風光明媚な海の神社 潮と木の清香がかおる葉山の森戸神社(森戸大明神)参拝

8月の上旬に湘南、葉山の森戸神社に行ってみました。この日は鎌倉の神社巡りをした後、最後に森戸神社を訪れました。森戸神社に行こうと思った動機ですが、何となく海の神社に行ってみたいという気持ちになったためです。関東ってあんまり海の神社ないんだよねーと思いながら、きれいな景色のところに行きたかったので、房総か三浦半島かなと思いました。房総は遠いし三浦半島の神社は何度もGoogleMapで探したことがあり、大体頭に入っていたのでイメージに合う神社を探すのは望み薄かなと思っていました。それでも何か新しい発見がないか念のため見直しをしてみたところ、森戸神社(森戸大名神)を見つけました。写真で見ると風光明媚な場所ですし、神社の雰囲気もよさそうでしたので行ってみたところ、完全に自分の希望イメージ通りというよりそれ以上の神社でした。
(^ ー^) とてもすばらしい神社ですので、遠くからでも行く価値があると思います。

神社の呼び名は、森戸大名神、森戸神社どちらでもよいようですが、森戸神社の方がすっきりしていてわたしの好みなので、以降、森戸神社を中心に使います。

インターネットでは、森戸神社についてインスタばえがすると書いてありました。日によっては、富士山が見えたりするそうです。

森戸神社へのアクセス

駐車場あり。参拝のみの短い間なら無料。夏季は半日や一日の駐車料金も設定されており、料金は日によって変動します。森戸神社のWebサイト参照。参拝のみでもじっくりお詣りしたり森戸海岸の方にも軽く散歩したいのなら駐車料金を払った方が時間を気にする必要がないが、結構高い。

バスの場合は、JR逗子駅または、京急新逗子駅からバス便がある。観光地で海水浴場があるため、夏休みなど繁忙期のバスは混み合う。といっても所要時間は15分程度。森戸神社のWebサイトに詳しい案内がある。

森戸神社は縁結び、良縁祈願で活況

森戸神社を参拝したのは、夏休みだったので結構繁盛していました。特に女性の参拝者が圧倒的に多かったです。やさしい雰囲気がある境内なので、縁結び目的の女性が多いのではないでしょうか。また、浄化による開運厄払いが多い他、子授け、安産は神社的には一押しのようです。授与所も営業しています。大変よい雰囲気の神社だったので授与品と森戸の清め塩を買って帰りました。すごくよい波動の授与品でした。

一応葉山の総鎮守という森戸神社ですが、葉山や森戸海水浴場には様々な方面からの来訪者があるので、地域の鎮守専門という感じではなく開放的な感じがしました。

鯛のおみくじが売っていて、どこかで見たことがあるなーと思い出してみたら、川越氷川神社でした。ちょうどその場にいた方とも、川越の氷川神社と同じかなーと話しがでました。川越氷川神社は縁結び押しの神社なので、その方たちもなかなかの神社フリーク(特に縁結びフリーク?)であるようでした。

 

森戸海岸、森戸川に面した清々しい境内

森戸神社は、森戸海岸の端の岬のような場所にあります。松やアクセントとなる岩や海岸線、きれいな色の橋、沖の岩場に設置されている鳥居、遠くは江ノ島や空気の状態がよければ富士山も望めるという景観がきれいです。参道の途中からは潮の香りや木の香りがとてもいい香りで、清々しいです。

参道と拝殿

海沿いの神社ではありますが、拝殿は海側に向かず陸地向きです。

社殿前の砲弾

拝殿遠近

見ただけでもよさそうな好きなタイプの拝殿です。潮の香りとなぜか木の香りが混じり、さっぱりしたとてもよい香りです。拝殿のお詣りも海のお宮らしい清らかさ。虹のイメージもありです。神聖でとてもよい印象です。

 

拝殿 横から

青空と松の木が映える拝殿です。

森戸川をはさんだ対岸の森戸海岸側から見る森戸神社の社殿

みそぎ橋

森戸神社と森戸海岸を渡すのが朱色が鮮やかなみそぎ橋です。

みそぎ橋から森戸海岸(森戸海水浴場)

森戸川とみそぎ橋

海岸の景観 森戸川河口(森戸神社横)

森戸海岸(森戸海水浴場)

9月の森戸神社の例大祭では、お神輿が海に入るそうです。

森戸神社の聖地、山王日吉社

山王日吉社は森戸神社社殿の後方、海と町を見下ろすような小高い場所にあります。山王日吉社は森戸神社の中ではもっとも聖なる場所であると思いました。しかし、不思議なことに森戸神社のWebサイトの境内案内図に、山王日吉社は(令和元年8月現在)掲載されていません。境内案内図は境内社や記念碑などについて一つ一つ細かくスポット説明をされているのに、山王日吉社に触れないのは引っかかります。

森戸神社のご由緒を見ると、源頼朝公が活承4年(1180年)三嶋大社のご分霊を元山王の社地であったこの景勝の地に祀ったとの記載でした。ですので元々この地には山王社があったととれます。つまり長い年月に亘り葉山の地を護ってこられた森戸の大神の元宮が山王日吉社ということだと思います。現地の案内説明板もないし、Webにも記載がないのは寂しいです。

山王日吉社から森戸海岸を望む 及び ビャクシン(飛柏槇)

山王日吉社 入口 鳥居

鳥居の左にある案内説明書きには、ビャクシンのことが書かれています。樹齢800年で、葉山町の天然記念物だそうです。

山王日吉社 参道

山王日吉社

ここは、森戸神社の奥宮みたいな位置取りでした。ビャクシン(飛柏槇)の神木があるこの祠でのお詣りは、森戸神社の参拝で最も印象に残りました。わたしには相性がよい感じで、美しい緑色の光と虹のイメージで感動しました。森戸の地を見下ろすこの場所は素晴らしい聖地だと思うのですが、そのような解説がないため、ここまで来る人は結構多いのに、手を合わせてない人が多かったです。ここに来たら真摯にお詣りするのがよいと思います。

ビャクシン?

三島明神から飛んで来たという意味で、飛柏槙というようです。

山王日吉社参道から見れる千貫松(せんがんまつ)

山王日吉社の麓の樹木

対岸の森戸海岸から山王日吉社を望む

 

名島(菜島)の鳥居など、景勝地の風景

海岸の景勝地

沖に灯台と赤い鳥居などが見えます。

名島(菜島)と鳥居

名島には赤い祠があり、オオワタツミ神(大綿津見)が祀られているそうです。名島(菜島)には手漕ぎボートを借りれば渡れるようです。

名島(菜島)と鳥居

海岸の景勝 江ノ島方面

海岸の景観 千貫松

 

参道は、白い石畳が日差しに映える

最後になりますが、森戸神社の入口と参道風景の写真です。

入口と社号標

のどかな雰囲気の鳥居ですが、実は後ろ側の道路は結構交通量が多いです。

参道の狛犬

参道

参道

海沿いっぽい樹木が両側にあり、雰囲気が盛り上がります。

手水舎

手水舎 水底

参道の境内社

以上で森戸神社の参拝はおわりです。



Amazon.co.jpアソシエイト & 楽天

Amazon

楽天