松林の名勝 稲毛浅間神社 千葉の神社

2月の中旬に千葉の湾岸地域、稲毛浅間神社を詣ってみました。この日は、検見川神社を最初に参拝し、最後に稲毛浅間神社を参拝して帰りました。検見川神社と稲毛浅間神社は隣接する地域の神社で最寄り駅は京成でひと駅です。歩いても30分くらいでいけるくらいの近さです。よさそうな神社がこの近さにあるのは、なかなかめずらしいと思います。さらに船橋の船橋大神宮(意富比神社)や、市川の八幡の葛飾八幡宮など、京成沿線には人気神社が多いです。

稲毛浅間神社への参拝前は、てっきり稲毛海岸ちかくの神社だという先入観をもっていたのですけども、実際は海から3キロ強離れておりました。松林に囲まれているため海っぽい雰囲気があり、以前は海沿いの風光明媚なお社だったとか。また、稲毛浅間神社は予想していたよりもずっと大きな境内の立派な神社でした。

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検見川神社 & 稲毛浅間神社

同じ日に検見川神社と稲毛浅間神社を続けて参拝したので、それぞれの雰囲気などの特徴を挙げてみました。どちらも千葉の人気神社だと思います。

検見川神社の雰囲気
検見川神社はすがすがしい中に、どことなくやわらかい雰囲気がありました。社殿の位置は小高い場所にあり、建築はいかめしい風格の昔風の建物です。境内にはけやきなどの霊木、多様な樹木の社叢もありました。敷地面積は大きいほうだと思います。参拝者が多くて人をひきつけるような魅力があります。

稲毛浅間神社の雰囲気
稲毛浅間神社は清浄で引き締まった雰囲気がありました。社殿の位置は、冨士山を見立てて造成した高い丘の頂上にあり、開放的な場所です。建築は晴々しい朱系中心の鉄筋コンクリートだと思います。社叢は松が中心で、同じく松林が広がる稲毛公園と隣接していて、広々としています。神社の神聖さと社叢の松林が魅力的です。

参拝者は検見川神社の方がやや多いような気もしましたが、これは幾分雰囲気がやわらかいから参拝しやすいのだと思います。稲毛浅間神社は敷地が広大なので距離と高低差があり、きりっとした張りつめたような感じも相まって人を選ぶかもしれません。わたしはすごく好きです。

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稲毛浅間神社について

創建
大同3年(808年)、富士山本宮浅間大社から勧請したのに始まるとされている。(Wikipedia稲毛浅間神社より)

冨士山風に造形
文治3年(1187年)の社殿再建に際して、富士山の形に土盛りし、参道も富士登山道にならい、三方に設け、社殿は東京湾を隔てて富士山と向かい合って建立された。(Wikipedia稲毛浅間神社より)

稲毛の松林
浅間神社の創建以来、次第に形成されてきた松林で、かつてはすぐ近くまで波が打ち寄せた眼望絶景の地であった。浅間神社境内を含めた丘上一帯が名勝地となっており、その一部が市の公園として開放されている。1960年(昭和35年)に記念物・名勝として市指定天然記念物に指定されている。(Wikipedia稲毛浅間神社より)

アクセス
京成稲毛駅、徒歩約5分、JR稲毛駅 徒歩約15分
駐車場あり

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稲毛浅間神社参拝

入口

上の写真の鳥居から入るのは社殿に向かって正面側となる。京成稲毛駅からやって来る場合は、ぐるっと回り込んだ入口。参道の雰囲気もこちらから入ったほうがよいと思われます。(全ての参道を通ったわけではないです。)

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気持ちよい参道

参道

参道の松林

松林の気配がとても気持ちよい参道です。

参道

神門

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拝殿・頂上エリア

拝殿エリア

拝殿

拝殿の参拝では次の人が気になったので最初さっと参拝し、授与所でお守りを得たり、拝殿前のスペースをぶらぶらしていました。人がいなくなってから再度参拝しました。ご祈祷の祝詞があげられていて、一緒にお祈りをしました。
参拝時の心象風景では、ご祈祷時に拝殿の中が光でいっぱいになり、ときどき虹のような光がでていました。虹のような光のエネルギーは神社ではよく出るものです。これまでの神社参拝記でもいちいち書いてませんが出ていることのほうが多いです。稲毛浅間神社さんの場合、虹のエネルギーが太くてご祭神はとても力の強い神さまという感じでした。
こういった光に触れる体験は参拝者によい影響を与えますので、神社参拝のご利益だと思います。もちろん何かのお願いもすることはあります。それらに対しては感謝の気持ちを捧げることで、少しお返しができるものと思います。神社のご神霊は何百年とかそれ以上の単位でその場にとどまって人々の願いを聞いてくれたり、すがすがしい場を提供してくれたりしているわけですので、それだけでも感謝の気持ちがわいてくるものだと思います。今回も、稲毛浅間神社がなければ気持ちのよい松林もないし、光に接する体験もありませんでした。

拝殿エリア

授与所を含んだ立派な建物があります。一見平屋に見えますが、後方は高台の端を利用して下方に数階建ての建築になっていたと思います。社殿エリアを空間的に圧迫せず、建物の容積を確保していてうまいやり方だと思います。

拝殿エリア

拝殿がある頂上エリアは広々としています。アスファルトと、参路のみ石畳です。もし青空の日だったら開放感もあるだろうと思います。

拝殿エリア

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参道、公園の松林

他の参道

参道

松林のエリアは神社に隣接した公園です。すわれるベンチもありました。瞑想なんかもできると思います。すわって休憩して、瞑想もしていたら40分ほどたってました。寒い時期なので人も少なく眼前に松林が広がる場所だったので瞑想に適していました。瞑想を終えたら寒さを感じ、公園内を散歩しました。

松林

松林というのは独特の氣があります。

稲毛公園の松林

注意書き

上の注意書きは神社側です。たばこと犬の散歩は禁じられています。凛然とした境内ですので、犬の散歩が許されるような雰囲気ではありませんでした。

散歩のあと、再度拝殿を参拝して帰りました。なお、境内にはたくさん境内社がありましたので、参拝してみるのもよいかもしれません。(わたしはこの日は回りませんでした。)参拝記は終わりです。

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