京都観光 上賀茂神社(賀茂別雷神社)を観光参拝、植物園
5月上旬に京都に行った際、植物園とその近所にある上賀茂神社を参拝しました。上賀茂神社の正式名称は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)ですが、神社フリークでもない限り地元の方でも覚えてないのではないでしょうか。植物園でゆったりしてから、上賀茂神社に行きました。上賀茂神社の方が世界遺産だけあって人口密度は高かったです。
まずは上賀茂神社の特徴をまとめてみました。
上賀茂神社の特徴
格式が高い
皇城鎮護の神・山城国一之宮、二十二社(上七社)の一社であり、天皇四方拜の拝礼対象の一社ということで格式の高さは抜群。
京都の古社
神代の頃、ご祭神が降臨したとされている古社。
「京都最古の神社ともいわれている。」(京都観光Naviサイト)
葵祭・斎王代
京都三大祭として余りにも有名な葵祭が下鴨神社とともに開催される。
斎王代というヒロインの女性が選ばれるのですが、うん千万円の支度金がいるそうで地元のご令嬢が選ばれるようです。以前、京都寺町三条のホームズというテレビアニメを見ていたときには斎王代をめぐって怪文書が届くトラブルを題材にしたストーリーがありました。
世界遺産
平成六年には二十三万坪の境内全域が「古都・京都の文化財」の一つとして世界文化遺産に登録されました。(上賀茂神社のWebサイト情報)
立砂(たてずな)
細殿前の円錐状の2つの砂の山が有名。
大田神社
上賀茂神社から徒歩で行ける位の位置に大田神社という境外摂社がある。
上賀茂神社の第三摂社とのことです。GoogleMap上の写真を見た限りではよい波動を感じるよさそうな神社でした。かきつばたが有名。
京都観光Naviによれば、「古くは恩多社(おんたしゃ)と呼ばれたこともあり、祭神には天鈿女命と猿田彦命を祀った、延喜(えんぎ)式内の古社。すでに平安時代には有名神社だった」そうです。ご祭神は天鈿女命と比較的珍しいので少し足を伸ばしてみてもよいのではないでしょうか。
藤木社(ふじのきのやしろ)
上賀茂神社の境外末社で、瀬織津姫神を祭神とする。明神川沿いに佇む小祠で、樹齢500年といわれる古木の下に祀られている。(京都観光Naviより)
国宝・重要文化財が多い
国宝2棟、重要文化財41棟。国宝は本殿と権殿。
特別参拝
特別参拝という制度がある。直会殿で賀茂神話の説明のあと、内庭からの参拝ができる。
神山(こうやま)
上賀茂神社が関連する山がある。
上賀茂神社の雅な境内参拝
参拝は午後、南の一の鳥居から詣りました。一の鳥居をくぐった境内は広くで神社らしい波動がありとても気持ちがよい境内でした。社殿からかなり離れているのに神社の気が境内に行き届いているのはどうしているのだろうと少し気になりました。
一の鳥居内
二の鳥居内
二の鳥居をくぐると立砂があったり、小川があったり、建物や境内社が次々にできてたりで、見所や景観で飽きません。これぞthe神社of京都という感じの雅な神社です。京都らしい京都を代表するような一社でしょう。
立砂は細殿の前にありました。この円錐状の小山は人工物ですが気がこもっている感じです。
須佐神社
この須佐神社は境内社の中で最も印象に残っています。観光参拝で自分だけ好きな行動ができなかったので、階段を登っての参拝ができず下からお詣りしたのですが、一瞬とてもよい気をいただき歓迎されている感がありました。
片岡御子神社
須佐神社の隣にある大きな境内社です。第一摂社です。縁結びのお社との説明書きがあり、はんなりとした雰囲気の神社です。
楼門内
拝殿はなく、拝所からお詣りするスタイルでした。特別参拝という申し込みをすぐ横でやっていたので勢いで申し込みました。GWで一人800円だったと記憶しています。Webサイトを見ると500円、夏季は600円となっていました。
特別参拝を申し込むと部屋に通され(直会殿だと思います)神職の方から上賀茂神社の成り立ちの話があり(御祭神誕生の神話「賀茂神話」)、御祓い(祓詞)を受け、内庭に移動しました。内庭に入れるのは神聖な気分になりよかったです。大勢の他の参拝者と一緒なので落ち着いてというわけにはいきませんが、拝所よりは本殿、権殿の近くでお詣りができました。
以上で上賀茂神社の参拝は終わりです。敷地内には庭園があったり、もっと奥に杜があったりするようでぐるっと散歩したかったですが、団体行動で自由度がなく断念しました。
帰りに門前で有名なやきもちを買って帰りました。餡子がほどほどで甘さ抑え目なので食べやすかったです。各所の土産物店でも売っていますが、門前で買っているのはより価値があるような気がします。
アクセス
京都駅からだとバスで1本で行けますが、すごく時間がかかるので、北山駅まで地下鉄で行き、バスに乗り換えるほうがよいと思います。上賀茂神社と下鴨神社の間もバスがあります。
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植物園
なぜ植物園に行ったかというと広くて安くて手軽で人口密度(観光客密度)がそれほど高くないだろうと思ったためです。また、京都に来てわざわざ植物園に来る観光客も少ないだろうと思います。
花がいろいろと咲いていてきれいでした。これからも季節それぞれの花が咲くと思います。当日はGWのためかパン、お菓子、工作品などの露天がたくさんでていました。(写真はなし)
真夏は暑さで厳しいかもしれませんが。