日光連山 女峰山登拝2 専女山~帝釈山

10月中旬の女峰山登拝の続きです。

女峰山の登拝(登山)を終え、12:35女峰山出発。
次に専女山、帝釈山に向かうことにしました。女峰山頂上から専女山に向かうには、急な崖のような道を下りました。日光三剣である馬の背渡りならぬ、馬の首という感じです。

上の写真は、急ながけの道を下りてから振り返って女峰山方面を撮りました。こうして見ると道とはいえないかもしれませんが。(; ^ ー^) 概ね、がけに張り付くように下りました。

 

専女山へ

専女山への尾根道

この尾根道は馬の背渡りのように思いました。雪もないですし、ただ歩くだけなのでそれほど難しくはないです。風が強い日は厳しいかもしれません。

 

専女山への尾根道

 

専女山への尾根道から石ころが多いがけのような場所を見下ろした(下の写真)

 

専女山への尾根道

専女山への尾根道

専女山への難所

ちょっとした急な岩の鎖場があった。岩場を登ると、専女山でした。

 

専女山到着 12:54

専女山に着いた時、かがんでリュックから物を取り出すことがあり、頭を下に下げると少し頭がぐわんぐわんと(ずきずき)したので、高山病を自覚しました。頭を上げると頭痛もないので大丈夫でしたた。

 

専女山

 

帝釈山へ

帝釈山への尾根道

帝釈山への尾根道

帝釈山への尾根道

帝釈山への尾根道

帝釈山には少し登りがありましたが、距離は短いのでそれほど負担ではありません。

 

帝釈山 頂上2455m 13:12到着

女峰山~専女山~帝釈山への尾根道は快適で楽しかった。これで眺望がよかったら言うことないのですが・・・。周囲の山はガスでまったく見えませんでした。帝釈山の山頂は開けていてスペースがありました。休憩にちょうどよかったです。

 

帝釈山 頂上

帝釈山 頂上

少し休憩して、13:21出発しました。

 

帝釈山からの登山路

帝釈山からの登山路

上の写真は登山路を振り返って登りの方角を撮ったものと思います。ところどころえぐれていて段差がある登山路でした。

 

帝釈山からの登山路

針葉樹林が続きました。樹皮が白いのは、シラビソ?

 

帝釈山からの登山路

帝釈山からの登山路

下山時は、ずっと森に霧が立ち込めていて、森のミストをずっと吸い込んでいました。歩いているとき、ぱっと思いついたのが、このミストは何かに効果があるのではないかということです。ミストは森の香気を含んでいて、実際のところ鼻腔など呼吸器にかなりよい影響を及ぼしたと思います。フィトンチッドが鼻腔の粘膜に付着したのかもしれません。

 

富士見峠 14:11到着

富士見峠から志津へ

富士見峠~志津峠

富士見峠~志津峠

富士見峠~志津峠

富士見峠から志津峠の間を歩いているときが、最も霧が濃かったように思います。

 

富士見峠~志津峠

富士見峠~志津峠

上の写真は、馬立から志津峠の間の道だったと思います。(この間は、100mほどの高低さの上りも含んでいます。)前回7月に来たときよりかなり荒れていて、数段歩きにくくなっていました。集中豪雨、台風などの影響だと思います。
歩いているとずるずると石ころがすべり足がとられ、足がとられると足の体力が持っていかれます。歩き方が下手なのか、すべらないように歩くとスピードがでません。本来は歩幅をやや狭くとって歩いた方がよいのだろうと思います。不安定な足場ですがスピードを優先して足裏のけりを使い歩きました。10月は夏場より日が暮れるのがかなり早いです。

久しぶりにリュックを背負ったのでだんだん肩が痛くなってきて、きつかったです。昔部活で運動をしていたときの練習よりは全然楽なので精神的には問題なかったです。肩痛対策でリュックは主に腰に重心かかるように持ちました。

 

志津峠 16:07

ようやく志津峠に着いて、ほっとしました。ここまで来ると気分がぐんとよくなり助かりました。鼻唄でも歌いたい気分になったのは、やはり高山病の影響があったのかなと思いました。この後、三本松まで歩きました。最後はかなり暗くなりヘッドライトをつけて歩きました。(始終小さい鐘を鳴らしながら歩きました。)約24.5kmを最後まで歩きとおせてよかったです。

今回の登拝でもいろいろと貴重な経験ができ、人間としての自分の地力もアップしたと思います。登拝の経験を重ねると自分の中に底知れない力がたまっているような気がします。地上の経験では得られないような何かが登拝にはあるのかもしれないです。時には苦しい中で頑張るのが重要なのだろうと思います。
自分がもしゲームのプレイヤーだとしたら、精神力、体力、気の力、生命力、知力、知覚力、人間性、霊性などの・・・様々なパラメーター値が上昇していると思います。人により上昇するパラメーターはいろいろでしょう。厨二病的にいうなら、思わぬエクストラスキルなんかが開花したりして。(; ^ ー^)
例えば昔の修験道者は(今もいるかもですが)、山岳修行により超常的な力の発現を目指したのでしょうし、宇宙の真理に近づくこともできたかもしれません。阿闍梨の山岳行なんかも同じでしょう。価値の高いエキストラスキルの獲得には相当な修練がいりそうですが。(; ^ ー^)

 

翌朝、肩と背中の筋肉にこわばりがでて、いわゆる肩こりなどから痛みが少しありましたが、炎症をおさえるハーブ系のサプリメントを飲むとかなり効いて、その日の夜にはこわばりや筋肉痛は感じなくなりました。サプリメントについては、また、別の機会にでも紹介したいと思います。

 


Amazon.co.jpアソシエイト



魔境アジアお宝探索記 骨董ハンター命がけの買い付け旅


西南シルクロードは密林に消える


空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む