日光の霊峰 男体山登拝
8月に体力アップをかねて、久しぶりに男体山の岩場を登りたいと思いやってきました。男体山は奥日光の中で最も有名な山の一つで。標高2,483mと日光白根山に次ぐ高峰です。中禅寺湖や周囲の日光連山などの眺望がよいことで知られています。山岳信仰、修験道の山でもあり、麓には二荒山神社中宮祠があります。
男体山は、女峰山ほどではないですが、わりかしトンボが多いです。そおためかアブ、ブユ、そのほかまとわりつく小虫類は少なめなのがよいです。
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男体山登山情報
男体山の登山ルート
男体山の登山口としては、ほとんどの人が登山、下山ともに二荒山神社中宮祠を利用しています。コースタイムは上り約3時間20分、下り約2時間15分。
二荒山神社中宮祠の登山口~三合目
最初は階段があり、その後山道が結構長い。三合目までの上りはコースタイム約50分。山道は粘土質で下りはすべりやすい。トレッキングポールがあったほうが下りやすい。
三合目~四合目
舗装した林道を歩く。結構距離が長い。上りコースタイム約20分。
四合目~八合目くらい
山道と五合目くらいから薙っぽい岩場が続く。ゴロ岩登りが男体山の特徴。上りコースタイム約1時間20分。
八合目~山頂
すげりやすいガレ場が多い。ガレ場登りも男体山登山の特徴。上りコースタイム約50分。
山頂
山頂エリアは広い。晴れていれば眺望がよい。
その他、中宮祠以外の登山口として志津峠があります。志津峠側は、人が少なくやや山奥感があります。中宮祠から上り志津峠に下りるとしたら、下山のために林道を延々と2時間くらい歩くことになるので逡巡するところです。
志津峠に下りると大真名子山の登山口にもなっていますので、体力があれば男体山、大真名子山と両方に登って帰ることもできると思います。男体山だけに登ると、累計の登りが約1,268m、大真名子山まで登ると2,000m弱となります。
水場、トイレ
水場は、二荒山神社中宮祠には自動販売機あり。神社に水が出ていたり、登山道の最初に靴洗いスポットの水の蛇口がありました。志津峠側は、飲めるかはわかりませんが志津避難小屋の横に水がでていたと思います。(飲み水用かは不明。わたしが見たのは5月の雪解け時期だったので、冷たい水が出ていました。常に出ているかはわかりません)山中の登山道付近に水場はなかったように思います。
トイレは二荒山神社中宮祠、または中宮祠の隣にある駐車場にあり。志津峠側はなし。山中の登山道、山頂にもトイレなし。
登山者の層
人気がある山ですので、老若男女さまざまな層の方が登られていました。普段登山をしてない人は、結構厳しい登山になると思います。
飲み物
500mlの水、500mlのジュース、350mlのお茶、280mlのCOSTAのカフェラテを持って登りました。COSTAはコーヒーの味がこいです。ブラックを買おうと思ったのが、間違ってカフェラテを買ってしまいました。でもそれで正解。山で飲むコーヒーのカフェインと糖分がすごくおいしかったです。
わたしは行動食かわりにジュース類をよく利用します。
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男体山登拝
日光二荒山神社中宮祠
最初に中宮祠を参拝しました。体にじーんとしみ込むような霊気が気持ちよかったです。下山後もお詣りしたのですけども、より高位の男体山の山岳神さんにお詣りしたあとだったので、感じ方の感覚は違いました。
四合目入口
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男体山の大ざる
この登山途中で出会ったさるですが、ふてぶてしいいたずらをしかけてくるサルでした。
登山道を歩いていると突然上から朽ちた枯れ枝が落ちてきまて頭にあたりました。朽ちた枝なので大して痛くはないのですけども、びっくりして見上げると大きなサルが枝をあるいて移動していました。いたずらを仕掛けてきたなと思い、サルに対して「こらこんなことしたらだめだ」と叱りました。しかしサルはのっそりと動き数メートル距離をとったあと逃げもせず、どこ吹く風、しらんぷりしていました。その動きを見ていて、いたずらはわざとだと確信しました。
次に写真を撮ろうと思い、正面の顔を撮りたいと思ったので、やさしく「こっち向いて。こっちだよ~。」と話しかけたら、それまでときどき首を動かしていたのに、ぷいっと横を向いてこっちを見ませんでした。仕方なく横顔の写真をとりました。
なかなか一筋縄ではいかないサルでした。(; ^ ー^) 案外かまってちゃんのサルだったのかもしれません。
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岩場の登りと瀧尾神社
岩場
男体山名物?の岩場。こんな岩のぼりが結構長く続きます。
こちらで男体山の神さまに参拝しました。頂上でしっかりお詣りしようと思っていたので、簡単に参拝しました。
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ガレ場の登り
ガレ場の階段
ガレ場のあたりまでくるとだいぶ空気が薄い感じがします。高山感がでてきました。太ももの裏側やおしりの筋肉はここまでだいぶ使ってきたので、へたってきました。階段状の段差を登る方の筋肉はまだまだ大丈夫でした。
ガレ場
ガレ場では足場がすべるので歩きにくくなっています。一歩一歩確実に、なるべく土に対して上からくつでグリップして歩くようにしました。下りでもなるべくひざを曲げて土をグリップして歩きました。
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男体山山頂の神社と刀剣
山頂につき、さっそく男体山神社に参拝。先ほど瀧尾神社で参拝したのですが、ここでじっくり参拝しました。男体山という名前どおり、骨太の男性的な強く輝かしいエネルギーの神さまです。とても高波動で感動しました。頂上で参拝するのは格別です。ある願掛けをしましたけども、それはNGと見てとれたので、別のことをお願いしました。そのためか、男体山参拝後胸のチャクラのあたりがかなり強く反応しました。
ここに来れば大抵男体山の神さまに参拝できると思われますので、立ち寄るほうがよいと思います。(このお社でしか山の神さまに参拝できないという意味ではないです。実際は男体山の山中のあちこちで参拝できると思います。)
お社は簡素でも、このような霊山を管轄されている神さまはすごいことが多いと思います。とても高波動、高い格の神さまでだと思います。日本では昔から山岳信仰が根付いていて、平野部の農村などから講という形で定期的に山の神さまを参拝していましたし、修験道もありました。なぜわざわざ山の神さまを参拝するかというと、平地の民でも昔は山の神さまの貴重さ、よさを知っていたからだと思います。
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山頂に立っている刀です。刀が立っている山は男性的な感じがします。
山頂風景
上の写真は山頂エリアの中でも、志津峠側に近いエリアです。こちらのほうには余り人が来ませんので、風景含めて山奥感があります。
太郎山神社
山頂を移動し、太郎山側の太郎山神社も参拝。前回こちらに来たときには誰もおられない感じでしたが、今回は神さまに参拝できました。
この日は曇りの天気で、霧が多くで頂上からの眺望はあまりありませんでした。眺望がなくても霊山に登れたのでよかったです。ぐずぐずしそうな天気だったので下山後、ふもとの二荒山神社中宮祠の境内に到着したら、ざぁーっと雨が降ってきました。ぎりぎり間に合ってラッキーでした。神さまに感謝の祈りを捧げました。
一応雨対応でカサをもってきていたので下山後はカサを使いました。カサをもっていない人もいるようで、後から下りて来て慌てて神社の軒にかけこんだりしている人もいました。下山してしまうとレインウェアを着るよりはカサをさすほうがよいです。
これで男体山の登拝記は終わりです。
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