雄大な九重連山(九重山)登拝2 星生山と眺望写真

九重連山の登拝記の続きです。前回投稿で沓掛山から扇ヶ鼻まで書きました。あとは、星生山、久住山、天狗ヶ城、中岳、北千里浜、法華院温泉等になるのですが、写真が多くなるので今回星生山のみで投稿しています。

星生山 登山道登り

星生山 登山口付近の登山道

登山口を示す道標はなかったと記憶していますが、GPSと一致していたので登山道がわかりました。GPS地図は今回、YAMAPを使いました。使いやすくて有難かったです。YAMAPには今回お世話になったので、今後登山保険を使うなどしていきたいと思います。

星生山の登山道のブッシュ

一部人の背丈くらいある藪に囲まれた登山道でした。藪は苦手です。秋だからまだよいですが、虫がでたら困るので夏場は通りたくない箇所です。

星生山の登山道と池

登山道は、中腹くらいから見下ろした写真です。細かったり、そこそこ傾斜がある登山道部分がありました。麓には池が点在していました。

登山途中(稜線近く)の風景

 

星生山

山頂

星生山の山頂に到着。そこそこ楽しめた登山でした。登り標高差はそれほどなかったので、きつくはなかったです。むしろ稜線の岩稜歩きの登り下りのほうが難しかったです。眺望もよいし雰囲気もとても気持ちよい山頂でした。ある程度開けていて休憩にも適しています。人は数人いましたが、久住山と比べると静かで過ごしやすかったです。

山頂付近から扇ヶ鼻と池

山頂付近から天狗ヶ城や大船山?(不確かです)

扇ヶ鼻と遠くに阿蘇山

山頂や稜線からはどちらを見ても美しい眺望でした。美しいというのはすばらしいことですが、なぜ、この光景をわたしは見る視力というものを備えているのか不思議です。また、なぜこの眺望を見てわたしは美しいと感じるのでしょうか。これもまた不思議です。
それ以外にも、なぜ雄大で美しいと知覚できる風景が存在するのか、なぜわたしは美しい風景を見る機会を得られる人間なのかなど、不思議に思う疑問がたくさんわいてきます。そもそもなぜわたしは存在するのかというところも不思議なのですが・・・。(^∀^;)
このようなことを思索できるのも人間だからでしょう。さまざまな体験を通して感性を磨き、新たな気づき、発想、思考の獲得や、人間としての成長につなげていきたいです。

星生山の岩稜歩き

星生山の登山の特徴は尾根歩きが長くなるというところです。眺望がよいので楽しいです。

星生山の稜線

星生山の尾根歩き

稜線の岩

山頂でお祈りをするのを忘れていて、しばらく岩稜歩きをしてから山への拝礼をしていないことに気づき、あわてて拝礼をしました。沓掛山でつながった山の神さまはこちらにおられました。ということは星生山の神さまだったということでしょうか。過去、天台宗の修行の山がこの星生山であった理由でもあると思います。

星生山は修行の山だけあって、山の難易度は九重の山でわたしが登った中では最も高いと思います。特に稜線歩きは、お子さんなどのファミリー登山には不向きでした。岩のアップダウンである程度運動神経は必要だと思います。わたしが登山時も実をいうと少しだけひやりとした箇所がありました。というのは、岩から下りるときに背中のザックが頭の方にずりゅっと動いて体の重心のとり方が狂いそうになったことがあったからです。背中のリュックが頭に移動しないよう位置に気をつけていれば大丈夫だと思います。

稜線の岩登り

稜線からの硫黄山、三俣山方面

星生山は、くじゅう地区の火山制御という意味でも重要な位置取りの山です。すぐ近くに活火山の硫黄山があります。このように噴煙?蒸気?が上がっている活火山が近くにある登山道はなかなかないのではないでしょうか。硫黄のにおいが強くなります。星生山だけでなく、久住山など一帯の山で風向きによっては硫黄のにおいがします。硫黄山の先に三俣山があり、物理的には続いていて歩けそうに見えますが、現在硫黄山付近は立入禁止になっているようです。

稜線からの山々

稜線から前方に迫力ある山の風景が広がっています。

有名な稜線の岩のトンネル

岩のトンネル

登山道から久住分かれ方面を見下ろして

登山道下り途中の大岩

カラスが出現

カラスが出現ズーム

下山に入ったころ、からすが現れました。挨拶してくれたのでしょうか。(^ ー^)

久住分かれ

星生山を下山し、久住分かれに着きました。久住分かれは、文字通り、久住山に向かうか他の山や地域に向かうかの分岐になります。大きな広場になっていました。

星生山は、登山口から久住分かれまで、ゆっくり歩いて110分ほど(休憩はおにぎりを食べた程度)でした。比較的手頃な時間で登れるいい山でした。

久住分かれ

避難小屋とトイレ

今回の投稿はここまでです。次回は、久住山、天狗ヶ城、中岳などの写真を中心にUPしたいと思います。



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