宇佐市の神社 八幡宮総本宮 豊前国一宮 宇佐神宮
大分まで来れる機会があり、6月中旬に宇佐神宮に参拝してみました。宇佐神宮はずっと以前に一度参拝していますので、人生二度目の参拝です。昔の参拝ではやけに大きな神社だな、相当歩いたなという印象でした。今回の参拝では大きい神社だとは思いましたが、記憶に残っているイメージほど大きな神社ではありませんでした。人生の年数を経て自分の知っている世界の多さの違いが印象の違いなのかもしれません。
参道の門前につくとたくさんお店があり、店はまだ本格的に活動してませんでしたが、土曜日だけに参拝者はたくさんいました。駐車場も大きい。
一宮というだけでなく、日本有数の平地の大神社でした。広大な境内ですので境内社など隅々までは見切れていません。参拝順序は下宮→上宮→菱形池→大尾神社でまわりました。大尾神社から奥宮のある御許山への古道が出ていることからこの順番としました。
以下、宇佐神宮の情報をまとめました。
宇佐神宮の特徴
・全国の八幡宮の総本社とされている。日本三大八幡宮。
・起源は古く、571年(欽明天皇の時代)に八幡神が示顕、725年(神亀2年)の創建で八幡神が祀られ、8年後の733年(天平5年)に比売大神が地主神として祀られた。(宇佐神宮の歴史年表)
・皇室から伊勢の神宮につぐ第二の宗廟として崇敬されている。勅祭社16社の一社。
・古墳の上に建つ古墳の社である。
・4回手を打つ四拍手が古儀となっている。
・御許山にある奥宮が大元神社であり、遥拝所がある。
・本殿三棟が国宝となっている。
・東大寺の大仏建立の神託、道鏡の神託事件が起きた。
・太古の原生林にかこまれている。イチイガシ(一位樫)は、国の天然記念物となっている。
・御霊水が出ている。
・宝物館がある。
・名物 宇佐飴がある。
・近年、神社庁から天下った宮司と地元の氏子との対立など、宮司をめぐった運営面、人事面でのトラブルが多い。
宇佐神宮で印象的な場所
・参道
・上宮
・菱形池
・御許山、奥宮(宇佐神宮ではないですが)
宇佐神宮 参道
入口から少しで橋が見えてきました。この橋の手前あたりから、はっきりと神域に入ったことがわかるほどの強くてきれいな波動で、すごい神社だと思いました。とても気持ちよい参道の歩きになりました。
寄藻川
この川は奥宮がある御許山から流れてきているそうです。
大鳥居
このあたりの参道もすばらしい波動がずっと続いていたように思います。
境内配置で、この先参道を進むと90度近く左に折れ曲がります。
参道をしばらくいくと、下宮の入口と上宮方面への分岐がありました。
まずは、下宮からお詣りし、最後に上宮にお詣りすることにしました。
下宮
上宮、下宮がありますが、下宮は上宮よりだいぶ後に付け足されたものです。(810~824年)それでも結構な古さです。
上宮
下宮のあたりでは四拍手というのは気づいていませんでしたが、上宮の頃にはこの神社が四拍手というのは薄々気づいていました。しかし、慣れていないので二拍手にしておきました。上宮は、力強い重厚な波動のご祭神でした。この強い波動が八幡宮本宮の神様なんだ~、という感じです。武運の神として崇敬されているだけあります。元寇のときもこちらで祈願があったのでしょうか。
亀山神社方面
上宮の参拝のあとは、亀山神社方面の階段を下りて行きました。その階段は、杜の中を行く階段でよい雰囲気でした。
菱形池
亀山神社を過ぎると菱形池に行きつきました。
宇佐神宮の八幡神は、菱形池のほとりに顕現されたとされているそうです。菱形池の近くは、人が全くいなかったですが、すごいパワースポットでした。宇佐神宮の中で最も気に入った場所で強烈な印象です。池のほどり、水分神社がある島、水分神社に渡る橋の上などあらゆるところが高波動エネルギーの場所で、お陰で精神的にも肉体的にもとてもさっぱりしました。高波動に驚いてしまい、本来行こうと思っていた御霊水に行くのを忘れてしまいました。
御許山の奥宮に行くという目標がなかったなら、この周辺でぶらぶらと長時間過ごしたい場所でした。
菱形池では一つ注意点があり、水分神社の前には毛虫が地面に多い箇所がありました。菱形池周辺だけでなく、宇佐神宮の他のエリアでも毛虫が多い箇所がありました。踏み潰さないよう地面さえ注意しておればよいのでそれほど問題ではありません。6月中旬に行ったのですが、蚊はみませんでした。
大尾神社
菱形池の散歩の次は、大尾神社に向かいました。大尾神社は、長い参道と階段を通ったあと、ちょっとした山の中にありました。参道は草が少しあり、サンダル、ぞうり等では厳しいです。(少し回り道で鳳井の外側からアスファルトの道をいけばいけるかもしれません。)
大尾神社は宇佐神宮の元宮とされているようで、15年間鎮座されていたとのことです。
大尾神社の社殿の写真は、撮り忘れてしまい、ありません。
この大尾神社境内から御許山大元神社(宇佐神宮奥宮)に向かうおもと古道が出ているので、大元神社への登拝に向かいました。
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