瀬戸内の大社、大山祇神社参拝1 一の鳥居~境内社

大山祇神社にいってみました。初めての参拝です。7月中旬に参拝しました。
大山祇は、おおやまづみです。
以前から行ってみたかった神社の一つで、念願かない参拝できました。
瀬戸内の大神社というイメージをもっていましたので、わくわくしながら参拝しました。
次のとおり、格式も超高い神社です。

日本総鎮守で、山祇神社・三島神社の総本社、伊予国一宮

日本総鎮守といっても、勝手に神社がつけたキャッチコピーではなく、朝廷から下賜された称号(?)だそうです。
式内社、名神大社、旧 国幣大社、別表神社でもあります。
分社は全国に一万社とのことです。

創建は2600年前?

今からおよそ2600年くらい前、神武天皇の頃に創建されたとの記載が、今治観光協会のWebサイトにありました。
境内に樹齢2600年、3000年とされる大楠があります。

御祭神は、大山積大神

大山積大神について、大山祇神社の境内の説明板には次の記載がありました。

“地神・海神兼備の大霊神として日本の国土全体を守護し給う神であるところから古代より日本総鎮守と尊称され朝廷を初め国民の崇敬は各時代を通して篤く中世は四社詣、五社詣の中心となり、平安時代に市が立ち現在に続いている。”

一の鳥居は海沿い

一の鳥居

この鳥居は、海沿いになります。
海から入ってくるのが正式な入り口ということで設計されているようです。

一の鳥居の近くから海方面を撮ったのが下の写真です。(上の一の鳥居を撮影した時間帯とは違います。)
見ての通り西陽を受けています。
この方向に向けて建っている大山祇神社は、西方の海からやってくる何かから、瀬戸内や畿内を護る位置づけの神社なのではないでしょうか。
瀬戸内海の制海は古来重要視されていたでしょうし、大三島は、南北で見た場合瀬戸内のほぼ真ん中の島なので、大山祇神社が建てられたのだろうと思いました。

宮浦港です。

余談ですが、宮浦港から歩いて10分くらいのところに阿奈波神社という神社もあるので行こうとしましたが、途中で通行止めバリケードがあり断念しました。

そして一の鳥居から街中を10分は歩くと思いますが、大山祇神社の入り口が下の写真となります。

入口

御桟敷殿、斎田

鳥居を越えてすぐ右手です。

社号標と総門

総門

広い参道

総門を越えると、この参道になります。
広々としていて大変気持ちがいいです。
お祭りの日はずらり露店が並ぶのかなと思います。

馬神社

総門を越えてすぐ左手にあるお社です。

宇迦神社


宇迦神社.は、広場のような参道の左手にあります。
大楠の裏手なので気づきにくいですが、ものすごく強い気で最も印象に残った境内社です。
大山祇神社は全体的にマイルドな感じでしたが、ここは一味違いました。
鬱蒼と茂った社叢と神池がありすばらしい拝礼の地です。

宇迦神社の前にある大楠

この楠は、樹齢3000年との表示がありました。固有名詞もついていて、雨乞いの楠だそうです。

大楠

神門の真ん前にある大楠は、樹齢2600年とされているそうです。
この位置に大楠があるので、社殿、神門からの気の流れがここで留まるのではないかと思いました。

葛城神社、祓殿神社、伊予国総社

十七社

長屋のような十七連の神社です。

酒殿

こちらは恐らく酒殿だと思います。

境内社

恐らく八重垣神社、御鉾神社だろうと思います。

~大山祇神社参拝2へ続く~