奥多摩 三頭山登拝 都民の森~野鳥観察小屋~三頭山~大沢山 周回登山

4月下旬に三頭山を登りました。元々は甲武信ヶ岳に行こうと思っていたのですけれども、朝、出遅れでしまい、急遽行き先チェンジしました。

御嶽駅に行こうと思って、電車を選んだつもりが、間違って武蔵五日市方面の車両に乗っていました。(; ^ ー^) まあいいかと思い武蔵五日市駅からどこかの山にバスで行くことにしました。

ノープランで武蔵五日市から便のよい時間帯のバスに乗ることにしました。バス乗り場に着くと主に2つの行き先に登山者・ハイカーによるバス待ち行列ができていました。長い長い百人に迫るような行列と、20人くらいの行列です。わたしは長いほうの行列に並んでみました。急行都民の森行きのバスと書いてありました。すわれないかもしれないなと思っていたら、バスが何台も次から次へとやってきてすわれました。(^ ー^) バスには1時間近く乗ることになったのですわれなかったら厳しいところでした。よかったよかった。基本、皆さんすわれたようです。バス料金は九百数十円(記憶してませんが940円くらい?)でした。急行バスは浅間への登山口などいくつか止まりました。都民の森行きのバスは、今年(令和3年、2021年)のGW中は緊急事態宣言のためか運休だそうです。
帰りのバスは乗りつぎガ発生し、乗り継ぎ拠点(数馬?)までは立っている人もいましたが、乗り継ぎ拠点(数馬?)に3台ほどバスが来て皆さんすわれてました。

目次

都民の森から登山

登山口の都民の森に到着したら、人がたくさんいてにぎわっていました。標高が1000mを越えていて、これは楽な登山になりそうだと思いました。都民の森は、当然トイレもありました。売店はコロナのためか閉まっていました。無料WiFiがあり、YAMAPで地図をダウンロードしました。

森林館・大滝の路

都民の森を出発して数分で森林館(1043m)という都営っぽい施設に到着しました。コロナのまん延対策なのか、営業休止中でした。トイレは利用可能ですし、休憩できるテーブルや椅子はたくさんありました。また山桜がたくさん咲いてました。盛期は過ぎた感はありましたが、そこそこきれいでした。

登山口近くの森林館

森林館から大滝方面の路(大滝の路)

三頭大滝への路は木材を薄く裁断したチップが敷き詰めてあり、とても歩きやすいロードでした。都民の森というだけあって、お金かけてます。

大滝の路からの眺望

市道山、生藤山、浅間峠、土俵岳方面の眺望です。

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けやきの路・モミの木

モミの木があるけやきの路方面の分岐

この分岐から大滝の路を外れ、モミの木があるけやきの路に進みました。都民の森で最大のモミの木があるとの説明書きがあり、それに惹かれたからです。モミの木まで約6分とのことでしたので、行って戻ってくるつもりで登りました。しかし、モミの木から先も三頭山にむけて路が伸びていたのでラッキーでした。
上の写真は帰路に撮ったので、午後の写真です。

けやきの路

上の写真のような歩きやすい道が続きました。涼しく大滝の路に比べ人が少なくてとても快適な路でした。こちらの路に来てよかったです。けやきの路ではこの山域の山岳神さんの気配が強くなりました。

モミの木
けやきの路の都民の森・最大のモミの木(だと思いますが違うかもしれません)

このモミの木の下でしばらく山の神様へのお祈りをしました。こちらでは、たまたまかもしれませんが、念じずとも山岳神さんにつながりやすいクリアースポットでした。
すばらしい山岳神さんとモミの木のエネルギーを受け取ることができました。このモミの木は神性を帯びていて、山岳神さんの媒介役(アンテナ役)になるようです。
わたしにとっては、モミの木社みたいに思いました。

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かおりの路・モミの木

けやきの路・かおりの路のT字路

けやきの路はT字路に突き当たって終わり、T字路からかおりの路を野鳥観察小屋方面に進みました。この一帯は雰囲気よく野鳥のさえずりも心地よかったです。

かおりの路のモミの木

時たまモミの木に出合います。

山桜

時たま山桜が咲いていました。

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野鳥観察小屋

野鳥観察小屋 1236m

野鳥観察小屋でかおりの路は終わりのようでした。

野鳥観察小屋の中

野鳥観察小屋は電気が来ていました。トイレはなかったです。二階建てでした。
地図を見ると野鳥観察小屋から三頭山山頂に向かうルートは、それほど遠回りにならないルートとして次の3つがありました。
(1)ブナの路に出る(2)コマドリの路を進む(3)回廊の路から探鳥の路を進み見晴らし小屋に出る
この中から、(3)のルートを進みました。詳細は下記のマップに記載があります。

参考リンク先:
ようこそ檜原都民の森へ(三頭山登山マップ)
東京都檜原都民の森サイト コース紹介(マップの掲載サイト)

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見晴らし小屋へ

途中の眺望

モミの木

見晴し小屋への登山道

上の写真の木の枝ぶりが片方向にだけ伸びていました。季節風の影響でしょうか。

見晴し小屋到着 1397m

見晴らし小屋の眺望

一応眺望はありましたが、眺望がすごいというほどでもなかったです。

見晴らし小屋から三頭山への登山道

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三頭山(東峰・中央峰・西峰)

三頭山 東峰 山頂

東峰の標高は1527.5m。三頭山山頂付近は、山の神さまの霊域でもありました。この山域の主神である山岳神さんとは異なるようですが、とても気持ちがよい祈りができました。

三頭山 中央峰 山頂

中央峰は1531m。最高峰です。雰囲気よかったです。

三頭山 西峰 山頂への階段

西峰山頂に向かう最後の登りは階段でした。

三頭山 西峰 山頂

標高は1524.5m。三頭(三峰)のうち、一番標高が低い西峰が一番開けていて、一番人が多かったです。多少ベンチはあったものの、大抵の人は敷物を敷いて地面にすわられてました。本格的な山料理を楽しんでいる人も多くて寛いだ雰囲気がよかったです。わたしはまだ休憩したいと思わなかったので、山頂での山へのお祈りをした後、すぐに下山しました。(山頂などでお祈りをするのが登山時の習慣になっています。)

西峰からの眺望 冨士山

西峰からの眺望

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三頭山 下山、三頭山避難小屋

三頭山 西峰下山

下山は、大沢山方面に向かいました。下山中ちょっと変わった角度で曲がっている木がありました。

下山中の登山路

この先が三頭山避難小屋だったと思います。前方に見えるのはおそらく大沢山だったと思います。

登山路と避難小屋

避難小屋が見えてきた。

避難小屋

下り10分くらいで三頭山避難小屋に着きました。避難小屋にはトイレがついていました。個室×1、男子小用×1。

避難小屋の室内

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大沢山、深山の路・石山の路

三頭山避難小屋を過ぎ、大沢山に向かうと格段に人が少なくなりました。みなさん避難小屋の手前のブナの路を下山されてました。三頭山を下りて、もう一度大沢山に登り返すのがいやなんでしょうか。
こちらの人が少ないコースを選んでよかったです。

大沢山到着

大沢山山頂に到着です。ベンチが2つありました。また、眺望がよく、冨士山がばっちりでした。冨士山方向は三頭山より眺望がよかったです。

大沢山のあたりは深山の路と呼ぶそうです。

大沢山から冨士山の眺望

深山の路 分岐 ハチザス沢の頭

ハチザス沢の頭の分岐に到着。まっすぐ行くと槇寄山、西原峠方面です。わたしは左折し大滝方面に進みました。大滝方面は深山の路から石山の路につながります。どこまでが深山の路でどこからが石山の路かというのははっきりしません。

雰囲気がよい深山の路

深山の路から石山の路は多少アップダウンがある快適な尾根道の下山でした。尾根道の雰囲気は、とても好きなタイプの路でした。この路を登ってみたいなとも思いました。

雰囲気がよい石山の路

雰囲気がよい石山の路

石山の路を粗方下山すると小さな谷川に出合います。下の写真です。

山の神さまに参拝した小さな滝

谷川には小さな滝があり山の神さまの雰囲気がありました。軽く山の神さまへの参拝のお祈りをしました。とてもよい雰囲気の場所でした。

谷川沿いの登山路を下山すると三頭大滝付近に到着します。

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三頭大滝

大滝休憩小屋に到着

石山の路が終わり、大滝の路に入りました。ほぼ下山という雰囲気でした。トイレがありました。大滝休憩小屋からすぐの場所(1~2分)に三頭ノ大滝があります。

三頭大滝の滝見端

滝見橋は、三頭大滝を見るための橋のようで、向こうは行き止まりになっていました。路も続いてませんでした。
立派な橋で、さすが東京都がお金を出しただけあります。

三頭大滝

高さがある大きな滝でした。滝の雰囲気としては、前の写真の小さな滝のほうがよかったです。

大滝のあと、大滝の路をゆっくり散歩しながら都民の森に戻りました。大体、20分くらいの道のりです。

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登山データ

登山コース
登り 都民の森~森林館~野鳥観察小屋~見晴らし小屋~三頭山
下り 三頭山~三頭山避難小屋~大沢山~ハチザス沢の頭~三頭大滝~森林館~都民の森

累計標高差
登り 825m
下り 827m
距離
7.7km
標高差、距離とも短く比較的楽な登山でした。

天候
晴れ。春らしい暖かい気候でした。

装備
登山用アンダーウェア、ミドルレイヤーのウェア、ボトムス、登山靴、40ℓザック、トレッキングポール、服装の予備として、ソフトシェルと暖かいシャツを持参。下山後電車の中でソフトシェルを着ました。ザックの中には軽アイゼン、ゲイターが入ったままでちょっと普段より重かったです。
水は700mlのペットボトル×1本。昼食サンドウィッチ、パン。行動食なし。

トイレ
都民の森、森林館、三頭山避難小屋、大滝休憩小屋と比較的豊富にあり。

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登山(登拝)の感想

過疎っている登山路がよかった
今回の山行(さんぎょう)では、結果的に多くの区間で幹線登山路を避けられたので、満足感が高くなりました。人が多い幹線登山路は今回のコースでは見晴し小屋ー三頭山と、三頭山ー三頭山避難小屋あたりまででした。見晴らし小屋で幹線登山路と合流するため、ちりんちりんと鈴を鳴らしている人が後ろにつかれて歩きにくかったです。思わず引き離すためにスピードアップしてしまいました。(; ^ ー^) ちりんちりんの鈴の音は結構長く聞こえるので聞こえなくなるまでプレッシャーです。三頭山のような人が多い幹線路では鈴は不要ではないでしょうか。
下山時には大沢山を経由する深山の路、石山の路を利用しました。その名前の通り多少山奥感と岩山感があり、好きなタイプの登山道でした。大沢山からの冨士山の眺望がよかったです。

山の神さまへの登拝
三頭山付近も武蔵御嶽神社奥ノ院の山岳神さんの山域のようでした。この日は、登山時にけやきの路やかおりの路付近から山岳神さんにお詣りできました。山岳神さんは、この山域の山の神さまの中でも主神といってもよいと思います。
また、三頭山の山頂付近やそこからの稜線や沢筋では山の神さまに登拝できました。龍神さんだったように思います。
三頭山には今回偶々登り、山の神さまが御座すとても感じがよい山でした。比較的手軽に行けるのでこの山域にはまたお世話になりそうです。

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