日光神社旅 日光二荒山神社中宮嗣
5月中旬の土曜日、日光の男体山を登ることにした。当初は、日光白根山を登る予定にしていたのだが、携帯電話の充電ができていないことに気づき急遽男体山に変更した。一晩充電器につないでいたのだが、コンセント側の接触が悪かったようだ。携帯電話がないとGPSが使えない。どんなところかわからないのでGPSがないと白根山はやや不安だった。男体山の登山口は二荒山神社中宮嗣になるので、登山前に中宮嗣をお詣りした。
日光二荒山神社について
二荒山神社の二荒山とは男体山、女峰山と云われている。日光の二荒山神社は比較的日光駅に近い本社、奥日光に近い中宮嗣がある。さらに男体山頂には中宮祠の奥宮がある。中宮祠は男体山にあることから男体山の神社であり、本社は男体山と女峰山の中間くらいにあることから双方を遥拝する位置づけなのかもしれない。中宮祠は中禅寺湖のほとりにあることから男体山の麓かと思いきや中腹になる。麓はどこかというと、いろは坂を下りていった先にあるのだろう。
今回本社には行かなかったが、いずれは二荒山神社の本社や周辺の滝尾神社、本宮神社などにもいっていみたい。
日光二荒山神社中宮祠の特徴
・男体山の登拝口(登山口)がある。開山は5月5日-10月25日のみ。それ以外の期間は登山は禁止されている。登山受付時間は午前6時~正午。
・樹齢約1100年、1000年のイチイがある。
・本殿を始めとして7棟が国の重要文化財に指定。
・祭祀遺蹟である男体山頂遺跡が見つかっている。
・宝物館がある。(太刀類が主体のようだ。男体山頂遺跡の展示もある。)
・男体山頂上に、男体山奥宮がある。
・男体山は約7000年前に噴火があり、活火山として認定されている。山頂火口には、昔は火口湖があった。
中宮嗣参拝、入山登録
お詣りにあたっては浜鳥居という鳥居から入った。東鳥居もあるのだが、社殿が正面を向いているのは浜鳥居なので浜鳥居から入ることにした。浜鳥居をくぐると八脚門、唐門と続く。
八脚門をくぐって左手にあるトイレをすませ、唐門の中の中宮祠社殿でお詣り、さらに中宮祠社殿がある境内の授与所にて登山登録をし、お守りをいただいた。入山料は500円となる。お守りは首からかける紐がついていて、登山用になっているのがありがたい。
境内には大蛇の像や龍の手水などがあった。その他、境内社もあるようだが、登山のために来ているので社殿でのみお詣りをした。
拝殿では男体山の神様のとても力強い波動だった。これが山岳の神様の力なんだーと勉強になった。少し筑波山とが似ているかなと思いながら、これから登拝させていただきますということでお祈りをした。
境内の雰囲気は素晴らしいが、男体山の登山を控えてはまだまだ序の口といえる。男体山を登拝してこその二荒山神社参拝ではないだろうか。
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