今熊神社登拝(今熊山~生藤山~三国山~軍刀利神社 縦走1)
2月の中旬(2月10日)に東京で雪が降りました。今年ほぼ初めてのまとまった雪だと思います。そこで山にも雪が積もっただろうと思い、雪景色を期待してその翌日雪の低山に行ってみることにしました。行き先は以前からいつか行きたいと思っていた山岳神社の軍刀利神社元社がある山にしました。軍刀利神社元社への登拝(登山)だけだとすぐに終わるので他の山にも足を伸ばすことにしました。
地図を見ていると、今熊山というところに今熊神社があり、歩けそうな距離だったので今熊神社から軍刀利神社まで縦走することに決めました。総行程をチェックすると距離が約16.5キロくらい、登りは累計1000mは超えているとは思いますが細かいアップダウンがたくさんあるので正確にはわかりません。高さ的には最も高いのが1000mくらいでしたので気楽でした。
積雪の影響は、うっすらと積もった程度だったので歩きにはさほど影響はありませんでした。出発点の今熊神社里宮から終着点の井戸バス停まででかかった時間は約7.5時間でした。コース全体を通して歩きやすい尾根道が多くて、日曜日の割りに人も少なくよかったです。トレランのコースになっているようでたまにトレランの人とすれ違ったり、追い抜かれたりしました。すれ違うのはまだよいですが、追い抜かれるのは少し煩わしかったです。抜かれるのが嫌ということではなく、抜かせるために後ろを注意して歩くので登山に向ける気が削がれるためです。雪のためか、忍者のように音がせずに後ろから近づいてくる方もいました。
当日の天気はほぼ晴れ。風はほぼ無風。気温は軍刀利神社がある山梨県上野原市で最高気温4℃、最低気温-1℃、今熊神社がある武蔵五日市市のデータはなく近隣のあきる野市も上野原市と同じでした。
登山の服装は、メッシュのスキンウェア、ベースウェア×2枚重ね着(サイズぴったりとサイズ大きめ)、登山シャツ、フリースみたいな生地のミッドシェルジャケット、アウタージャケット、秋冬用トレッキングパンツスリムタイプ、薄手のタイツ、イヤーマフです。雪に備えて折りたたみ式トレッキングポールと軽アイゼンも持参しましたが使いませんでした。トレッキングポールは毎回1~2本は足が故障したときに有用かもしれないので持っています。
飲料水は500mlのペットボトルを1本持参しました。水はちょうど足りました。
関東の呼わり山 今熊神社 遥拝殿(里宮) 今熊大権現
登山開始は今熊山の麓の今熊神社遥拝殿としました。今熊神社里宮ともいうようです。別名が今熊大権現だそうです。今熊山の山頂に今熊神社本殿があります。
今熊神社遥拝殿には駐車場があり、バスの場合は、今熊山登山口から約1.3km、徒歩15分ほどです。
今熊神社 遥拝殿(里宮) 入り口
雪を目当てに着てみたのですが、その目論見通り、きれいな雪化粧でした。
今熊神社 遥拝殿(里宮) 境内
こじんまりした境内ですが山のふもとだけあってよい雰囲気です。
今熊神社 遥拝殿(里宮) 拝殿
雪の山岳神社ですので、空気が凛然としていてきれいです。先を急ぐためにさらっとお詣りして山頂の本殿に向かいました。ここだけでお詣りして帰るのでもよいと思います。
今熊神社 遥拝殿(里宮) 稲荷神社
遥拝殿の隣には稲荷神社がありました。遠くから一礼して登山口に向かいました。
今熊山 登山口 (今熊神社 遥拝殿(里宮)横)
写真では見えませんが、登山路を通して、ところどころ、木から細かい粒子の雪が降ってきて、光がきらきらと反射してきれいでした。
今熊山 中腹 今熊神社本殿への木の鳥居
木を利用した鳥居がありました。
今熊山 中腹 トイレ
中腹にトイレがあり利用できます。中腹とはいっても頂上に近かったと思います。
今熊神社本殿 稲荷神社
本殿に近い参道にある稲荷社です。この稲荷社に寄らせていただいたのですが、稲荷社というより、本殿と同じく山岳神では思います。とても気持ちがよいです。
今熊神社本殿 入口 狛犬 7:59
今熊山頂上である今熊神社本殿入口です。狛犬が設置されていますが、右側(向かって左)の狛犬がこわれてありませんでした。
今熊神社本殿(今熊山 頂上のスペース)
頂上はかなり広いスペースでゆっくりできます。誰もいませんでした。
今熊神社本殿前の鳥居
今熊山頂上のスペースを本殿に向かって進むと本殿前の鳥居がありました。
今熊神社本殿
鳥居をくぐると本殿です。大変気持ちがよい山岳神社です。特に願掛け等はせず、こちらまで無事登れてお詣りさせていただいたお礼の参拝をしました。
今熊神社本殿 標識
今熊神社本殿の近くに立っているルート案内を見ると、こちらから金剛の滝に行けるようです。金剛の滝に行ってみたいと思いましたが、1.6kmも先にあるので、先を急ぐために断念しました。
今熊山~市道山方面
登山路には雪が積もっていました。踏み跡がない部分を歩くと、雪が少しきゅっきゅっといい音で鳴りました。
市道山分岐10:35
市道山には登らず先を急ぎましたが、後から考えると寄る時間はありました。
市道山~生藤山
鹿が樹皮を食べたのか、つるつるの木がありました。鹿が好物な木があるということです。
生藤山、三国山
藤野町15名山 生藤山13:18
生藤山の山頂です。990.3m。しょうとうさんと読むようです。ベンチが2つほどあり、昼食のカップ麺を食べている人が1つのベンチに2人いました。写真ではわかりませんがスペースもそそこそこありました。
休憩はせず、すぐに三国山に向かいました。
三国山13;24
三国山の山頂960mに到着です。山頂は少し開けていてベンチやテーブルがいくつかありました。見晴らしがよかったです。写真は撮り忘れました。(^△^;;)
三国山山頂の標識
目的地の軍刀利神社はこの近くのはずですが、具体的な行き方をスマホで調べたところ熊倉山方向でその途中にあることがわかりました。三国山13:30発。
軍刀利神社登拝((今熊山~生藤山~三国山~軍刀利神社 縦走2)へ続く
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