東京の霊山 高尾山奥之院や4号路を散策、霊木めぐり

高尾山に11月の初旬に行ってみました。リフト利用で有喜苑、薬王院を参り、奥の院、山頂まで登りました。帰路は4号路を利用しリフトで下りました。
高尾山は登山、ハイキング、散歩、森林浴、霊場めぐり(神仏参拝)、霊木めぐり、瞑想、水行、飲食など多様な楽しみ方があります。この日の高尾山行は、霊木めぐりするつもりで散策してみました。また、奥之院でこれまで気づかなかった修験道場を確認できたりしました。

目次

高尾駅と龍神さん

高尾山に来るときは、京王かJRで来ることが多いです。JRで来るときは高尾駅で京王に乗り換えています。
高尾山の最寄り駅である高尾山口駅に着く前、京王の高尾駅で電車待ちのときに少し立ち瞑想してたら高尾山の龍神さんらしき存在に気づきました。やや遠かったのですがぴかっと神霊らしきエネルギーが光ったこともあり、龍神さんかなと思いました。駅のプラットホームから恵みを受けれるとは幸先よいことでした。

《補足》当サイトでは神霊(神さま)や精霊は想像ではなく存在するとの立場で記事を書いています。日本人の多くは意識の方向性をそちらに向け、感覚や精神性などを磨けば誰でも知覚、コミュニケーション可能だと思われます。

目次に戻る

薬王院奥之院登拝

高尾山に来るときは概ね毎回、薬王院や、奥之院には来ています。今回も薬王院本殿参拝のあと、奥之院の冨士浅間社を参拝しました。リフトやケーブルカーの降り場から1号路を通って奥之院まで単純な標高差はせいぜい100mくらいと思いますので気軽にこれます。女坂を通ると概ねなだらかな道が続きますが、途中の男坂や薬王院内の門から奥之院までは結構な階段があります。

奥之院の冨士浅間社について

奥之院の主祭神だと思われる冨士浅間社は、冨士山(浅間神社?)から勧請されたそうです。勧請という意味で高尾山と冨士山は霊的な結びつきがあります。また冨士山と高尾山は龍脈が通じているとよく言われております。高尾山自体、霊的なエネルぎーが満ちていて、龍脈上のエネルギー増幅スポットになっているのかなと思いました。高尾山のキャッチコピーが「霊気満山 高尾山」です。

神秘的な冨士浅間社

上の写真は別の日に撮ったもので、霧の日だったので神秘的です。

以下、奥之院の冨士浅間神、冨士浅間社について薬王院のWebページから引用します。

  • 先に北条氏康によって天文年間(一五三二~一五五四)高尾山に富士浅間大菩薩が勧請された
  • 奥之院不動堂の裏に奉安される富士浅間社がこれである。
  • この小社こそかつての高尾山奥之院そのものであったと伝えられる。
  • 今日でも奥之院から山頂に向かう道筋を「富士道」と言い習わしているのである。

目次に戻る

奥之院の修験根本道場

奥之院の冨士浅間社参拝後、高尾山の山頂に向かおうかと思ったとき、ふと冨士浅間社の隣にある円形の何かに目が留まりました。下の写真です。

大きな木の切り株跡だと思っていたのですけども、よく見たら違いました。次に井戸か何かにふたをしたのかなと思ってみていたら、周りの囲いに修験根本道場と書かれておりました。このことから、恐らく、この場所は屋外護摩や屋外勤行を行なう場所なのだと思います。真言宗では屋外護摩を柴燈護摩供というようです。

この場所に強い氣が出ていて、答えはたまたまこの場に天狗神さんが来ていただいたようでした。瞑想的に目を閉じて手を合わせ、お祈りをしてみました。うす緑色のきれいなエネルギーから虹色系統の強いエネルギーがうねるように立ち上っていました。最初高尾山のエネルギースポットなのかと思ったほどでした。その後、周囲にグループの人たちがやってきたので、祈りを終えました。
なお、常に天狗神さんがこの場所に来られるとは限らないと思います。

修験根本道場

目次に戻る

高尾山山頂

奥之院から高尾山頂に登り、この日は高尾山頂付近の展望から冨士山が何とか見えました。

山頂からの風景

山頂からの冨士山

上の写真では冨士山が見えました。写真の右側を注意してみると見えてきます。

冨士山をマーク

冨士山は雪色のため、雲にまぎれてわかりにくいです。肉眼ではしっかりと見えました。冨士山が見えるはずだと意識していなければ見えるはずもない状況でした。神さまなどの存在も同じかもしれません。

4号路の霊木めぐり

下山時のルートは久しぶりに4号路を歩いてみました。

4号路はつり橋で有名です。つり橋は大人数で歩くと結構ゆれました。つり橋はみやま橋というそうです。

高尾山の杜の道

高尾山で、長めの緑の多い山路となると、3号路か4号路、6号路、稲荷山道(稲荷山コース)、いろはの森コースになります。稲荷山道と6号路、いろはの森コースを辿るとそのまま下山になるし、1号路に戻る散歩道だと3号路か4号路になります。
(6号路については高尾山の混雑時期ということで、時間帯制限のため8時から14時までは上り専用で下りは禁止でした。)

豊かな杜の4号路

4号路では樹木に着目しながら歩いて見ました。大きめの木の前では立ち止まってゆっくりと過ごしました。4号路は比較的道幅が広い区間が長いので、ゆっくりと過ごすのに向いています。
歩いてみて改めて思ったのは高尾山はモミの木が多いということです。高木はモミやスギの木が多い傾向です。
高尾山の樹木で面白いのは、斜面では時々斜めに生えていることです。根っこで支えるのが大変なのになぜ斜めなのだろうと思います。日照が原因なのか、あるいは何らかのバランスをとっているのかもしれません。スギだとまっすぐ上に向かって生えてます。

以下、今回霊木めぐり(ある意味霊木参拝)した木の一部です。

モミの木

モミの木

モミの木

カヤ

上の木は、カヤだったと思うのですが、余り自信はないです。結構アグレッシブな印象の木で、霊気は強かったです。

モミの木

このほか、4号路にはちょうどよいブナの大木も見かけたのですが、ブナの大木の根元は少し湾曲してすわれるようになっていて、あいにくハイカー2人が腰掛けて食事されてたのでスルーしました。(; ^ ー^) 

今回の樹木めぐりでわかったことは、高木の場合、モミの木は安定の気持ちよさだったということでした。何柱かの霊木では、神霊と同様にエネルギーがぴかっと光りましたので、高いレベルの精霊なのだと思います。モミやスギは樹木だけに薄緑系のエネルギーなので、森のいやしかなと思いました。山の神さまも緑色系が多いと思います。

高尾山で霊的な修行を行なう場合、神仏スポットでの参拝のほか、霊木などの精霊めぐりもよいのではないでしょうか。高尾山の霊山としての総合力は、高尾山のエネルギーと神仏、霊木の霊的な力も合わさっているものです。

目次に戻る

霊木めぐりの意味

霊木めぐりは、大きな木を選んで回れば気持ちがよい場合が多いです。よい氣に接するという意味で神社めぐりと類似の効果があると思います。大木、高木になると高い霊性を持たれており、高尾山の場合、神霊なみのクラスになっている木もあると思います。一柱、一柱は神社の強力な神さまほどのインパクトはないのですけども、数がたくさんあるのでずんずん霊木めぐりをしていると相当な功力になりそうです。

今回の場合ですが、ほとんどの霊木に歓迎してもらい、たくさんのエネルギーや恩寵をもらったりしました。ただ何かに祈願をする対象ということでもないと思います。(エネルギーなどを)くれくれの気持ちで接するのではなく、友好、交流の気持ちでいるのがよいと思います。何かお返ししたい場合は、こちらからは感謝などのよい想念を出していればよいと思います。他には深く交流する場合は、太陽や宇宙のエネルギーが木に届くイメージでお祈りをしたりするのもよいかもしれません。植物だけに乾いた日には木に清水やミネラルウォーターを進上するのもよいのかもしれません。


楽天

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

送料無料 九州乳業 くじゅう連山の湧水 500mlペットボトル×24本入 ※北海道・沖縄・離島は別途送料が必要。
価格:2462円(税込、送料別) (2021/11/16時点)


霊木と交流し、観想することで、神仏とはまた異なった角度でのエネルギーの影響を得て、新たな感覚を磨くことができると思います。自分の感覚が磨かれるのは人間としての向上でもあります。今回、10柱くらいの霊木さんめぐりをしたおかげで、額が活性化したり胸が熱くなったりしました。(神社でも同じことが起こりがちです。)これらはチャクラの箇所になります。チャクラの活性化や霊的なエネルギーの蓄積は健康や体力、活力、感情、精神力、知性、能力、特性などと密接な関係があり、人間としての発展につながるものと思います。

いろいろ書きましたが、霊木めぐりはシンプルに気持ちがよいので、その意味はそれだけで十分という気がします

霊木と友好的になるには

霊木の精霊と向き合い友好的に接するのには、日ごろから心身を清らかにして、友愛の気持ちで過ごすのがよいと思います。人間である以上ネガティブな気持ちが発生するのを抑えるのは難しいですが、すぐにその感情を捨ててしまい長続きさせないようにします。ふだん神仏に接する神仏行や、瞑想行、山行などの人間の成長への志向性をもった行をするのもよいと思います。

食生活では肉類や加工食品を余り食べてないほうが霊木、神木との親和性が高くなると思います。まずは、ソーセージ・ハム・ポテチ・カップめんなどの加工食品やレンジ食品は減らし、肉類はカロリーの10%以下にするのがよいと思います。日本人が本格的に獣肉を食べるようになったのは明治維新や、戦後と思いますので、量は少なくてもよいです。10%以下の方が、寿命やQOLもよいでしょう。

高尾山の訪問記事はこれで終わりです。11月の高尾山の人出はかなり多かったです。

目次に戻る


 

Amazon.co.jpアソシエイト
神木探偵 神宿る木の秘密 Kindle版

樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 (ハヤカワ文庫NF) Kindle版


楽天ブックス
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

神木探偵 神宿る木の秘密 [ 本田不二雄 ]
価格:1870円(税込、送料無料) (2021/11/14時点)