丹沢 大山詣 3つの登山ルートで登拝
丹沢の大山に昨年(令和6年11月)に2回と、今年(令和7年)も2月に登拝(登山)していますのでまとめて投稿したいと思います。
昨年の登拝では、1回目でとても楽しい気分になったので、同月にもう一度登拝しています。そして、今年もまた登拝したい気持ちになったので行ってみました。
目次 |
登山ルート
次の3つの登山ルートを利用しました。また、下山時の1ルートをあわせると合計4ルートとなります。
令和6年11月上旬
ケーブルカーを利用したあと、2番目に人が多い見晴台経由で関東ふれあいの道から登り、イタツミ尾根、ヤビツ峠方面経由、蓑毛に下山しました。
令和6年11月下旬
ちょっと変わったルートで登ろうと思い、マイナールートの地獄沢橋付近の登山口から大山北尾根にて登り、イタツミ尾根、ヤビツ峠方面経由、蓑毛に下山しました。
令和7年2月
ケーブルカーを利用したあと、一番人気の表参道を登り、イタツミ尾根、ヤビツ峠方面経由、蓑毛に下山しました。
各登山ルートの地図については、下記サイトから検索して参照できると思います。
ヤマケイオンライン
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令和6年11月上旬の大山登拝(関東ふれあいの道)
大山阿夫利神社下社
まずはケーブルカーを利用し、下社を参拝しました。
大山阿夫利神社 下社
賑わいがありました。いつも気持ちがよいところです。
下社参拝のあと、少し階段を下ると見晴台方面の登山口があり、そこから見晴台方面へ進みました。
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二重滝
下社から見晴台への途中には二重滝があり、そこにお社もありました(お社の写真はなし)。
二重滝のあたりから試してみたところ、山の神さまに拝礼ができました。(霊山であれば神さまを知覚できる任意の場所から参拝が可能と思われますので。)
その時点でもうかなり満足したのですけども、せっかく来たので山頂には向かうことにしました。
大山 二重滝
この日の水量はあまり多くなかったです。過去、寒い時期に水が全くなかった時もありました。雨量が多い時期や天候によっては水量はもっと迫力がでると思います。
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見晴台
大山阿夫利神社から大山に登る場合、最も一般的なルートは表参道になりますが、その次に人が多いと思われるのが見晴台経由のルートです。表参道と比べるとかなり人が少ないのは距離が長く時間がかかるからだと思います。
見晴台
見晴台は眺望以外に、テーブルといすが整備されているので休憩場所が確保できるというメリットがあります。晴れた日の休憩場所の快適さは大山で一番かもしれません。
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大山山頂
見晴台からはほどほどに険しい登山道を進んで、無事山頂に着きました。
大山山頂付近は相模灘、富士山など眺望があり、開放的です。
大山山頂で少し休憩したあと、下山は表参道から分岐するイタツミ尾根、ヤビツ峠方面のルートを進みました。
上の写真は表参道の山頂近くから分岐してヤビツ峠に下る登山道からの撮影だったと思います。
ヤビツ峠へ下る登山道は、雰囲気が好きでよく利用しています。この日も表参道から分岐してすぐにある木道区間あたりを歩いているとき、とても楽しい気分になりました。過去、その後を通しても例がないほど、楽しい気分に浸りました。なぜ楽しい気分になったか自分でも理由がわからないですが、久しぶりに大山に来て木道を通った楽しさはあったと思います。
木道区間の写真については、下の方に別の日に撮ったものを掲載しています。
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春獄湧水
ヤビツ峠レストハウスの前の分岐で蓑毛に向かい、蓑毛近くで川に出たとき、春獄湧水がありました。
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令和6年11月下旬の大山登拝(大山北尾根)
11月下旬の登拝では、ヤビツ峠から出発し、登山口である地獄沢谷に向かうと、途中車道沿いにある護摩屋敷の水に到着しました。ここに立寄るために舗装路である車道を歩きました。
護摩屋敷の水
護摩屋敷の水
いい水だそうです。これから登山するので、水を飲むのは控えました。
秦野観光協会の紹介サイトによれば、次のとおりです。
護摩屋敷とは、山伏がヌルデの木などを焚いて修行をするところ。
昔、修行に訪れた僧たちが、ここの水で身を清めたと伝えられることから、この名前がつきました。京浜地区から水を汲みに来る人がいるほど評判で、水汲み場から人の姿が絶えることはありません。
護摩屋敷の水付近には、簡易トイレがありました。
2ヶ所目、護摩屋敷の湧水
護摩屋敷の水は、少し離れた場所にも2箇所目がありました。
名水を利用した喫茶
護摩屋敷の水付近には名水きまぐれ喫茶という喫茶店がありました、たまたまかもしれませんが営業されているようで、朝でもお客さんらしき人が結構入っていました。
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地獄沢橋~大山北尾根~大山
護摩屋敷の水から車道をしばらく歩き、地獄沢橋から登山道に入りました。
地獄沢橋から大山北尾根経由の大山への登山道は、ひっそりとしていて、誰もいませんでした。よく言えば静かに登れ、他の人に煩わされない、悪くいえばさびしい感じです。
地獄沢橋の地獄とはどういう由来なのか気になりましたが、地獄沢自体を歩いてみたらわかるかもしれません。登山道は沢沿いではなかったです。
山道の道筋は概ねしっかりあり、多少不明瞭なところがあったかもしれませんが、尾根筋主体の登りですから、リボンや周囲を観察しながら歩いたら迷うようなことはありませんでした。
野鳥の群れと遭遇
山頂付近のちょっと下でコガラなどの野鳥の大きな群れと遭遇してとても気持ちよかったです。すぐ頭のそばを何回も野鳥が行きかい、小鳥でも羽の音の迫力がありました。こんな経験は初めてです。
山頂付近にはネットあり
大山山頂エリアに入るときにネットがはってあり、脚立で乗り越えていくようになっていました。
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ヤビツ峠への登山道
大山山頂で軽食を食べ、下山することにしました。下山は表参道から分岐するイタツミ尾根、ヤビツ峠方面のルートを進みました。
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春獄湧水
ヤビツ峠付近経由蓑毛付近まで下山すると、川沿いに春獄湧水があります。
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令和7年2月の大山登拝(表参道)
令和7年2月の大山登拝では、ケーブルカーを利用し、最も一般的なルートである表参道を登り、下りはヤビツ峠方面蓑毛に抜けました。
まずは下社を参拝しました。
大山阿夫利神社下社
下社付近はいつも人がたくさんいるのですけども、上の写真ではたまたま人がいないタイミングができました。
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表参道
表参道
登山道の終盤に差し掛かったころ、この日は上の写真のあたりで山の神さまへの参拝ができるようになりました。それまでの登山道では意識をこらしても山の神さまを知覚できませんでした。このあたりからはずっと山の神さまのエネルギーを感じながらの登山となり、とても幸せな気持ちになりました。表参道は山の神さまの恩寵を一番得やすいのではないかと思います。
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大山山頂 奥の院
大山山頂 奥の院
奥の院で改めて参拝しました。この日は奥の院での参拝が有効でした。こちらでも山の神さまへの参拝ができました。
山頂風景
山頂はそこそこにぎわっていますが、2月ということで、他の季節から比べると少なめでした。
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ヤビツ峠方面への登山道
登山道 眺望 丹沢山、塔ノ岳系の山々(だと思います)方面
全般的に天気はよかったですが、このあたりで少し雪がちらつきました。対面の丹沢方面も雪かもしれません。
これで大山詣での投稿はおしまいです。大山に登るのは手軽で山の神さまもおられる霊山ですので、これからも時々登拝していくつもりです。