湘南神社めぐり 適々話題に出ていた鎌倉宮を参拝 表と奥でカラーが違っていた

8月の上旬に湘南にて3社ほど神社を回ってみた。一番の目的地は、葉山の森戸海岸の森戸神社で、他にも鎌倉の神社を2社回ってみた。鎌倉宮ともう1社回ったが、そのうち、鎌倉宮については書いてみる。

ところで鎌倉は一応湘南ではあるが、茅ヶ崎あたりとはだいぶカラーが違うように思う。鎌倉は観光客でにぎやかであっても、少し落ち着いた雰囲気があるように思う。人によっては怖いという人もいるようだ。合戦が多かったりするからだろうか。

☆鎌倉が怖かったという人の話
参考リンク先:YAMAP で「不思議体験 第十話 鎌倉」を検索
YAMAPは登山する人にはお馴染みのサイトだと思う。

鎌倉宮にお寄りした理由は、今まで行ったことがないことと、たまたま話題に出て知っていた神社だから。鎌倉宮について、天皇系の神社だから鎌倉でも格が高いというようなことを言う人もいるそうだが、余りそういうことは考えないでお詣りする方がよいと思う。

鎌倉宮とはどんな神社?

創建は明治2年(1869年)と新しい。建武中興十五社で、護良親王(もりながしんのう)を祀る目的で建てられた。大塔宮(おおとうのみや、だいとうのみや)とも呼ばれている。護良親王は後醍醐天皇の皇子だそう。詳しくは、鎌倉宮のWebサイトに書かれている。

鎌倉宮の表の参拝はどんな感じ?

参拝したのは、じりじりとした太陽の照り付けが強力な8月の上旬だった。境内の砂は、水分が蒸発しきった砂漠地のようにからからだった。暑さのためか、平日のためか、参拝される方は少なめ。鎌倉という歴史を感じさせる周囲の雰囲気の中、鳥居をくぐった。のんびりした少し田舎風のひなびた風情もあった。

鎌倉宮 入口

鎌倉宮 鳥居

白と朱色?ワインレッド?の2トーンカラーの鳥居だった。

鎌倉宮 境内

余計なものはなく広くてきれいな境内だった。さすが官幣中社だけある。写真にはないが、上の写真の右手にはそこそこ大きな休憩所がった。中に入れるのか、冷房が効いているのか等は近づかなかったのでわからない。トイレは鳥居をくぐって右手の端に整備されていた。

鎌倉宮 境内

奥まった小高い位置に社殿があるようだ。

鎌倉宮 手水舎

水は底から湧き出るような仕組みのようだった。湧き出るといってもそれほど冷たくはなかったので、水道水なのかもしれない。

鎌倉宮 鳥居と拝殿

暑いけど静かなお社だなーと思いながら階段を登った。

鎌倉宮 盃割り舎

階段の右手は、割り石所だった。割られた盃が盛り上がっていた。片付けるのが大変だろう。(; ^ ー^)

鎌倉宮 拝殿

拝殿までやってきた。早速お詣りしてみると、額にぐぐっとくる気が心地よい。ご祭神から感じるのは、とても軽やかでどことなく雅やかであるような気だった。暑い日であるが、風が吹いて気持ちよくお祈りができた。光が舞う感じで安心してお詣りできる感じがした。

ここまでが、云わば鎌倉宮の表の面となる。

村上社と撫で身代わり

 

鎌倉宮の奥の面、拝観エリアには何がある?

拝殿に向かって左手に授与所があり、常駐している人がいた。済んだ声の巫女風の着物を着た高校生か大学生くらいの人だった。拝観できるというので、拝観料300円を納め、社殿横手の入口から中に進んだ。拝観コースは本殿横のスペースを通るので、本殿に近づき、再度お詣りをしてみた。本殿に近くてより強い力の気に接することができた。

さらに先に進むと、本殿後ろに一段高い場所があった。

本殿後ろ

順路の方の階段を上り進んでみると土牢入口があった。

土牢入口

そして土牢があった。

鎌倉宮 土牢

護良親王(もりよししんのう)が囚われていたとされる土牢を復元したものだという。土牢でなく、土蔵のような場所に幽閉されていたという説もあるそう。

参考リンク先:Wikipedia 鎌倉宮

 

鎌倉宮の本殿

本殿を後ろからみた。

鎌倉宮の杜

土牢エリアを出ると、本殿のななめ後ろに広がる杜だ。

鎌倉宮 社殿

鎌倉宮の杜

鎌倉宮 散歩道

この散歩道はも有料エリアだ。

鎌倉宮 御首 御構廟

護良親王の首が置かれていたという場所。
土牢といい、御構廟といい、その他、なかなかおどろおどろしいものが置かれている。
(; ^ ー^)

鎌倉宮の杜の散歩道

鎌倉宮 杜から見た社殿

鎌倉宮 宝物殿

宝物殿の近くに有料エリアの出口があった。なかなかディープ系の有料拝観エリアだった。

最後に、もう一度拝殿でお詣りをして、参拝を終えた。

鎌倉宮 境内

先の方に山が見え、のどかな風景だった。以上で鎌倉宮の参拝記は終わります。歴史の新しい神社ではあるが、気持ちよい参拝ができる神社でした。神社参拝だけを考えるならば、本殿周りの有料エリアは入らなくてもよいと思った。探索をするなら拝観するのもよいかもしれない。

 



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