茨城の神社 神峰神社 里宮参拝ではハトが元気に舞っていました

令和元年(2019年)12月に神峰神社に2度参拝しました。神峰神社は茨城県の比較的北部に鎮座しています。鞍掛山麓のかみね公園に鎮座する里宮と、鞍掛山よりさらに山奥になる加峰山頂上の山宮(奥宮)があります。山宮のほうは加峰山神社とも言うようです。里宮、山宮ともに12月に2度登拝しました。

山宮に行くには登山(登拝)しか手段がありませんのでなかなか簡単ではありません。山宮から少し足を延ばすと御岩山(賀毘礼の峰)や御岩神社もありますので合わせて参拝してきました。

神峰神社山宮(奥宮)~御岩山(賀毘礼の峰)~御岩神社の登拝については別に書くとして、まずは神峰神社里宮の参拝記を書いておこうと思います。

神峰神社とは

神峰神社は少し大きな鎮守社クラスの規模だと思います。参拝者は時々地元の人が来られるくらいです。授与所は無人でしたが参拝者が呼べば家屋の奥から出てこられていました。
神峰神社はかみね公園という大きな公園の端に立地しています。かみね公園にはかみねレジャーランド(遊園地)やかみね動物園)、市民プール、ホリゾンかみね、吉田正音楽記念館などがあります。
参考リンク先:かみね公園オフィシャルホームページ

神峰神社は余り有名とは言えないと思うので、どのような神社かを神社庁サイトや神峰神社サイトにて調べてみました。

ご由緒

創立年代は不詳。神峰山頂に祠が祀られていたのが、数ヶ所遷座の後、再び元禄元年神峰山頂に遷座、現在地に遙拝殿として神峰神社里宮が造営されたとのことです。

ご祭神

伊邪那岐大神 伊邪那美大神 熊野櫲樟日大神(くまぬのくすひ)
熊野櫲樟日命は誓いの神

ご神徳

家内安全、縁結び、夫婦和合の神として信仰を集め、初宮詣の御参拝の方が多いとのことです。

神峰神社里宮の参拝

入口

入口は交通量が多い車道(国道6号線)に面しています。

階段を上った踊り場にある境内社の愛宕神社

さらに階段を上っている途中、右手にライオンの像がありました。

階段を上ると広いスペースがあり、奥には再び階段とその先には社殿が見えました。

この広いスペースでちょっとしたハプニングがありました。手水を終え、少し歩くと社殿の後方からはと(だと思います)がわさわさと一斉に青空に舞い上がりました。8~10羽くらいでした。鳩たちはとてもきれいに隊列を組み、青空を何度も旋回しています。
はとの群れというか軍隊のような隊列ですが、こんなにきれいに隊列を組んで飛ぶのを初めて見たので感嘆しました。ありがたい気持ちになりました。

飛び回っているので写真撮影は難しかったのですが、一応写真も撮りました。

神社上空のはと

お迎え?のはとの拡大写真

拝殿

拝殿のお詣りではとても濃い気で気持ちよかったです。神秘的なお詣りができました。人が来られないタイミングを見て、10分以上のお祈りをしました。
こちらのお祈りで気づいたことは、自分の未熟さと、物事はあくまで自分の程度の範囲までしか理解できない(自分が到達できていないレベル、理解できないレベルのことはわからない)、自分の尺度だけで考えてはいけないし当然謙虚に考える観点が必要ということです。
粘ってお祈りをしていたことで新たな成長のヒントが得られたように思いました。気づきをいただけた神峰神社の神さまに感謝です。度量の広い神さまという感じがしました。

境内風景

境内末社

境内社 稲荷神社

境内風景

境内から市街地方面

近所の遊園地

以上で日立市総鎮守の神峰神社の1回目の参拝は終わりです。
2回目の参拝のときの写真は、1枚だけ載せておきます。茅の輪が出ていました。

拝殿 年越の茅の輪くぐり

 

かみね公園

神峰神社里宮はかみね公園の端にありますので里宮参拝後、次の目的地である鞍掛山、羽黒山、神峰山、神峰神社山宮、御岩山、御岩神社などに向けて登山口までかみね公園を歩きました。

かねみ公園からの日立市街地眺望

かみね公園 展望台

かみね公園 展望台からの眺望

かみね公園 展望台 南京錠群

かみね公園の展望台にはたくさんの南京錠などの錠前、鍵がぶら下がっていました。理由を想像するにカップルの関係が強くなるような願掛けかジンクスのようなものでしょう。