たまには密教のお寺に行こうと思い高野山東京別院 参拝、近くのブーランジェリーでお土産購入

高野山東京別院ですが、今年4月と7月の都合2回参拝しています。和歌山の高野山には以前1度行ったことがありますが最近は行っていません。また、いつか行ってみたいと思います。

高野山東京別院にやって来た理由ですが、密教寺院の雰囲気に浸ってみたいと思ったことと、金剛杵(独鈷杵など)でも見れるかなと思ったことです。金剛杵(こんごうしょ)とは仏神の諸天が持っているような法具です。以前行ったお寺で増長天と持国天のとても力が強くて非常に印象に残る像を知っているのですが、その二仏神ともに金剛杵を持っておられたように思います。密教の法具のようなので、あるとしたら高野山とか比叡山になると思い何となく行動しました。
高野山東京別院に行ってみた結果、金剛杵は売ってませんでしたが、ミニチュア金剛杵っぽいお守りがありました。

参考リンク先:Wikipedia金剛杵
参考リンク先:天空の聖地 高野山(和歌山県の高野山紹介ページ

 

高野山東京別院の強力な不動明王

不動堂

1回目に参拝した際は、結縁灌頂(春季結縁灌頂ー胎蔵界ー)というイベントが開催されていたため本堂の参拝ができませんでしたので、不動堂を参拝して帰りました。その時、感じた不動明王の力が強くて超絶びっくりしました。力強さだけでなく気の性質がとてもよかったです。これまでの経験では深川不動堂の不動明王とともに強く印象に残りました。

その強い印象を受けて、またこの不動明王に接したいと思い2回目の参拝をしました。ところが2回目では、一般的な不動明王より力が強いような気はしましたが、1回目の戦列な印象ではなかったです。

なぜそう感じたのか帰宅後、考察をしてみました結果は、次の通りです。

  • 1回目の参拝時は11時頃、2回目は14時台でした。不動堂では、毎日10時から護摩があり、1回目は護摩の直後のようでした。護摩で不動明王顕現があり、残存した影響力があったと思います。
  • 1回目の参拝では、不動堂のみを参拝しましたが、2回目は本堂を参拝し強い印象を受けた後、不動堂を参拝したため感じ方への影響がありました。

恐らく、不動明王さまの参拝は、10時の護摩のとき、次いで午前中の護摩の直後くらいがよいと思われます。護摩の後、しばらくして、飛び散った灰などの掃除が入るようですのでその時は落ち着いて参拝できないと思います。

不動明王の力強さと普段から護摩を実施しているかは関連があるのではないかと思います。例えば深川不動堂の不動明王では、少なくとも護摩を1日に5回は実施されています。

2回目参拝時の不動堂

 

本尊が弘法大師の本堂は祈りの空間でした

本堂

不動堂と本堂

2回目の参拝時には、本堂の参拝ができました。かなりの広さのお堂で、入ってすぐの場所にはたくさんのいすが並んでいました。いすに座った時には意外に大きな音がして、静かなお堂に響きました。本堂の内部はクローズドな室内で霊的な密度が濃い、さすが密教の祭事を行なう場所だと思いました。いすにすわって寛ぎながらお祈りもできると思います。

祭壇には4つの像がありました。賽銭箱の前で軽く参拝後、4つの仏像を順番にお参りしました。向かって一番右は、聖観世音菩薩像、真ん中に弘法大使空海像、左に愛染明王像、さらに左に地蔵菩薩像であったと思います。それぞれの前に拝所があり、拝所から像までは少し距離がありましたが、仏様の波動は届いていました。弘法大使像の前だけにはお焼香がありました。それぞれの像の前には真言の記載があります。愛染明王はすごく長かったです。

順番にお詣りしましたが、弘法大師像でのお詣りが一番心地よかったです。弘法大使像の顔ですがなかなかいかつかったです。弘法大使の波動は他の像とはひと味もふた味も違いました。弘法大使像の前は祈りの空間としてすぐれた場所で、短時間で、すとーんと祈りの心境に入ることができました。祈りの心境とは、無心であったり、落ち着いた心持ちになったりすることです。数分のお祈りの間、とても静かでした。ここで毎日お祈りができたら望ましいことですし、清浄な心になっていくと思います。

わたしはお堂の拝所に祭壇に向かって右側から進んだのですが、左側からがルートのようです。拝所の左手には塗香があり手などにつけれるようになっていました。塗香は穢れを防ぎ、邪気を払う効果のようです。匂いは結構強いです。香水的なものでないので、手などに少量つけるだけで十分だろうと思ったのですが、作法もあるようです(下記)。

先ず指ひとつまみの少量の塗香を左手に受け、右手の人差し指と中指に少しつけ、口に含む。次に香を両手で数度磨り合わせ、その後、その両手で胸(実際は衣の上)に当て塗る。身・口・意の三業を清めるとされる。(Wikipedia塗香より)

参考リンク先:Wikipedia塗香

塗香は授与所で購入できます。霊山でない山に趣味登山などで入る人は、プロテクションにもなるかもしれないなと思いました。

拝所での参拝後、祭壇空間の周囲の壁の外側には廊下があることに気づきました。廊下はぐるりと一周できるようになっていて壁には上人の大きな絵が並んでいました。祭壇の後方の廊下にはたくさんの位牌が並んでいて強い霊気が発せられていました。亡くなった方という意味での仏様の霊気という感じです。僧侶の方の位牌なのかその他の方なのかはよくわかりませんでした。その気の強さに少し怯み、さっと通りすぎましたが、一応一礼だけはさせていただきました。祭壇裏の廊下は通常の参拝で伺うところではないと思いました。廊下一周後、再度拝所でお参りをして参拝を終了しました、

明神社

境内の明神社

明神社の前に手水舎がありますので、手水のあと、明神社に挨拶参拝し、不動堂や本堂に向かうのがルートになるのかもしれません。一応神社になっていますが、お寺の雰囲気でした。お寺ですから当然ですが。

各道場と境内風景

讃岐国 涅槃之道場

土佐国 修行之道場

伊予国 菩提之道場

阿波国 発心之道場

境内風景 桜は4月参拝時の写真です

入口の門

 

近所の人気のパン屋でお土産購入

高野山東京別院と同じ通り沿いで交差点を渡ってすぐにブーランジェリー セイジアサクラというとても繁盛しているパン屋さんがありました。ブーランジェリーとは、お店の職人が小麦を選びこねてパンを焼きそのまま売るお店という意味だそうです。職人のお名前を店名につけるあたり、パン作りにかける熱意、矜持のようようなものを感じます。

店の大きさは大きいとは言えないのですが、パンの種類はなかなか多いです。他のパン屋では余り見かけないような品揃えでついついたくさん買ってしまいました。人気商品は焼きカレーパンで中身は夏野菜的な野菜がたくさん入っていました。わたしは、クロワッサン系のベリーやクリームのパン、パン・ド・カンパーニュ、フォカッチャなどが印象に残りました。ぶどうの天然酵母を使ったチーズ系のパンはバリエーションが多かったです。生クリームとぶどうの天然酵母を使った食パンもおいしかったです。2、3000円ほど買ったのですが、自宅でも大人気でした。(^ ー^)

ブーランジェリー セイジアサクラ(Boulangerie seiji asakura)



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