久留米神社旅 古代ロマンの社 筑後一の宮 高良大社
前述の水天宮に続き、4月上旬に高良大社を参拝しました。高良大社について軽くネットサーチしたところ、山をある程度登った高所に社殿が、さらに山奥に奥宮があるということがわかり、奥宮が興味深いので参拝することにしました。
麓に入口の鳥居があり、社殿がある高さまで感じのよい参道を上っていきました。20分くらいはかかったように思います。車で社殿の高さまで到達できるのですが、歩ける場合は麓からの方が価値があると思います。参道には馬蹄石などの見所がちらほらありました。駐車場は麓と社殿の高さの場所と両方にありました。参道の途中にとても印象に残る境内社があり、じーんとくるような気持ちよさでした。後ほど、写真を載せています。
見上げるような高さの石段を上って社殿がある場所に至ると見晴らしがよかったです。市街地とさらに向こうには山地が見えました。地図を見ると脊振山地のようでした。
社殿の前はどこかのクラブ活動なのか高校生っぽい人たちがたくさん参拝にきていてにぎやかでした。高校生っぽい人たちは礼儀正しく整列して参拝していました。
高良大社では参道を登るところまでは気候がよかったのですが、社殿まで来ると急に寒くなってきました。水天宮で寒かった気候が高良大社までやってきたようです。少し小雨も降ってきましたので傘をさしましたが、すぐにやみました。祈る気持ちもありましたが助かりました。
社殿のまわりを歩いていたとき、神籠石(こうごいし)という石が神社のバックの山の中にたくさん並んでいるという情報を仕入れました。神籠石を見てみたいと思い奥宮に行く際に行き当たらないかなと思っていたのですが、見つけることはできず、途中から神籠石のことをすっかり忘れてしまいました。
社殿では2度参拝しました。最初参拝したときには、参拝者が多くてさっとお詣りしただけでした。その後、奥宮を参拝し、高良山に登り、帰りに社殿を参拝したときには人が少なくて暫く社殿の前で拝礼をしました。この2度目の参拝では、清らかなご祭神の光に包まれるような非常に気持ちよい参拝となりました。頭、特に額がすぅーっと引き上げられ宙空に浮かぶように軽くなりました。
奥宮も含めて盛りだくさんの経験ができ、高良大社の参拝は大満足でした。奥宮については、別エントリーで記載したいと思います。
高良大社の特徴
・神籠石(こうごいし)という“謎めいた古代遺跡”がある。
・“仁徳天皇55年(367)または78年(390)といわれる”古社。
(高良大社のWebサイトより)
・紀元前の弥生時代からの遺蹟がある。
・九州最古の古墳である祇園山古墳があり、一説によると、卑弥呼の墓とされている。
・眺望がよい。
・奥宮がある。奥宮ではお水取りができる。
・高良山の中腹にあり、参道が長い。登山参道と呼ばれている。
・高良山、奥宮はじめ、ハイキング道が多数ある。
・あじさい園、もみじ谷といった景勝がある。
・国指定の孟宗金明竹林がある。
参道
この橋の横には放生池といのがありました。
この鳥居から神社の敷地っぽくなります。扁額には高良玉垂宮の表示です。高良大社の昔の名前のようです。
神馬が残した馬蹄のあとといわれています。
高良山三井の一つ。また、他に高良山山泉というのもあるそうです。水は静水でいて飲めないと思います。
もみじ谷は、高良山十景の一つです。
社殿エリア
どこかの高校か何かの団体さんがお詣りにこられていました。なかなかの賑わいでした。
眺望
境内社
境内社はたくさんあったのですが、印象に残った一社のみ記載します。参道の登り坂の途中にありました。
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