久留米神社旅 高良大社奥宮登拝、高良山

このページのタイトル奥宮登拝としました。登拝はちょっと大げさかなとも思いましたが一応山道通ったので。

高良大社を参拝、眺望を楽しんだ後、時間も余りかけられないのですぐに奥宮に向かいました。奥宮への道がわからなかったので社殿後方の道を適当に進みましたが、無事到達できました。

下の写真の社殿左後方の登り坂の山道を通って奥宮に向かいました。

上の写真の登り坂を登ると、社殿の裏の高台のようなところに出ました。(下の写真)

植林か何かをしているようでした。この付近で2、3組の年配のハイカーの方に遭遇しました。皆さんきちんとした身なりで、いかにもトレッキングか登山風の服装でした。私は普段着だったのでちょっと浮いている風でした。

ハイカーたちは鬱蒼とした木々が茂る登り坂の山道に消えていきました。ついていけば奥宮に行けるかもと思い、ハイカーが進んでいった山道を辿りました。

ハイカーたちを抜きにかかるか迷いましたが、変に注目を浴びるのも気持ちよくないので、ゆっくりと進みました。すると思ったよりハイカーたちの足取りは速くあっという間に姿が見えなくなりました。ハイカーじゃなくトレランだったのかな。タイツにゲイター、半ズボンの人もいたし。

鳳山

暫く登り坂となり、あっという間に鳳山という山頂に出ました。

標高276mでした。

鳳山からの眺望です。

鳳山頂を過ぎると椿の登山道でした。

非常に歩きやすい道のりでしたが、すぐに山道は終わり、車道にでました。

少し残念なようなほっとしたような心持ちですが、他にルートもないのでこの道を進みました。

奥宮

車道を暫く歩くと奥宮の入口でした。ちょっとあっけないです。山道をいかずとも高良大社から車道を歩いても辿りつけたということです。

この付近に若干の駐車スペースがあり、車が停まっていたので、車でも来れるようです。とても風格のある鳥居です。さあ、どんなところなのか鳥居をくぐるときはわくわくします。少し精神統一でもして自分にもったいつけてから入ってもよいだろうと思います。

鳥居をくぐった奥宮への参道です。

参道は下りでした。まだ感想はありません。

すぐに二の鳥居がありました。

この二の鳥居をくぐった参道は特別でした。参道を歩くと木立の上部から強い気が降り注いできます。極めて印象的な参道でした。まるで天狗などがいるにふさわしいような雰囲気です。

参道を進むと正面に奥宮がありました。

奥宮の社殿です。

ろうそくがゆらゆらとしていたのが印象的でした。修験のお宮のようでした。いかにも奥宮だ~という威厳たっぷりです。

社殿左手には霊水が湧いていました。

お水取りができて、汲んでいる人がいました。ハイカー、トレランの方にとってもよい水場になるだろうと思います。奥宮の横を通った先が、高良山への登山道になります。

私も水をごくんと飲んでみました。味は時間の経過によって忘れてしまったのですが、いい味で美味しかったのは記憶しています。よい波動の水でしたので、汲んで帰って帰宅後も役立ちました。

奥宮付近の祠です。

階段の上にあったので近寄りまでんでしたが、お詣りする人がついているような整備のされ方でした。

奥宮社殿の奥にあるご神体と思われる宝塔です。

奥宮でお詣りするとものすごく強い気で忘れがたい体験になりました。胸の中心がぽっかりと穴があき、エネルギーが流れ込んでくるような気感でした。高良大社社殿のご祭神とは全く気の性質が異なりますが、それぞれに素晴らしかったです。高良大社の方はいかにも神道のご祭神という感じで光の清らかさでした。奥宮は修験の神のような仏のような重々しい気でした。奥宮は物見湯算の場所ではなく、本当に信仰心がある人が来るような場の雰囲気でした。

奥宮はある時期から毘沙門天として信仰されていたそうです。

高良大社奥宮(奥の院)については、入口に次のような内容の説明書きがありました。

  • 古くは武内宿禰の葬所(高良山信仰の原点)だった。

  • 白鳳7年(678)開山隆慶上人が、毘沙門道を開山、毘沙門天を祀った。霊水も出た。

  • 中世末の記録では戒壇があった。現存の石積みの壇を指すものと思われる。壇上の石造宝塔は室町時代のもの。

  • 毘沙門道は神仏分離により水分神社と改称。

高良山

奥宮参拝後、折角なので高良山にも登ってきました。山道の階段があったりですがそれほど苦労せずに登れました。ただ、山道の階段の途中で年配の女性が息もたえだえで立ち往生されていたので日ごろ運動不足の方は厳しいと思います。

高良山の杜

高良山・奥宮と高良大社を結ぶハイキング道です。

高良山に登った後、再度奥宮を詣り、高良大社に戻りました。戻ったときに奥宮への道案内の看板がある入口を高良大社境内に発見しました。奥宮への参道は、社殿向かって右に進み駐車場にありました。下の写真が奥宮入口です。この道をいくと比較的平坦で車道にも出ず、鳳山にも登らずにすむと思います。

 


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