宇佐神宮奥宮 御許山 大元神社を登拝
宇佐神宮の参拝に続いて6月中旬の同日、奥宮の大元神社を参拝しました。大元神社は、宇佐神宮から4km程度南東の御許山にあります。大元の読みはおもとです。御許山もおもとさんです。
大元神社のことは3年前に九州の山岳神社を調べていた時にたまたまGoogleMapで知りました。最近改めてネットで(GoogleMapで)写真を見てみたら、写真からこの神社の波動が溢れ出すように伝わってきました。すごく強い波動が自分の体をおおってきたためすごいところだと気づきました。思わずネット経由での拝礼をしました。
そういう経緯で宇佐神宮を参拝する際は、必ず大元神社を参拝しなければと思っていましたが、行き方を調べてみるとなかなか簡単ではありません。以下、アクセスについて調べてみた結果です。
大元神社(御許山)へのアクセス
・宇佐神宮からおもと古道をいき、徒歩120分(内、登山道は約60分)
・JR西屋敷駅から徒歩80分
・正覚寺側登山道入口まで車で行き、徒歩約30分
・鳴川方面からの登山道もあり
・神社近くまでタクシー+徒歩10分
いろいろ考えましたが、宇佐神宮から歩いていくのが一番自然でよいだろうと思い、実際そうしました。私自身はしんどくなく歩けましたが、暑い時期では恐らく一般の人にはそれなりに根性がいるルートだろうと思います。
大尾神社~おもと古道
宇佐神宮の大尾神社発のおもと古道
この道を行っているときは、なかなか快適だったのが、この後、大変な障壁が立ちふさがりました。
おもと古道の笹薮
この写真は笹薮の道を通過したあと、振り返った写真です。この笹やぶこぎが相当なストレスでした。ダニにつかれたらたまらないので、両手に木の枝を持ち、ダニを叩き落とすために、両側の笹薮をたたきながら歩きました。今回の行程では最大の難所でしたが、距離はそれほど長くないのが救いです。
おもと古道の六地蔵
古道らしい写真でもと思い、撮影しました。
この写真のような林道がかなり長く続きました。この林道も結構な難所でした。道が険しいとかそういうことでなく、虫の襲来を受けるためです。数匹の虫の集団がまわりをウヮンウヮン飛び回り相当不快です。虫を避けるため、ほぼ小走りで突っ切りました。虫にたかられるけど歩くのか、走るけど虫にたかられないのかで比べると明らかに後者がまさると思います。ランニングは時間の短縮と虫からの忌避とで一石二鳥ですが、汗の吹き出しと水の消費は覚悟しておく必要があります。タオルとペットボトルの水2本を準備しておいてよかったです。帽子と頭からかぶるバグネット(虫除けネット)を持っていれば歩いても大丈夫だろうと思います。それでも頭の周りをうわんうわんうなる虫の音は不快でしょうが・・・。
御許山登山道
旧手水鉢。
手水鉢をすぎた頃からの登山道はより鬱蒼とした杜の中になり、ひんやりとした空気で雰囲気が違っていました。山の中の道では虫が少なくなります。
苔むした階段の参道。仙人でもひょっこり姿を現しそうな幽玄さでした。
昔は何かの建物があったと思われる石垣がくずれ苔むしているさま。廃れた感ではなく、趣がある風景になっていました。過去、このあたりにはお寺があったようで、寺や僧坊の名残りなのかもしれません。なお、その他今はもう使われていない神社の社務所の廃墟のような建物もありました。トイレなんかもありました。
水が浸み出しているところもありました。
山奥にぽつんといても、心安らぐ気持ちになる場所でした。
最後の登りとなる階段です。
階段を上りきると平らな参道になりました。
大元神社、大元八坂神社
この中に入ると、聖地中の聖地でした。山の神を祀る特別な空間です。このような場所を体験できて今回の宇佐詣では最高によかったです。たどり着くのにそれなりの苦労はありましたが、ここで拝礼できたことの喜び、有難い気持ちで軽く報われました。山道を登ることも人によってはかえってありがたいと感じるでしょう。
大元神社は伊勢の波動とも出雲の波動とも少し違い、これが宇佐(大元)の波動なんだーと特徴づけられるような清浄な波動でした。この波動を覚えておこうと思いました。
御許山は比売大神が降臨された地とされています。比売大神(ひめ)は宇佐神宮二之御殿のご祭神とされていますし、大元神社と宇佐神宮の参道や菱形池の波動は相通じるものがあるようです。宇佐神宮上宮のご祭神と大元神社のご祭神の波動はかなり違いましたが、そういうことはよくあると思います。
拝殿の前にたつと、御許山のご祭神の力による清浄な波動が体をおおいました。ざーっと体を流れる波動により、圧倒的な存在感でした。自宅のパソコンから味わった感動的な波動そのものでした。
拝殿に昇殿して少しお詣りし祝詞をあげました。床にはほこりはたまっておりませんでしたのでお手入れされていると思います。すぐにブヨ?ブト?ブユ?のような虫がやってきて、指をかまれそうになったのでひるみ、余り長居はしませんでした。ブヨ?ブト?ブユ?がいなければ瞑想でもしたいところですが・・・。
拝殿の奥には鳥居があり、足を踏み入れることはできない場所でした。とんでもなく神聖な雰囲気でした。
頂上には巨石が3つあり、縄文時代には信仰を受けていたそうです。
大元神社の背後には、もう一つ大元八坂神社がありました。
見るからに期待できそうなたたずまいの鳥居とその奥に続く参道の雰囲気でした。
この大元八坂神社の雰囲気も特別な聖地感がありました。大元神社の一部かと思っていて何となく進んでいると、違うご祭神の神社でした。
下の写真を見ているだけでも、神社の雰囲気がある程度伝わるかもしれません。じっくり見ていただければと思います。
お宮の前でお詣りすると自分の額だけ別世界になったように、特に額まわりに強い神気を受けました。すばらしい気のプレゼントで、衝撃的でした。こちらでは一つ願掛けをしてみました。もしかなったら、遠いところですがお礼にこないといけないのかなと今思っています。
参拝写真おわりです。
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