霊峰 筑波山登拝 筑波山神社~女体山~男体山
11月の上旬に筑波山を登拝(登山)しました。筑波山に登った理由ですが、手軽に行けることと、その次の土曜日に九重山の登山の予定を立てていたので、少し体に負荷をかけておきたいと思ったからです。参拝したのは祝日だったので、人が多かったです。
まずは、登山口付近の筑波山神社を参拝しました。
筑波山神社
筑波山神社にはこれまで3回ほど来ていますが、今回は最高に気持ちよかったです。境内を歩いていると、空間に喜びの感情が満ちているようでした。その雰囲気を感じ、わたしも浮き浮きして参拝させていただきました。空間に感情があるかのように感じるのは、以前、根津神社などで経験があります。七五三で訪社されるご家族はじめ大勢の参拝者が境内にはおられ、その賑やかさを喜んでおられるのかなと思いました。
何回も参拝しているので入口の鳥居等は撮っていませんが、境内にある御神橋を撮りました。本当はこの辺りも写真を撮るつもりはなかったのですが、境内が気持ちよすぎて記念に撮ってみました。
上の写真のように拝殿前には行列ができていました。
拝殿前にはたくさんの人がおられました。わたしは、登山する目的があるので行列には並ばず端の方から小さい拍手でお詣りさせていただきました。
女体山登拝(白雲橋コース)、男体山登拝
筑波山神社を参拝したらすぐに登山に取り掛かりました。下の鳥居を越えたところでさっそく拍手、略拝詞とともに登拝のご挨拶をさせていただきました。早速、筑波山の神さまがお出でになり幸先のよいスタートとなりました。これからはどこでも筑波山の神さまがおられるということですので、気持ちが引き締まりました。
普通に筑波山神社に参拝していたのでは味わえない、登山者ならではの参拝方法といえましょうか。
白雲橋コースは木の根がはびこる登山路を進みます。この日の登山の目的は体に負荷を与えることなので、わたしとしては、スピードを上げて歩きました。
登山路途中にある白蛇弁天さまにお詣りしました。弁天さまといっても、この日は筑波山の神さまが出てこられたように思います。そうでない祠もありますが、筑波山中の祠では筑波山の神さまが出てこられることが多いです。
こちらの白蛇弁天さまをお詣りを終え、出発しようとすると、若い男性の登山客がさっと登って行ったので、その少し後ろについて登りました。わたしから見ればペースが速めだったのですが頑張ってついていき、よいペースメーカーになってくれたと思います。その後はその方の休憩中に追い越してしましました(後ろにつかれるのは好きでないので、追い越したくはなかったですが)。(; ^ ー^) その後、後ろにつかれてしまったのですが、その登山客は途中でばててきたみたいで、序所に引き離していくことができました。
この母の胎内くぐりはパワースポットだと思います。狭いですがくぐりました。くぐらないのはもったいない感じがします。特殊なエネルギーを感じます。中に祠もありました。
白雲橋コースの頂上近くになってくると、上の写真のように行列が起きていました。この行列は上の方はほぼ女体山山頂御本殿への参拝行列があること、お子さんやお年寄りの割合がかなり多くが少し険しい箇所で停滞することが原因でした。比較的楽に登れるつつじヶ丘から登る人が合流しますし、ロープウェイの人が頂上付近で合流してきます。ところどころで列ができていました。
渋滞緩和策
白雲橋コースの女体山山頂付近の渋滞を見て、緩和策をいくつか考えました。日祝、GW、お盆休みなどに登る方に参考になると思います。
- 頂上、女体山御本殿の滞在は短時間ですませる。
- 一人ずつ待たないで並列でお詣りする。
- 女体山御本殿を回避し、御幸ヶ原方面などに進み、他の場所で拝礼する。
頂上付近、女体山御本殿でなく筑波山の他の場所でも筑波山の神さまには届くので、例えば御幸ヶ原で拝礼しても同じことです。時間をかけてお詣りしたいなら他の場所ですればよいと思います。
- 厳しいルートでも登れる人たちは、行列に並ばず進む。
お子さんやお年寄りが通れるルートは概ね1人分しかないのですが、ある程度道幅はあるので厳しいルートを使えば、行列以外の場所を登ることができます。厳しいルートでも登れる人はがんがん行った方が行列は減り、停滞緩和になります。女峰山山頂はスキップし、御幸ヶ原から男体山方面に進めばよいです。
- 御幸ヶ原コースを登る、あるいはケーブルカーで登り、男体山の御本殿を目指す。
好天の祝日など人出が予想される日は白雲橋コースより御幸ヶ原コース等で登る方が渋滞が少ないだろうと予想します。また、男体山御本殿へは自然研究路を使うと、多少体力は必要なのですが、さらにすいています。
女体山御本殿は人が多く、下から撮りました。
女体山のあと、御幸ヶ原で少し瞑想をし、再度筑波山の神様にご挨拶後、男体山に到着しました。男体山は空いていました。
自然研究路
男体山を登ったあと、下りは自然研究路を通りました。自然研究路には殆ど人がおらずに快適でした。
通行禁止の分岐がありました。
下山は薬王院コースを利用しました。薬王院コースは殆ど人はおりませんでした。一度登山路の近くのブッシュで大型のけものががさがさっと動きました。ちょうどその時、わたしは勢いをつけて走り下りていたので、あちらさんも肝を冷やしたことでしょう。いのししか鹿か、熊なのかはわかりませんでした。恐らくですがこのコースは猪が多いと思います。熊鈴を持っていなかったので、ときどき拍手を打ちながら進みました。
通行禁止の分岐がありました。
薬王院付近
薬王院コースを無事下山し、登山口までやってきました。登山口は車道に面しています。近くに薬王院の第三駐車場がありました。この登山口に至る直前に分岐がありますが、まっすぐ進むとこちらに出たと思います。分岐のほうに行くとお墓に出ますが、車道に出れることは出れます。
薬王院から少し歩くと不動滝がありました。
薬王院から約30分ほどで、旧酒寄駅跡という桜川市コミュニティバスのバス停があり、筑波山口までバスが通っています。筑波山口からつくばエクスプレスのつくば駅までバスが出ています。筑波山神社入口からバスに乗ろうとするとかなり混んでいて乗れないリスクもありそうですが、筑波山口から乗るとほぼすわれます。ただ直行バスでないので時間は少し大目にかかります。
筑波山
おまけとして、霊峰筑波山の写真を一枚です。左の小山は恐らく椎尾山だと思います。
以上で筑波山の登拝(登山)は終わりです。わたしとしてはかなり負荷をかけて登った登山だったので、翌日以降太ももはじめ足が筋肉痛になり、修復に約3日かかりました。(; ^ ー^)よい運動になりました。
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