けやきに囲まれた緑豊かな平塚八景、相模国六社の前鳥神社を参拝

1月に江島神社を参拝した同じ日に平塚の神社である前鳥神社に参拝していました。地方の鎮守社よりは大きめの神社でした。この前鳥神社のことを知ったのは相模国の四宮(四之宮)ということからです。平塚の中心街からも少し離れた、少し前までは農地が多かったような雰囲気を残す田舎っぽい住宅地にある神社でした。立地は相模川に近いです。寒川神社とも近く自動車ルートで4.1km、徒歩ルートで3.8kmです。
平塚の地元の方の信仰が厚いようで参拝者は途切れず次々に来られていました。ご朱印や授与所もありました。

前鳥神社とは・・・

相模国六社の1社です。前鳥神社はさきとり神社です。神社の扁額には左喜登利神社の文字もあったので、前鳥という字も当て字の一種のようです。

ご神徳

古くより修学の神、学問の神、就職の神として広く尊崇されています。(前鳥神社のWebサイトより)

創建

創建時期は不詳ですが、創建に関する記述としては次の通り延喜式の神名帳にのっている古社です。
「四之宮の地名は、平安時代にはじまっています。中略、延喜年間 (901~922) 、『延喜式』が撰せられ、全國の著名神社が収録され、相模國の十三座が神名帳に登載されました。当神社はそれに「前鳥神社」としるされています。このときから社号を「埼取」「前鳥」「前取」あるいは「左喜登利」などといろいろにもちいてきました」(神奈川県神社庁Webサイトより)

相模六社

相模国六社めぐりという神社めぐりの企画があります。次の神社となっています。
一之宮 寒川神社
二之宮 川勾神社
三之宮 比々多神社
四之宮 前鳥神社
平塚八幡宮(1国1社の八幡宮・五之宮格)
総社 六所神社
(六所神社のWebサイトより)

この内、平塚八幡宮が五之宮格となっておりますが、相模国五之宮は有鹿神社(あるかじんじゃ)であるためです。なぜ実際の五之宮ではなく平塚八幡宮が六社入りを果たしているのかは、相模国府祭(さがみこうのまち)というお祭りが平安時代から一之宮~四之宮、平塚八幡宮と総社六所神社で行われてきたからのようです。

参考リンク先:相模六社巡り(六所神社)

参拝写真

前鳥神社 入口

鳥居に向かって左手に駐車場はあります。

前鳥神社の参道

参道を50mほど歩くと二の鳥居に行き着きます。

二の鳥居

この鳥居から先が本格的な境内という様相です。向かって右手にさきとり幼稚園を経営されています。


鐘がありました。戦争で没収されなかったのかと思ったら、御鎮座1600年祭で復元された勧学の鐘とのことです。御鎮座1600年祭は昭和43年1968年だそうです。

参道

参道はある程度の長さがあり印象的でした。神社のエネルギーにより額がとても活性化したからです。ずぃずぃとエネルギーが額に入ってきました。通常額が活性化すると言えば眉間の辺り(アジーナ)が多いと思いますがここでは眉間ではない位置の額(上部の額辺り?)でした。だから何なの(So what? and ?)と言われたら別に~(Nothing・・・)となってしまいますが、(^∀^;) 相当数ある体のエネルギーポイントの一つが活性化したということですからご利益だととらえることができます。

参道の神木 大欅

参道の祖霊社

祖霊社は石碑の向こうに少し見えています。祖霊社の参拝は心地よかったです。

参道と拝殿

手水舎

拝殿

次から次に参拝の方が来られるのでとても人気のお社でした。じっくりとお詣りはできなかったものの気がかなり濃くてとても強い気に導かれるように感応的なお詣りができたと思います。当社は学問・文化の神さまとして有名だそうです。特に何かを祈願したわけではないですが、額が活性化し短時間でよい瞑想状態にもなりましたので思考の明晰化、昭昭たる意識につながるというご利益だったということだと思います。

拝殿

境内社 神戸神社(ごうどじんじゃ)

参拝から時間も経ち記憶もおぼろげになってきていますが神戸神社の参拝もよかったと思います。

奨学神社

以上で前鳥神社の参拝は終わりです。前鳥神社へのアクセスはJR平塚駅からバスが便利です。詳細はWikipediaの前鳥神社や前鳥神社のWebサイトに書かれています。

 


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