川崎の琴平神社に立ち寄り参拝

前エントリーが金刀比羅宮だったので、ことひら繋がりで川崎市麻生区の琴平神社の参拝記をエントリーしたいと思います。
Web見ると、武州柿生琴平神社と書いてありました、武州というのは武蔵国の別称で、柿生とは麻生区になる前が柿生村だったそうです。
武州柿生琴平神社というと、ただの琴平神社よりもかっこよく聞こえますので、ネーミングを工夫されているなと思いました。

その武州柿生琴平神社には、8月の暑い盛りに立ち寄り参拝しました。
川崎市とはいえ、麻生区はかなり内陸部のため、工場地帯や国道1号線などがある川崎市南西部のイメージとはかなり異なる地域です。
人の密度もかなりまばらでした。

琴平神社の由緒を読むと、元は神明社だったのが、四国の金刀比羅宮から勧請し金刀比羅神を合社したとのことです。詳細は次の通りです。

・元亀元年(1570年)神明社が祀られた。
・文政九年(1826年)に四国の金刀比羅宮から勧請。

由緒がわかったところで、現在の琴平神社の境内構造ですが、本殿区域と儀式殿区域の二つに分かれています。
この二つの区域は少しだけ離れていて、信号を渡ったりして移動します。駐車場も道路を隔てた向かいにあります。
本殿区域は高台の上にあり、王禅寺と隣接、殆ど人気(ひとけ)がない境内です。境内社は稲荷社がありました。
儀式殿区域は、参拝者が多く、社務所も有人です。境内は広く、境内社は池沿いの弁財天社と、山の中に少し入った三社合祀殿がありました。
本殿は、平成19年に放火で焼失したため、再建されたものでした。
焼ける前の本殿を検索してみましたが、杜の中の雰囲気のあるお社でした。奥社といっておおかしくないくらいでした。
現在は社殿の周りは舗装されていて随分印象が異なります。

 

本殿エリア

最初に参拝したのが本殿です。
ちょっとした階段の上に上ります。
上っていくときは、神社の気を感じなかなか気持ちよい階段でした。

本殿の入口です。

上から見た階段です。

手水舎

本殿の境内

本殿の拝殿

ややこしいですが、本殿の拝殿とでもいうべき建物です。
本殿の拝殿前では誰も他に参拝者がいなかったので、しらばくお祈りをし、気持ちよく参拝できました。

本殿の社殿

本殿の境内社の稲荷社

稲荷社の固有名詞はついていて子金稲荷だと思います。(^▽^;)

稲荷社付近

本殿区域の裏手は墓地になっていて、夕方になると参拝できないのではと思います。

儀式殿、参集殿エリア

通常人が参拝するのは儀式殿側のようでした。

大鳥居

大鳥居神社内から

儀式殿側境内

儀式殿、参集殿

儀式殿

儀式殿ですが、こちらが一般の神社の拝殿のようなものでした。

儀式殿の本殿?

千木もありました。

弁財天社

弁財天社の池

こちらで銭洗いをすると書いてありましたが、水が淀んでいて、銭を洗う雰囲気ではありませんでした。こんなこと書いたら怒られるかな。(参拝当日の状況です。その後どうかはわかりません) (^▽^;)

稲荷社(福寿稲荷・お多賀さん)への参道

稲荷社(福寿稲荷・お多賀さん)の滴り水

稲荷社(福寿稲荷・お多賀さん)の参道の横は水が染み出すようにぽたぽたと流れていました。

稲荷社(福寿稲荷・お多賀さん)



この辺りは蚊がうなっていたので、防虫対策していかないと夏場は厳しいです。(^▽^;)

神社の背後の山

境内

手水舎

琴平神社で一番好きになったのは、この手水です。
暑い中参拝したのですが、水が井戸水なのか山からの湧き水を引いているかはわかりませんが、冷たくて気持ちよかったです。
蚊にさされたところを水で冷やすのもよかったです。(^▽^;)

以上、琴平神社の参拝写真でした。きれいな境内でよかったです。
郊外の静かな神社ですので、近くまで来たときは、寄ってみるのもよいかと思います。(平成29年8月時点の参拝情報です。)