お酉さまのお社参拝、東京・花畑の大鷲神社は参道や庭園(池)の雰囲気がよかったです

3月に東京の大鷲神社に行ってみました。通称、花畑大鷲神社と呼ばれている神社です。3月の3連休はなるべく出かけないようにしていたところで少し外出機会があり神社のプチ散歩をしてみました。こちらの大鷲神社は数年前に2度来ていて3度目の参拝です。東京で大鷲という名前を使う神社は知っている限りここだけだろうと思います。ほかに近いところで鷲神社や大鳥神社はあったと思います。

アクセス及び周辺
神社に駐車場があります。酉の市など特定の時期は混みあうので駐車場の利用は難しいと思います。
公共の交通機関としては、次の駅から神社の近辺までバスが通っています。詳しくは大鷲神社のWebサイトまで。
・東武 伊勢崎線(スカイツリーライン) 谷塚駅
・つくばエクスプレス六町駅

大鷲神社の近所には足立区桑袋ビオトープ公園があり、参拝した日にも散歩で足を延ばしましたが、コロナの影響で閉鎖とのことでした。付近のお年寄りがベンチ付近に集まりそうなだけに妥当な措置だと思います。

参考リンク先:花畑大鷲神社
参考リンク先:足立区桑袋ビオトープ公園

花畑大鷲神社の特徴

都内のお酉さま系の神社としてはやや大きい目の神社だと思います。参道はそれなりの長さがあり、樹木も多いので好きな雰囲気です。難点としては、以前来たときもそうだったのですが拝殿付近の煙です。拝殿のすぐ横に自家焼却炉があり、今回の参拝もたまたまかもしれませんが、かなり煙かったです。ひょっとするとですが、土日に燃やされているのか、周辺近隣への遠慮から風向きが神社内に向くときに燃やしているのかもしれません。焼却炉の炎が赤々と見えていたのが印象に残りました。

ご祭神はお酉さま

一般的な神社のご祭神としては珍しいほうだと思いますが、酉の神さまです。酉というと漠然としていますが、神社名にもある鷲の神さまといったほうが近いのでしょう。

Wikipedia酉の一によれば「現在の同社の祭神は日本武尊で、東征からの帰還の際、同地で戦勝を祝したとされる。江戸時代には、花又の鷲大明神(本地)は鷲の背に乗った釈迦とされた。」とのことです。

日本武尊は江戸時代には出てこず、後付けのようです。

Wikipedia大鷲神社によれば「平安時代後期の武将源義光が、後三年の役のおり、兄の源義家を助けるため東北地方へ向かう途中、この地で戦勝を祈願した際に見かけた鷲を祀ったのがこの神社の縁起であるという。」

酉の市発祥の社

神社のキャッチコピーが「酉の市発祥の社」となっているのが印象的でした。
「応永年間(1394~1428)より日本武尊の命日とされる11月「酉の日」に、尊への神恩感謝の祭が行われるようになりました。」(大鷲神社Webサイトより)とのことです。

Wikpedia酉の市によれば、大鷲神社の酉の市は本酉と呼ばれ江戸時代に栄えたそうです。「この花又鷲大明神を産土神とする近在住民の収穫祭が、江戸酉の市の発祥とされる。」そうです。

大鳥信仰

大鳥信仰というのがあり、大鳥神社、鷲神社、大鷲神社、鷲宮神社、日鷲神社の系列がその神社であるようです。大鳥神社、鷲神社、大鷲神社は大抵、大鳥大社が総本社とされていますが、鷲宮神社と日鷲神社はご祭神も違うし神社の系統が違うようです。鷲宮神社の総本社は埼玉県久喜市の鷺宮神社です。鷺宮神社はお酉様の本社ということだそうです(鷲宮神社のWebサイト)。

大鷲神社で印象深い場所

大鷲神社を参拝した経験から、印象的な場所を書き出しました。

拝殿前

拝殿でお祈り、お詣りをしますので、拝殿の前が最も印象に残る場所になります。大鷲神社ではご祭神の力によりとてもよい参拝になりました。


庭園と池、水神社

規模はそれほど大きくはないものの、風情のある池が参道の横にあります。池の名前はわからないのですが、神池としておきます。庭園には水神社があり存在感が大きい神社です。庭園に立ち寄った際には水神社で参拝したほうがよいと思います。
池の畔(ほとり)にはベンチがありくつろげます。神池は周辺は水神社の神さまのパワーも相まってパワースポットとなっております。

水神社と花

 

参道

こんな感じの参道です。下の写真は社殿側からの風景を撮りました。

参道(拝殿側から入口に向けて)

大鷲神社の参拝写真

入口

外観

提灯が賑やか外観です。見ただけで期待できそうな入口の構えと神社の外見です。

参道

参道は神社の気が立ち込めていてとても心地よいものでした。参道を歩いているだけで楽しい気分になりました。

参道と社号碑

参道

参道が神社の気でとても気持ちがよいです。

参道での困惑体験
参道を拝殿に向かって歩いていると向こうから50台くらいの女性が1人で歩いてこられました。(写真はなしです。)その方の参拝態度は鳥居で礼をしたり丁寧で善良そうな人でしたが、前を全く見ずに右に左に右に左にと参道をいっぱいに使って通せん坊のようにふらふら歩いてこられたので困惑しました。(^∀^;) 後から考えればひと言注意したらよかったです。周囲の状況に無頓着でしたので車の運転したことがない人なのでしょう。

気持ちのよい参道だったので、その後すぐに気を取り直して美しい雰囲気を楽しみました。

庭園と池

参道を暫く歩くと横に池と庭園がありました。このあたりはエネルギー的なものが強くパワースポットでした。気持ちよすぎてしばらく池の傍で佇んでその場の気に感じ入りました。

参道横の庭園

水神社

水神社と美しい花

写真からも力を感じる水神社です。

庭園横の通路

神社の参道に戻ります。

 

拝殿と本殿

拝殿

拝殿での参拝イメージを例えていうなら、金色の御酉さまという感じで。とても清らかです。どんな感じ方をしたか記憶が薄れていますが、胸が熱くなったと思います。また機会ありましたら来て見たいです。

本殿

本殿後ろの散策路

授与品

とてもよい雰囲気のお社でしたので、授与品として開運扇を購入しました。開運扇は、華やかな色の扇を広げて立てて飾る授与品です。縁起よさそうでした。ほかには大鷲、大鳥神社系では定番と思いますが熊手もありました。

Walkerプラスに開運扇の写真がありました。
リンク先:Wailer+ 酉の市
このサイト画像は時期が来ればなくなるかもしれません。

以前伺ったときには、紺色か青色の鷲のデザインのかっこいいお守り(下の写真)をいただいたのですが今回はありませんでした。後日調べると限定販売のようです。鷲掴み守りです。

以上で参拝記は終わりです。


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