しまなみ海道バス旅

大山祇神社にお詣りした際、しまなみ海道を高速バスで移動しました。
しまなみライナーというバスだったと思います。ちょっとおしゃれで、景色がよさそうな名前です。
高速バスなので、全席二人掛けのシートでした。
往きのバスは、がらがらでしたが、帰りの大三島から乗ったバス(今治発福山行き)は座席の半分くらいが埋まっていました。
殆どの二人席に一人ずつ座っている状態でした。
奇妙なことにほぼ全員の乗客が二人席の空いている方の席に荷物とか小物をおいていました。
わたしはバスに乗り込んだ時、何も置いていない席を求めてさまよいました。
誰も荷物は片付けようとせず、隣に座らせないぞという乗客の方の強い意思を感じました。(苦笑)
誰か一人くらいあけてくれてもよいのではと思いつつ、男性が隣から足を大きく開いてはみ出してはいるものの、荷物がない席を見つけてすわることができました。
やれやれです。
よく考えてみると、隣に座らせないぞと頑張っている乗客は、過去の自分自身だと思いました。( ̄ー ̄;
今はそんなことはしないように努めていますが、他の人の邪魔にならないよう気をつけなければと改めて思いました。

バスは進み、途中のバス停から島の方が次々に乗ってこられます。
島の方たちは、まごつくことなく、次々に「ここよろしいですか」ときっぱりと声をかけ、荷物をどかせて座っていました。
「ここいいですか」とびしっと言う島の方の迷いのなさが、心地よかったです。

以下は、しまなみバス旅で乗り換えたときにとった写真です。

多々羅大橋と生口島