも強い塞大神です。

庚申塔

恐らくこれが庚申塔だと思うのですが、違っているかもしれません。阿修羅神が刻まれていて印象的な塔です。

境内風景

乙女稲荷は少し高台にあり、乙女稲荷付近から撮った写真です。

以上で参拝写真は終わりです。最後にもう一度拝殿を参拝して帰りました。

 


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