武蔵の古社 阿伎留神社 東京あきる野神社散歩

東京あきる野、武蔵五日市の阿伎留神社を神社参拝しました。武蔵五日市駅は東京多摩地区の登山の基点になる駅ですので、過去何回か訪れています。いつもすぐに登山口行きのバスに乗ってしまうので駅の周辺は未探索でしたが、今回初めて駅周辺の阿伎留神社に立ち寄ってみました。
ここ数回のあきる野、多摩などの訪問によって、東京郊外は古社、古寺が散らばっていて、古くから人が住んでいたんだなということを実感しています。

目次

阿伎留神社について

阿伎留神社は式内社であり、旧社格は郷社です。また、武蔵国多摩郡8座の筆頭の有力社であったそうです。
武蔵国多摩郡8座とは、武蔵国多摩群の式内社であった小野神社、布多天神社、大麻止乃豆乃天神社(論社として武蔵御嶽神社、大麻止乃豆乃天神社など)、阿豆佐味天神社、穴沢天神社、虎柏神社、青渭神社のことではないかと思われます。

創建不詳だが相当な古社
Wikipedia阿伎留神社によれば、
「創建は不詳であるが、同国著名の古社である」
「当地が開拓され始めた頃に祀られた神社とする説もある。」
「現在の宮司家は創立以来70余代目とされ、初代神主の土師連男塩が氏神を祀ったことに始まるとも考えられている。」
とのこと。
つまりこの地域に住まわれた集落の氏神さまということだろうと思います。

占いの一種である鹿ト、古代文字の阿伎留文字など古代ロマンがある。

立地・ロケーション
人里、集落の神社です。Wikipedia阿伎留神社によれば、
「阿伎留神社は秋川の段丘上に鎮座し眼下には水田が広がるが、この一帯の開発を進めた人々によって祭祀が始まったと考えられている」とのこと。
武蔵五日市では、阿伎留神社やJR武蔵五日市駅などがある段丘上段と、秋川沿いの段丘下段では高低差がありました。

交通アクセス
JR五日市線 武蔵五日市駅から徒歩15分くらい。駐車は境内に車を乗り入れて停められそう。

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阿伎留神社参拝

阿伎留神社は住宅街の奥、段丘の秋川に近い端の方にありました。昭和41年(1966年)の台風で大木が大量に折れて半減したそうですが、それでも鬱蒼とした社叢の杜に囲まれています。人気(ひとけ)は少いです。鬱蒼とした杜のお社ですので、ややおごそか系の雰囲気だろうと思います。敷地はかなり広いです。広いので手入れなどの管理は大変なのだろうと思います。
社務所兼住宅のような建物があり、授与品はこのお宅を訪ねることになります。授与所は開いておりません。

入口

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拝殿・本殿

社殿まわりはよく整備されている場所だと思います。

拝殿

古くから祀られているかおりがするお社です。元々はこの地の部族の神さまなのかもしれません。信奉する部族を護ったり、豊作などで地元の方も昔から綿々とお詣りを続けられたであろう風格がありました。

社叢がやや鬱蒼としているのでお詣りはどちらかといえば、午前中のほうが雰囲気がよいのではないかという気がしました。

それほど参拝者が多くないので、じっくり時間をかけて神さまにお祈りをすることもできます。いろいろな感覚を磨けるエネルギーに接することができたような気がします。神秘的な体験ができました。ご祭神のエネルギーを感じると頭頂、額、胸、みぞおち、尾てい骨、仙骨のあたりなどが活性化したり温かくなったりして、大変ありがたいものでした。これらの体の箇所は主要なチャクラの位置に対応しています。チャクラが活性化していくと、より健康であったり、能力が増したり、宇宙の叡智に触れられるようになるといわれております。

拝殿

本殿

本殿の横

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境内の鬱蒼とした様子

社叢や霊木をじっくり見てまわったわけでもないのですが、力が強そうな霊木がたくさんありました。大きな木や境内社も多いので、境内をじっくり歩いてみてもよさそうです。

境内風景

境内社叢

境内社叢

境内

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境内社 大鳥神社・占方神社

境内社は結構たくさんあったのですけども、大鳥神社と占方神社のみ参拝しました。この二社は比較的社殿に近くお詣りしやすいです。他には拝殿のそばにもお社がありました。祓戸神社かもしれません。その他、天満宮こと菅原神社、稲荷神社もあったと思います。

大鳥神社

この神社にお世話になりました。拝殿まわりで人が慌しかったので、しばらくこの神社を参拝させていただきました。とてもよい感じの境内社でした。

占方神社

占方神社ということで、卜占系の神社だと思い、こちらで占いがうまくなるようお願いしてみました。占いの神社だけあってちょとやわらかで不思議なエネルギーです。

これで参拝はお終いです。

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