多摩川台公園の古墳群・国分寺崖線の立地、多摩川浅間神社は真夏でもさわやかでした

多摩川沿いの高台に建つ多摩川浅間神社に行ってみました。東急多摩川線の多摩川駅から遠いかなと思っていたのですが、実際は入口まで数分と近かったです。多摩川は田園調布の高級住宅街の一角で多摩川線だけでなく、東横線、目黒線も通っていてとても便利です。駐車場もありました。

多摩川浅間神社は以前から知っていたのですが、長らく足が向きませんでした。しかし、8月中旬のある日、多摩川浅間神社のことが頭に思い浮かび、行ってみたいと思えましたので、同じ大田区の神社である薭田神社を参拝した同日に回りました。

高台でちょっとした小山のような場所の上なのですが、古墳地帯ということでした。浅間神社古墳の上に立っているそうです。すぐ近くに墳丘長107.25メートルの亀甲山古墳もあるそうです。

また、国分寺崖線の南端の一帯に位置するそうです。国分寺崖線や多摩川台公園については次の通りです。

国分寺崖線
田園調布の東急多摩川線より西の地域は、国分寺崖線 ( がいせん ) と呼ばれる、国分寺市から続く崖線の南端です。国分寺崖線一帯は、東京都の景観計画において、景観基本軸として指定されています。東急線で多摩川を渡る時や、対岸の川崎市側から田園調布方面を眺めると、世田谷区方面から、崖線が続いてきている様子がよくわかります。

多摩川台公園
多摩川台公園には古墳や多摩川を見渡す眺望、広場、桜など、魅力がたくさんあります。公園内には古墳展示室もあるので、立ち寄ってみてください!」
(東京都大田区のサイトより)

多摩川浅間神社と古墳の関係については次の通りです。

神社の社殿は古墳の上に建てられています。
(東京都大田区のサイトより)

 

浅間神社古墳に建つ多摩川浅間神社

参拝の入口は階段になっていて、「大祓詞のくるま」という他では見たことがない神具的なものがありました。参道の階段を上ると開けた境内に到達します。境内横手には多摩川を見下ろす眺望もあり大変気持ちがよい神社でした。

参道・大祓詞のくるま

入口にある大祓詞のくるま


参拝前にこの大祓詞のくるまを鳴らすと気持ちがよいと思います。

参道途中の鳥居

参道の途中に駐車場のようなところがあり、さらに階段が続いていました。

白糸の滝

参道の白糸の滝

何の水が流れているのか不明ですが、ちょろちょろとした水流が落下しておりました。平成30年の元旦・・・ということは昨年の2018年に奉納されています。

小御岳石尊 大天狗 小天狗

小御岳(小御嶽)とは、現在の富士山になる前にあった山になります。五合目(標高2300m)には小御嶽の頭部が出ていて小御嶽神社が鎮座しています。五合目付近は、天狗の庭と呼ばれ天狗の領域だったそうです。ということは、山麓から小御岳火山山頂の五合目まで登拝(登山)するのも面白そうです。

参考リンク先:富士の国やまなし 冨士山小御嶽神社
参考リンク先:Wikipedia富士山の噴火史

参道の鳥居

参道の上から

参道の階段を上ることで、ちょっとした登山の雰囲気が味わえました。巨大な富士塚のようでもあります。参道や境内にはところどころ溶岩っぽい岩が目に付きました。溶岩はどこかで購入するものなのでしょうか。

多摩浅間神社の境内

境内 拝殿

拝殿

拝殿でお詣りをしますと、まずは水のイメージがわき、暑い日だったので助かりました。イメージの中で竹樋に流れる清水を体にかぶりましたので、清めにもなり気持ちよかったです。そのほか、この神社でも光のエネルギーによるとても美しい心象風景のお祈りができました。風もさぁーっと吹くようなとても清らかな雰囲気の神社です。

社殿の横や境内を歩いていると、頭頂からどんどんエネルギーが入ってきました。頭頂部分がとても活性化しました。人によって感じ方はいろいろだと思いますが、体の気の流れを活性化させてくれるご利益がありました。どんどん体に気がみなぎっていく感じです。

本殿の横

本殿

浅間造、3階建てとのことです。

手水舎

手水舎

手水舎の石も溶岩っぽいです。

境内社

境内社を撮影させていただきました。

多摩川の眺望

浅間神社境内の横手にコンクリートのスペースがあり、そこから多摩川など周囲の眺望がありました。当日は暑かったので長くはいられなかったですが、春秋などは人気の場所になるでしょう。社務所があるのですが、その屋上に上ったらもっと眺望がよいと思います。

 



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