諏万神社 東京日暮里・谷中で寄りたい神社です
11月の下旬に荒川区~北区の神社めぐりをしてみました。最初に荒川区の諏万神社を詣っています。西日暮里の駅近くの立地で一応荒川区ではありますが、台東区の谷中寄りの神社でもあります。日暮里側は山手線を隔ていて、谷中のほうが身近な場所にあります。
諏万神社のの後、王子の王子稲荷神社、王子神社、七所神社を回ったので、一番最初の諏万神社はどうだったかなと思い出しながら書いています。よいところだったので参拝できてとても有難かったです。
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諏万神社とは
日暮里・谷中の名社(総鎮守)
諏万神社は新堀(日暮里)、谷中の総鎮守ということだそうです。この神社には今回初めていきました。都内の山手線内でこれまで気づかずにいたのが不思議なくらい存在感のある神社でした。面積的にはちょっと大きめの鎮守社くらいです。地蔵坂という名物坂が近所にあるそうです。
諏訪大社(上諏訪社)から勧請
諏万神社は、元久2年(1205年)に勧請されたとの記録です。諏万と書きますが、実質は諏訪神社だそうです。上諏訪社のほうからの勧請です。上諏訪社というのは諏訪大社上社本宮のことではないかと思われます。
諏万と書く事情については次の通りです。ネーミングでこういう特徴の付け方はよいと思いました。
「諏方」(すわ)は、本崇社であります信州諏訪大社の古い神社名と伝わっており、御社名や古文書等に使用例を見ることができます。
ご神紋は立梶葉です。
付近は縄文時代からの遺跡があるとのこと、諏訪大社は縄文の神社と呼ばれてることから、縄文の神社ともいえます。ロマンがあるのでそう呼んでみました。
境内の雰囲気
境内は割かし樹木が多いので、参拝した日はひんやり、しんみりとした雰囲気がありました。というよりも前日雨が降ったせいであろうと思いなおしました。晴れた日にいくともっとからっとさわやかかもしれません。落葉樹が多く11月にお詣りしたため、落ち葉がたくさんありました。神社の人なのか、ボランティアの人なのかよくわかりませんが、掃除で忙しそうでした。
谷中観光の基点
ご祭神へのお詣りは申し分なくとてもよい体験でした。また来てみたい神社です。地元らしき方がひっきりなしに来られるので、とても信奉されている神社です。谷中などで観光で来るときはここを起点にあるいは仕上がりにして観光するとよいのではないでしょうか。
諏万神社参拝
上の鳥居が拝殿正面となるので、正式な参拝口だと思います。諏万神社は西日暮里駅が近いですが、日暮里方面にある参拝口です。日暮里駅からも歩けます。
ひっきりなし来られる地元の真摯な参拝が多いようでで、神さまのエネルギーも強くてとても気持ちがよいものでした。やっぱり下町の神社はいいところが多いなと思いました。今度またじっくり来たいです。拝殿は開いていて風格もあります。
狛犬の姿勢が反り返っていて面白いです。斜め上を見てる感じです。
多彩な境内社参拝
境内社が割合たくさんあり、大体参拝しました。概ね清らかな感じがしてよかったです。下に写真がある境内社以外に御嶽山大神・八海山大神・三笠山大神というところがありました。
末廣稲荷神社・銭降稲荷神社
Wikipedia諏万神社を読むと、境内社の稲荷社の名前は末廣稲荷神社・銭降稲荷神社とありました。(名前は現地で確認していただければと思います)縁起のよさそうな名前です。
このお稲荷さんはご祭神のエネルギー、雰囲気がとてもよくて感激しました。
諏訪神社の境内から階段で少し下りたところに鎮座しています。諏訪神社の社殿に向かって右横の階段だったと思います。
三宝荒神社
この神社は社殿に向かって右にありよい感じでした.。三宝荒神という名前からしてずっしりとしたところかなと思って参拝してみたら、とても清澄で好きな神社です。
三峰神社
三峰神社神社は、社殿に向けって右手、奥の方に鎮座していました。
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