日光表連山 大真名子山、小真名子山を登拝2
大真名子山の続きです。大真名子山登山の感想ですが、登山道は険しいものの距離が短いのでそれほどきつくはありませんでした。登山者は少ないかなと予想していましたが、意外に5~6人遭遇しました。男性オンリーでした。太郎山、大真名子山、小真名子山は登山者が少なく男性のみ、男体山、女峰山は比較的登山者が多く、女性も多いという分布です。知名度、不便さもありますが、太郎山、大真名子山は入口に笹薮があるので影響しているのかもしれません。
昼食とサプリメント
昼食について忘れていましたが、大真名子山の頂上で昼食のおにぎり1個たべました。私は登山になるとどうも食欲がわきません。登る前は食欲があるので何かお腹にいれておきますが、登山中の昼食は精々おにぎり1個程度です。その代わりということでもないですが、バテ防止のためにサプリメントを飲むようにしています。私がよく飲むのはL-グルタミンとビタミンなどです。そのお陰かスタミナ切れになったことはありません。アミノ酸サプリでも、アミノバイタル、VAAMなどは人工甘味料を使用しているので、飲まないようにしています。グルタミンは体内のアミノ酸プールの中でも最も重要な成分で、疲労回復、免疫賦活、スタミナ増強、カタボリック(筋肉分解)対策などに効果があります。サプリメントは、登山前日からいろいろと飲んでいますので、また機会があれば触れたいと思います。
小真名子山登山
大真名子山からタカノ巣(鷹の巣)まで下山後、すぐに小真名子山の登山にとりかかりました。
鷹の巣にはこじんまりした平地がありすごしやすそうな場所でした。
小真名子山の登山道の写真はこの一枚だけです。急登が続き写真を撮る精神的な余裕がなかったためです。集中していたのもあると思います。正直なところ、日光三険の大真名子山より小真名子山の登りの方が難しく感じました。あと、大真名子山から一旦下りてまた登ることでまた登りか~、あと何m登るのだろう、400mくらいは登らないとだめかな、果たして登り切れるのだろうかというような思いがよぎりました。(帰宅後、調べたら220m弱で大したことがなかったです。)しかし、着実に一歩一歩地道に登ろうと気持ちを切り替えました。大真名子山と同じくゆっくりゆっくり登りました。
小真名子山の登りは急坂な上、登山道がときどきわかりづらく2回ほどコースを外れてしまいました。その都度冷静に周囲の地形を分析することで、少し移動したりしながら、コースに戻ることができました。慎重にコースを見極めて登れば大丈夫だと思います。
小真名子山 頂上
頂上につき、ほっとしました。先が見えた思いです。頂上では少しスペースがあり休憩もできるだろうと思います。眺望もあると思いますが、ガスで見通しはあまりよくありませんでした。
日光二荒山神社が管理する小真名子山神社。気持ちよく神聖なお詣りができました。
女峰山側(だと思います)はガスっていて、何も見えませんでした。
小真名子山 下山
小真名子山の下山開始 14:45発
下山中、砂地に石がごろごろしている場所を通過。
ガスに囲まれてしまいました。
ガレ場の後、鎖場などの険しい登山道になりました。
小真名子山中腹から帝釈山の眺望
小真名子山の下りは、ガレ場の下りが延々と続いたのでゆっくりゆっくり下りました。ずるずるすべりやすいのでスピードを出せません。落石注意でした。
この富士見峠で登山道部分は終了。小真名子山と帝釈山の間の落ち着いた雰囲気の場所でした。木が少なく、雑草や笹なども茂っていない、かといって林道っぽくもない不思議な感じでした。大真名子山、小真名子山の中間点のタカノ巣とともに富士見峠は下山したのに山奥感がしました。この写真尾富士見峠の行き先表示の下には木の御札がたくさんおかれていました。
登山道なのか林道なのかはっきりしない道だが、石がでこぼこ過ぎて車両が通るのは無理だと思いました。
ガスがかかっていて、暑くなくて助かりました。
大真名子山登山開始地点の志津峠までやっと戻れました。ここまで来たらやれやれです。林道が長く、忍耐力が必要でした。この先も元来た光徳方面に暫く歩き続けて今回の行程は無事終わりました。
大真名子山、小真名子山のまとめ
最後に大真名子山、小真名子山の登山を総括すると、今回の登山はガスが多くて暑さ的には救われましたが、眺望が余りよくなかったです。つぎまた行くとしたら雪が少しくらいある時期で眺望がよい日に当たればなと思います。大真名子山、小真名子山の山道と長い林道を歩き通せたおかげで、次回女峰山に登っても大丈夫だという気持ちがおき、女峰山が身近に感じるようになったので、実りある登山行でした。
大真名子山、小真名子山の山道はきつかったので、登山の翌日起床したときには臀部の筋肉痛になりました。登山コースは、林道が長く登山道は比較的短いものの、急登で変化に富んでいて面白かったです。霊山の雰囲気が強くていかにも修験の山というのもよかったです、頂上はそれほど広くはないもののある程度開けていて周囲の山を展望できました。
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