城山~御岳山~奥の院~大岳山~御岳山2 武蔵御嶽神社奥の院、大岳山登拝

昨年(平成30年)の12月の下旬に城山~御岳山~奥の院~大岳山~御岳山を縦走しました。城山~御岳山、及び武蔵御嶽神社まではすでに以前のエントリーで書きましたので今回は奥の院、大岳山について書いています。城山からの登山開始が遅かったこと、迂回路で道間違いをしたことで武蔵御嶽神社への到着が遅くなり、奥の院・大岳山に向けて武蔵御嶽神社を出発したのが12:30頃でした。冬至近い日で大岳山まで行けるかどうか危ぶまれる時間だと思ったのですが、とりあえず奥の院まで行こうと思い出発しました。

武蔵御嶽神社から奥の院まで足を伸ばした結果の感想ですが、奥の院への鳥居を越えた参道の雰囲気がとてもよいこと、登山道としての険しさもなかなか登り応えがあり、大満足です。特に高木に囲まれた参道である登山道の神聖さは抜群でした。奥の院まで来られる方は限られているようで神聖さが保たれていると思います。たくさんの人が簡単には来られないようになっていますが、そこを頑張って登ったら、登った人だけのご利益的なものがあるのだと思います。以前行った三峯の奥宮のように人がぞろぞろいたら神聖さもなくなるかもしれません。大切にしたい聖地です。

 

奥の院、大岳山方面起点~奥の院参道

武蔵御嶽神社の入口付近に大岳山方面の登山道の出発点がありました。

御岳山の奥の院、大岳山方面分岐 12:37

 

数分歩くと奥の院の入口がありました。

奥の院入口 12:44

奥の院 参道の高木

このような高木が参道にはたくさんありました。

奥の院参道の木のゲート

奥の院の参道で、まるで木のゲートのようになっていて、木の根の張り出しがすごい場所がありました。この木の間を通るのが気持ちよかったです。

奥の院の参道

奥の院の参道はすがすがしく神聖です。このような美しい参道の登りが大好きです。両側を高木が囲んでいるのが特徴的です。歩いているだけですごく浄化される感じでした。

参道の木の根の登り

木の根が岩の上に張り出しています。もしかしたら土が剥げたのかもしれません。山登りっぽい道になっていて楽しかったです。

男具那社 13:12

とても気持ちよく参拝できるところです。

男具那社の本殿

 

奥の院~鍋割山

奥の院到着 13:22

奥の院は山岳信仰の聖地でした。少しお祈りをしました。神聖な場所で癒しの気配もあり、気持ちのよいお祈りができました。

奥の院峰 1077m

奥の院峰1077mの記載がありました。このピークは奥の院峰というということがわかりました。

奥の院のスペース

奥の院峰は、もっと険しくスペースのない場所かと想像していたのですが、意外に頂上は少し開けていてゆったりと滞在できる場所でした。時間的には13:30位でまだ時間はあると思い、大岳山に向かうことにしました。ゆっくりできるほど時間はなかったのですぐに出発しました。奥の院では5分くらいしかいなかったくらいです。
上の写真の後方を見ると高い山が見えます。大岳山?結構遠く見えます。現地にいる時は気づいていなかったのですが、気づいてなくてよかったです。(; ^ ー^)

奥の院峰下り 13:28

鍋割山1084m 13:39

一度奥の院峰を下りてすぐに登りになり鍋割山に到着しました。

鍋割山と大岳山の間の山路

大岳山

大岳山の大岳神社鳥居 14:11

御岳山側から来た場合の大岳山の入口にあた大岳神社の鳥居です。見上げると右と左にそれぞれ峰があったのでどちらが大岳山かなと一瞬思ったのですが、左の方が高かったので大岳山だろうと予想しその通りでした。この場所に来た頃には少し疲れていたので、大岳山まで登るのも楽ではなさそうだなと覚悟しました。
鍋割山を下りてからここまでは比較的平坦な箇所がありペースを上げて歩きました。

なお、この鳥居から少し下りたところに廃墟となった山荘(大岳山荘)があり、トイレだけは生きていて利用できます。トイレは古くないです。男女別れていて女性も利用可能です。

 

大岳神社 鳥居付近の木々

大岳神社

大岳神社は大口真神(おいぬ様)を祀っているとどこかで見たか、読んだような気がします。記憶があやふやで定かではありません。ただ、この大岳神社は、実際のところおいぬ様の神社のように思います。今この文章を書いていて、改めて写真を見返してももよい波動を感じます。

 

大岳山神社 付近

大岳山神社の本殿と隣の祠

大岳山 登り

山路らしい険しい登りで、登り甲斐がありよかったです。このような岩の登りは好きです。

大岳山 登り

大岳山到着です。14:30

御嶽山神社から奥の院経由のルートで約2時間かかりました。予想より少し早めに到着できてよかったです。

大岳山の頂上

大岳山の頂上は開けていて、眺望がよく爽快でした。達成感のある山頂です。頂上は1組の登山者がランチを食べていただけですいていました。長いすが2つほどあり、1つはあいていたのですが、それに気づかず他の場所で景色を見ながら少し食べ物を食べました。

大岳山からの眺望

富士山を遠望できました。写真で見ると富士山は小さいですが、実際はもっと大きく感じます。

大岳山の眺望

大岳山の眺望(富士山ズーム)

富士山や山々を見るのは気持ちがよいです。

一応大岳山までで写真は終わりです。当初は大岳山から鋸山経由、奥多摩駅のほうに下山しようと思っていたのですが、時間も遅いのでおとなしく御岳山まで戻り、ケーブルカーにて帰りました。帰路で武蔵御嶽神社の入口付近に再び戻れたのは15:55くらいでした。

大岳山からの帰りの平坦な道でやや急いで歩いていたら少し出ていた岩につまずいてしまい危うく転びそうになりました。その時体勢を立て直すために足を急激に動かしたため、片方の足のふくらはぎが強めにけいれんしてしまいました。強い痛みがあったので、もしかして肉離れ?と不安がよぎりましたが、しばらく筋肉を伸ばすと痛みはなくなりほっとしました。
登山も終盤になり疲れもあると思うので平坦な道でも油断はできないなと反省。平坦な道にみえてつま先がすぽっとはまってひっかかりやすい形状の岩の頭が顔を出している危険性もあるので、歩く速度、ひざの上げ方、歩幅など歩き方に注意を払うべきでした。もしかしたら肉離れかもという一瞬の怖れは今後の教訓になりました。こけそうになったら登山道の状況や体勢によっては、受身をとりつつ素直にこけておくのも方法かもしれませんが、今回はスピードが出ていたので転ぶのは危険と判断し踏ん張りました。筋肉が早めに修復されるよう後日にそなえてグルタミンなどのアミノ酸やビタミンなどを飲んでおきました。
帰りは奥の院とは違う道をと思い、下道の方を通りました。ロックガーデン(岩石園)というところの入口まで来たのですが、ロックガーデンのことを知らなかったので別の道から御岳山まで戻りました。後から思えばせっかくなのでロックガーデンを見ておけばよかったです。今後、いつかはロックガーデンにも行ってみたいと思います。

 


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