東京の有名神社 天王さまのお社 素盞雄神社参拝

かなり長い間来ていなかった素盞雄神社にきてみました。過去、3~4回は参拝しているお社です。久しぶりに参拝させていただいた観想としては、こちらの神さまのよさを痛感しました。
素盞雄神社は荒川区No1の氏子エリアを持つ神社で境内の大きさもそれなりの規模です。富士塚があったり、ご神水があったりで参拝の面白みもあります。ただ何といっても印象的で価値があるのは、拝殿でのご祭神の参拝です。とても力強く都内有数の神社だと思います。地元の人以外の参拝者も多いのでタイトルは有名神社としておきました。素盞雄神社には6月に2回通いました。

目次

アクセス、参拝口

アクセス
駐車場は日光街道沿いの入口から入ると境内に数台止めるスペースがありますが遠くから車で来る人は少ないようです。駐車スペースは小さいので電車やバスで参拝するほうがよいです。南千住にはJR、地下鉄、TX(つくばエクスプレス)の駅があります。駅からは苦もなく歩ける程度の距離で10分もかからないです。素盞雄神社への道路は日陰が少なく夏場は暑いので帽子等はあったほうがよいでしょう。地図は下のとおりです。

参拝ルート
国道4号線(日光街道)に面して立つ東側の鳥居が目立ちますが、他に鳥居が2箇所あります。国道4号線からやや細い道(二車線、歩道は神社と反対側のみ)に入ったところに南側の鳥居があり、その鳥居から入ると拝殿が正面ですし手水舎もあります。他に西側にも鳥居があります;

素盞雄神社の特徴

開祖は修験道者?

開祖は黒珍(役小角の高弟とされるようです)。平安時代延暦14年(795)創建。光とともに神が翁に姿を変えて現れ、この地に祀るようご神託が降りたという。詳細は、素盞雄神社のWebサイトを参照。令和2年現在、創建約1225年となった。

牛頭天王と飛鳥権現

Wikipedia素盞雄神社によれば、素盞雄神社は「牛頭天王飛鳥権現の二柱の神が降臨した奇岩を祀って創建したと伝えられたる。」
つまり、創祀者が牛頭天王と権現さんを祀ったということでしょう。牛頭天王信仰は修験道者や陰陽師によって広がっていったといわれております。その当時からかはわかりませんが素盞雄神社は出羽三山との関係があるようです。また出羽三山の湯殿山には牛頭天王が祭られていたといいます。現在では神仏分離令を経て、牛頭天王は素盞雄大神、飛鳥権現は飛鳥大神と置き換えられています。

牛頭天王について
神仏習合神、祇園信仰の神、陰陽道の神とされています。祇園信仰では疫病病封じとされております。災厄・危険回避、招福の神でもあるようです。また、陰陽道の神であることから方位関係、鬼門封じとか、魔を祓うようなご利益もあるとされております。

蘇民将来子孫也

蘇民将来子孫也(そみんしょうらいしそんなり)ととなえることで悪災からのがれる蘇民将来信仰があります。

天王祭

例大祭の天王祭は二本棒の神輿を担ぐ勇壮な祭りです。3年に一度、本祭り(御神幸祭)があります。担ぎ棒はかなり長く担ぎ手が多いので迫力があります。YouTubeで観ましたが、担ぎ手の気迫が荒々しいです。すさまじい気が飛び交い、神前では素盞雄神社の気もあり強いバイブレーションが伝わりました。渡御の道中のお祭り人同士の小競り合いなど、相当荒々しいお祭りのようです。激しいお祭りの波動は、日常のちょっとした心苦など吹っ飛ばしてしまいそうです。
前回の本祭りは2018年だったようなので、次回は2021年ではないかと思います。

松尾芭蕉(奥の細道)

松尾芭蕉が素盞雄神社に立ち寄ったそうです。奥の細道の旅路の出発は千住大橋の内詰か外詰かという議論があるそうです。

素盞雄神社参拝

入口、鳥居

正面の鳥居

東側鳥居 日光街道側

西側鳥居知覚の参道にあるのぼり

てぬぐいのようなのぼりが多数立っていました。

拝殿、茅の輪、茅の輪守

拝殿正面の茅の輪

参拝日は夏越の大祓いの茅の輪がありました。茅の輪ごしですが、正面から見る拝殿は迫力がありました。

授与品として茅の輪守りが授与所にて頒布されています。災厄よけ、魔除けに自宅の玄関等に置くのもよいと思います。

素盞雄神社Webサイトより

茅の輪守

《茅の輪守》
病難除け・災難除けとして、神棚または玄関等の出入口におさげください。

参考リンク先:素盞雄神社サイト(スクロール下部に茅の輪守の画像と説明あり)

拝殿

拝殿ではゆっくり時間をかけて参拝しました。というのもここが一番すばらしい場所だったからです。

参拝感想

地元の人だけでなく、地元以外と思われる2~3人の女性グループやソロ参拝の方、数人の家族連れも多かったです。今のところメジャーな神社とまでは言えないかもしれませんが、遠くから来る人を集めるような魅力があるのだと思います。もしこの神社が中央区、千代田区、新宿区、渋谷区あたりにあったとしたら相当メジャーな認知度になっていたと思います。

休日にいくとよくご祈祷が行われているので、人が少ないときはご祈祷に合わせてお詣りすると気持ちよいです。

天王さまの神社ですので清々しいという感じの神社ではなく、境内は修験、仏教的なかおりがあります。

拝殿で参拝しますとご祭神からは相当な力強さを感じました。それだけでなく高位のエネルギーという感じなので抜群の気持ちよさです。眉間が活性化したり、過去の参拝では頭頂が活性化したりもしました。

瞑想的にお祈りした際には金色のエネルギーのうねりがすごかったり、金色っぽい紋様のようなものが浮かんだりしました。ここは金牛宮かと思ったりしました。金色っぽい紋様に意識の焦点を集めたところすばらしい高波動が伝わってきて背骨に沿って鮮烈なバイブレーションが走り衝撃的でした。

注意点
素盞雄神社には2回参拝したのですが、参拝時の印象ががタイミングによって変わる場合がありました。(この神社だけの注意点ではないと思いますが)
感覚的なものは、味覚や音楽を楽しむ感覚などと同様にその方のその時々の状況に左右されますし、気持ちよいことだけが最適とは限りません。
例えば参拝したとき、もし重いとか余り気持ちよくないと感じたときは、境内を1周したりして時間的感覚をある程度置いてから、もう一度参拝するとよいと思います。日を分けてもう一度来てもよいと思います。
私の場合も複数の参拝機会で感じ方の変遷がありました。詳細は次のとおりですが、やや長いのでスルーでも。

1回目の参拝行では、拝殿◎→境内社の浅間神社△→拝殿○の順番で参拝しました。
◎はとても気持ちよい、○は気持ちよい、△は余りよくなかったです。
最初拝殿に参拝したときにやや長めに参拝しとても気持ちよかったのですが、その波動の状態で浅間神社を回ると波動の違いについていけず気持ち悪くなり後悔しました。最後に拝殿に戻り少し回復しました。

2回目の参拝行では、拝殿△→境内社の浅間神社○→拝殿◎でした。
最初拝殿にうかがったときは何だか重く感じてしまったのですが、境内を散歩し浅間神社をおそるおそる参拝したら今度はまずまず気持ちよかったです。浅間神社には瑞光石があり元々権現系なのでやや気が重いのだと思います。そのあと再度拝殿参拝をするととても気持ちよく感じました。多分2回目の参拝ではうまく波動調整いただいたような気がします。

手水、御神水

手水盤

水が流れ出すようになっていました。味はやや中硬水寄りの水でした。

神の水の説明板

御神水

 

富士塚、浅間神社、瑞光石

富士塚 境内社 浅間神社

富士塚内の瑞光石を祀るおお社

富士塚 浅間神社の石碑

富士塚の中には入れないような感じでした。誰も入ってませんでした。

浅間神社がある富士塚

富士塚の反対側

浅間神社の反対側からも拝めるようになっています。2回目の参拝では眉間が活性化しました。

富士塚付近の庶民将来ののぼり

 

境内風景

境内風景

奥に幾つかの境内社が並んでいます。

境内風景

境内風景 弁天池

庚申塔

 

番外:境外社 熊野神社

境外社の熊野神社

徒歩5分くらいのところに熊野神社があったので、素盞雄神社参拝前に立ち寄ってみましたが、ゲートがあいておりませんで、中には入れませんでした。ゲートのところから参拝をしました。眉間が活性化しましたが、権現系なのかやや波動は重そうでした。上の写真はゲートの外からとりました。

 

以上、素盞雄神社の参拝はおわりです。やや小雨まじりの6月中旬の参拝と、6月下旬の晴れの2回参拝でした。


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