九州の山 尺岳登拝(福智山から縦走)と竜王峡・龍王神社
12月中旬に筑豊地方福智山から尺岳の縦走登拝をしました。福智山登拝までは前回記事に書きましたので、その続きとして福智山~尺岳銃走路と尺岳登拝、及び尺岳下山後の竜王峡・龍王神社参拝について書いてみます。
目次 |
尺岳について
福岡県直方市と北九州市の市境にある福智山地の山です。標高は608m。頂上には尺岳神社(尺岳権現)があり、英彦山系の修験者が英彦山との間を往復するといわれる修験道の霊山。麓には竜王峡や竜王峡キャンプ村がある。
目次に戻る
福智山~尺岳縦走
福智山と尺岳の間の縦走路は平坦かゆるやかな道が多くて快適でした。(ときどきアップダウンの峰はあります。)縦走路の途中にはたまにベンチやテーブルがありました。
ほぼ縦走路の登山道の両側は常緑広葉樹の樹林帯が続き風もなくて助かりました。
この常緑樹の樹林帯は、霊気の濃度が濃くて非常に魅力的でした。足早に歩いていても、とても霊気が強いと感じる箇所が数ヶ所ありました。また杜(ひょっとしたら山の神さまなどかもしれませんが)に歓迎されているような喜びの感覚が起きたこともありました。そんな体験は山行の醍醐味の一つといえるでしょう。
高尾山登拝のときも霊気満ちる杜と書きましたけども、福智山から尺岳に続く縦走路も、自身の経験上では屈指の霊気満ちる杜だと思いました。
目次に戻る
目次に戻る
福智山~尺岳縦走路の霊木
縦走路にはときどき霊的な力が強い大きな木がありました。ところどころ縦走路で立ち止まって杜の霊気を感じたり、霊木と交流したりしました。交流といっても簡単なことで、樹木に対して挨拶したり話しかけたり、感謝の念を送ったりしただけです。霊木に意識を集中すれば霊木の精霊や気を感じることができます。霊木の気と感応すると胸やみぞおちがぽわーんと熱くなったり、額が活性化したりします。ときには霊木を媒介にして山の神さまに参拝することもできました。
尺岳・福智山のような霊気が強い場所にくると、霊気というものについて思索したくなったりすると思います。霊気とは何なのか。霊気とは何のために存在するのか。どのような作用があるのかなどです。
答えとしては、霊気は生物世界を構成する重要な要素であり、生命を維持するのに必要だとされているようです。霊気にもよい霊気、よくない霊気があると思います。よい霊気の多いところに行くと元気になったり、病気が治癒したりよい影響を受ける場合があります。概ね人間のような生物にとってよい影響を与えるのが、神仏、霊木や森林などの霊気です。よい想念をもった人間からもよい霊気がでている場合があります。
霊気満ちる森林は地球から見えないエネルギーが出ている場所であると思われます。地球から出てくるエネルギーは、森林を通じて増幅されたり変性したりして、その場所にいるだけで人間はよりよい影響を受け取りやすくなったりするものと思います。
話が脱線してしまいましたが、縦走路の霊木さんの写真を何枚か撮りました。、山岳神さんに参拝できた箇所もありました。霊木を通じ山の神さまに通じる場合があるようです。
木の種類の知識なく、何の木なのかわからないところが残念です。
目次に戻る
尺岳平
樹林帯を抜け、開けた尺岳平に到着。福智山の避難小屋から尺岳平までで標準タイム1時間30分くらいの縦走路のようです。
尺岳平にはテーブルとベンチのセットが3つくらいと、雨宿りなどができる大きな屋根が一つありました。ただし大きな屋根の下にはベンチ類はありません。
下の写真の前方は尺岳だったと思います。尺岳平から尺岳はすぐでした。多分10分くらいです。
屋根が低くてすわれる椅子類がないのはなぜ?何もないよりはいいのかな。雨宿りするのにはよさそうですが、雷雨のときは四隅の端や柱に近づかないようにしないといけないと思いました。
尺岳(尺岳神社・尺岳権現)登拝
尺岳平で若干休憩したあと、尺岳に登りました。
そして尺岳登頂です。\(^▽^)/ ここは空気が全然違います。
尺岳山頂の祠。尺岳神社(尺岳権現)です。福智山山頂からは標高がだいぶ下がるので余り寒くなく、落ち着いて参拝することができました。山頂では誰もおられませんでした。
尺岳山頂は、修験の霊地の気配がする山岳霊場だと思います。福智山から縦走した中で、この日一番の霊地という感じで山岳神さんに参拝ができる場所でした。(福智山山頂は寒すぎて落ち着いて参拝はできていません)2つの霊山の山頂での参拝と縦走路の得難い経験に感謝してお祈りを捧げました。
福智山山頂では寒くてすぐに下山しようか、縦走路が雪で難路だったらどうしようかなど不安を持っていたりしましたが、無事尺岳までの縦走ができたこと、尺岳山頂で山岳神さんに参拝ができて感無量でした。また福智山単独の登山でなく尺岳まで来る計画を立てていて本当によかったと思いました。自分の計画をほめたいです。
しばらく山頂で過ごしたあと、そろそろ下山しようかなと思ったところで、別の登山者が来られました。わたしが山頂を去ったとき、その方も祠に参拝されていたので、うれしい気持ちになりました。
尺岳登山道の樹木
尺岳と尺岳平の間で、3本の幹が連なる特徴的な樹木がありました。まるで三又の大蛇みたいです。山頂で参拝したあとだったので、写真だけにしました。
竜王峡・龍王神社
尺岳平から赤松尾根を経て、竜王峡まで下山できました。赤松尾根は結構な難路で、土と落葉ですごくすべり、ロープをつかんでないと下りれませんでした。しかもすべる区間が長い。そのため尺岳平から竜王峡まで1時間くらいかかりました。
竜王峡はキャンプ場やトイレがありました。滝があり、龍神さんも祀られていて水の気が強い清らかな雰囲気でした。
龍神さんスポットであり、清澄なパワースポットです。滝に向かって参拝しました。夏場に滝行や水浴びなどしたら気持ちよさそうです。
龍王神社
滝の横には神社がありました。もちろん龍神さんの神社です。
賽銭箱がなく、お賽銭は管理もとの八幡神社までお願いしますとのことでした。
八幡神社は、恐らく竜王峡から下っていった里の鎮守社だと思います。竜王峡側から登山したり、竜王峡を目的にやってくる場合は、先に八幡神社に参拝しておくとよいと思います。写真を見た限り、八幡神社もよさそうな神社でした。
以上で尺岳登拝記(登山記)はお終いです。
交通アクセス
尺岳の登山口である竜王峡への、あるいは竜王峡からの帰路の交通手段は、直方市コミュニティバス(上頓野線)があります。
JR直方駅と竜王峡の間は30分ちょっとです。
徒歩の場合、JR直方駅から竜王峡まで約1時間30分。逆は下りになるので約1時間20分です。