麻賀多神社 奥宮(奥津宮、手黒社、船形社)参拝

3月の中旬の平日に時間ができたので成田の麻賀多神社(まかた)に行ってみることにしました。成田の麻賀多神社の参拝理由は一昨年に参拝したとき印象に残っていたのと、平日ならゆっくりとお詣りできるだろうと思ったためです。
成田の麻賀多神社は船形の奥宮と台方の本宮または本社(麻賀多十八社の本社とされている)が有名ですので両社を同日参拝しました。船形の奥宮は奥津宮、手黒社、船形社とも言われています。まずは船形の奥宮から詣りました。

奥宮には主要な参拝箇所として奥宮拝殿、伊都許利命墳墓の拝所、金比羅神社がありました。参拝順序としては金比羅神社→伊都許利命の古墳→奥宮(手黒社)の参拝としました。位置関係は下記のGoogleMapを参照できます。

 

金比羅神社

麻賀多神社奥宮参拝に際し、まず最初に金比羅神社からお詣りしました。金比羅神社は伊都許利命の古墳の端の方になります。奥宮へのアクセスとして東側のくすのき幼稚園側から来た場合は金比羅神社の鳥居があるのに気づくと思います。反対側から来た場合は見落としてしまうと思います。駐車場からも少し離れています。

金比羅神社の入口の鳥居

この入口の見た目から存在感がありました。鳥居をくぐるとぐっと強い気がきたので、これはすごいところに来たと思いました。
鳥居をくぐると下の写真になります。結構広くて土の盛り上がりがあり、たくさんの木が茂っています。階段を上ったところに金比羅神社が鎮座していました。

金比羅神社の参道

 

金比羅神社の石標

金比羅神社の祠

金比羅神社は小さな祠ですが、気の力が強いご祭神が宿っておられるようでした。墳墓の神様と縁かゆかりがある神社なのではと思います。墳墓と金比羅神社は気の性質が似ています。
こちらのお社は、GoogleMapの表記では伊都許利神社(金比羅神社)となっておりますが、現地の鳥居や石標では金比羅神社です。なぜ伊都許利神社でなく金比羅神社としたのかですが、この祠のご祭神と伊都許利命の墳墓のご祭神は違いますよと区別しているのではないでしょうか。もしこちらの祠を伊都許利神社という名前にしたら、墳墓のご祭神としての伊都許利命はこちらに祀られていると間違えてしまうかもしれないです。あるいは元々金比羅神社という境内社があった等の理由であるのかもしれません。

 

伊都許利命の墳墓

金比羅神社の横を通り、古墳に近づくと古墳自身からも超絶強い気が出ていました。回り込むと立派な石標が墳墓のてっぺんに立っていて、伊都許利命(いつこりのみこと)と書かれていました。ご祭神は本当にすごい力の気で頭部と胸がすごく感応的でした。こんな強い気をいただけることはなかなかないだろうと思います。恐れ入ってひたすらお祈りをしました。後で確認すると4~5分ほどお祈りをしていました。すごい古墳の聖地だとわかりました。

伊都許利命の墳墓の頂上への階段

石標のところには階段がありましたが、外の道路から階段に通じる扉はしまっておりました。

伊都許利命の石標

こちらでお詣りをすると厳かで体がぎゅっとひきしまるようでした。

古墳内で回りこんで宮の境内に入ることも可能でしたが、伊都許利命の墳墓参拝後、金比羅神社の鳥居から一度外に出て、奥宮の鳥居から入りました。

 

奥宮入口~参道、伊都許利命墳墓の拝所

奥宮の入口は、下の写真のような立派な構えでした。

奥宮 入口

参道では古墳の横を通って鳥居に向かいます。参道でも古墳のご祭神の力が強かったです。鳥居をくぐるとすぐに右手に古墳への入口があり、奥に墳墓の拝所がありました。

 

奥宮参道に入口がある伊都許利命の墳墓の拝所

拝所には小さな祠があり、こちらでも約7分間お祈りをしました。伊都許利神社という名前を付けるならここだと思います。真摯に参拝される方はこちらに立ち寄ってお祈り参拝をしていただくのがよいと思います。神聖で厳かな雰囲気の中、無垢な気持ちになれると思います。

拝所と祠

伊都許利命の拝所でもうひと仕事終えた気分ですが、以下、参道に戻り奥宮に向かいます。

 

奥宮 参道

奥宮 鳥居のような木

奥宮 境内に入る鳥居と奥に拝殿

少しバックして正面から見た鳥居と拝殿

 

奥宮 拝殿、本殿

麻賀多神社奥宮境内に入ると古墳とは雰囲気が異なり、穏やかで歴史がある田舎のお社といった感じでした。周囲に古墳が多い地域でもありますし、奈良県の飛鳥、葛城、御所や山辺の道のような日本の故郷的なにおいがします。

拝殿。イメージカラーは赤。

奥宮の隣には幼稚園があり、少し遠くからの幼稚園の喧騒が聞こえました。中でも幼稚園の先生の明るい声が響き、何とも言えず満足感で満たされました。こちらは、心安らかになれるお社だと思います。
自分の参拝体感としては、とても印象的なお詣りができました。最初頭部(特に頭頂)や胸部がすごく気持ちよかったです。その後、脳の奥の方が刺激を受け、翌日以降も脳の奥が活性化している感じです。
よい雰囲気だったので自分が持っている気感を神社内に広げてみたりしました。たくさんの精霊のようなものが気に触れてきて面白かったです。
平日で誰も来なかったのでお祈りは約15分間と長めにしました。土日ならこうはいかなかったと思います。誰かに見られたらやけに熱心に願掛けしていると思われるかもしれないですが、大体無心です。

 

本殿

大杉

大杉は本宮のトレードマークですが、奥宮にもありました。

 

社叢の杜

奥宮の杜は散歩ができて、とても気持ちよい場所です。この日は伊都許利命の墳墓や奥宮拝殿でロングランのお祈りをしたので杜では軽く散歩しただけです。

社叢の杜

杜と社殿


以上で濃い内容の奥宮の参拝を終え、台方の本宮に向かいました。

 

~次回、麻賀多神社 本宮(本社、台方社)参拝に続く~

 


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