北九州の神社 博多~宗像の神社旅 宗像大社辺津宮

福岡県の神社めぐりの三社目として11月中旬に宗像大社を参拝しました。宗像大社の参拝理由ですが、福岡では海の神様系の神社をお詣りしてみたいと思っていたためです。宗像大社の後に志賀海神社に行こうかと思っていたのですが宗像大社の参拝印象が強烈で、他の神社に行く気持ちが完全に消失してしまいました。(; ^ ー^) 力の強そうな神社は後に回した方がよかったかなと思っています。宗像大社はお宮が三つありますが、九州本土にある辺津宮のみお詣りしました。お宮が三つあるのは江島神社と似ています。宗像大社は沖津宮、中津宮、辺津宮、江島神社は奥津宮、中津宮、辺津宮です。宗像大社の辺津宮は沖津宮、中津宮のご祭神も境内に祀っているので総社とも言われているようです。

宗像大社の特徴

  • 宗像三女神を祀る宗像神社、厳島神社など全国6,200神社の総本宮とされている。(同じ祭神である広島の厳島神社は宗像大社から勧請されてものではないようです。)
  • 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群として、世界遺産に登録されている。平成29年の世界遺産登録により観光バスの団体さんによる観光参拝が多くなった。
  • 玄界灘の孤島、沖ノ島に沖津宮が、大島に中津宮が、九州本土には辺津宮が鎮座。三宮はおおむね一直線上にある。
  • 沖ノ島は、島全体が宗像大社のご神体とされており、海北道中にある。宗像神は海北道中に降臨したとされる。
  • 沖ノ島には古代含めた祭祀場跡の遺跡が多数発見されており(1980年の発掘調査で23カ所)、8万点以上の出土品が国宝指定され、神宝館に収蔵、展示されている。
  • 大島の中津宮は七夕伝説発祥の地とされ、天ノ川、織女神社(織姫)と 牽牛神社(彦星)があるそう。旧暦の七夕(8月7日)に七夕祭りが開かれる。大島には、天真名井(あめのまない)という霊泉があるそう。
  • 辺津宮の神域内の小山(宗像山?)の中腹に古代祭祀場である高宮祭場があり、宗像大神が降臨する場とされる。
  • 辺津宮本殿の周りには、75末社があり、108神を祀る。
  • 辺津宮の駐車場は大きく、500台を収容する。駐車場の前には祈願殿があり、自動車のお祓いは祈願殿の前の駐車場にて行われるようである。

 

データ

  • 日本書紀で、宗像神は、道主貴(みちぬしのむち)という尊称を付けられている。あらゆる道を導かれる最高神とされる。
  • 沖ノ島へは過去、大祭の日に200人の一般男性の上陸が認められていたが、不正上陸などの対策として現在では一般人の上陸は完全に禁止されている。(平成30年時点)
  • 神宝館には、三角縁神獣鏡(神仙・霊獣の文様をあしらう銅鏡の一種)、金の指輪(花文様、円文様をあしらう純金製)などが収蔵されている。
  • 宗像大社は、裏伊勢とも称される。
  • 辺津宮の儀式殿は、靖国神社から移築。枯山水の中庭がある。
  • 辺津宮には樹齢550年の楢の木がある。

 

辺津宮参拝、参道

宗像大社 入口

参道の鳥居

参道 太鼓橋

太鼓橋の心字池

心字池

参道

手水盤

参道と門


菊の展示

 

拝殿、本殿

社殿

拝殿

拝殿のご祭神はどことなく白く優しく慈愛に満ちたとても美しい波動でした。これが海の神様の波動なんだ~と学びました。この後、第二宮を参拝したとき、どことなく似ているところがあるなと思いました。参拝者の方は多いのであまりゆっくりはできないのですが、じっくり時間をかけてお詣りしたいお宮でした。拝殿の近くに長いすが並んでいたので、時間があればすわって辺津宮のご祭神の波動による気をたくさん浴びるとよいと思います。

拝殿

拝殿は当然のことながら海方向を向いています。中津宮の大島、沖津宮の沖ノ島の方向を向いているのだろうと思います。

拝殿の扁額

本殿

本殿

社殿の右側(社殿に向かって左側)

社殿のまわりもとても美しい境内です。境内社がたくさんありました。ぐるっと社殿の周りを一周しました。

社殿の後ろ

社殿の左側(社殿に向かって右側)

拝殿付近の休憩用いす

 

 

高宮祭場

拝殿、本殿の敷地を出ると高宮祭場、第二宮、第三宮に向かう参道の入口がありました。

高宮祭場、第二宮、第三宮方面 入口

高宮祭場、第二宮、第三宮 参道

高宮祭場、第二宮、第三宮への参道は、緑豊かな杜でした。とてもすがすがしいです。しばらく行くと高宮祭場と第二宮・第三宮への分岐点があったのでまずは高宮祭場に向かいました。

高宮祭場への参道

高宮祭場へは登りの階段がある参道を結構歩きました。時々止まったりしながらゆっくり歩きましたが、高宮参道の門から体感記憶で15~20分くらいは裕にかかりました。

そして、高宮祭場に到着。参道含め団体さんとすれちがったり、たくさんおられたりしました。

高宮祭場

高宮祭場の説明:
宗像三女神の降臨地と伝えられています。
沖ノ島と並び我が国の祈りの原形を今に伝える全国でも数少ない古代祭場です。

高宮祭場

祭祀場の空間、周囲の木々には昔からの神聖な波動が蓄積している感があります。上の写真は神秘感がかなり好きな一枚です。

高宮祭場

鳥たちのさえずりが気持ちよかったです。

高宮祭場

古代からの聖地である高宮祭場。現在の位置に社殿がある前は、主にこちらで祭祀が行われていたとのことで、今も神事が続けられる現役の祭場です。
周りを取り囲む木々の清涼感、すんだ空気には抜群の清々しさがあり、空間や周囲の木々を見ていると高波動を覚え自分の体の周囲も震えてきました。ぞくぞくするほどすばらしい聖地、祈りの空間だと思います。

高宮祭場に着いた時には、団体さんがおられ、1分間の黙祷をされました。その後、団体さんが去られたので一人だけで10分ほどお祈りをしました。安らぎ、喜び、慈愛、マナーを守り皆が認め合い譲り合う社会、豊かな地球などをイメージして祈りました。その際には色々な情景がよぎり、素晴らしいお祈りができました。頭が半端なくすっきりクリアーになりました。ここは神様が来られる場所だと思いました。

 

高宮祭場の杜

参道

 

第二宮、第三宮

高宮祭場の次に、第二宮、第三宮を参拝しました。第二宮と第三宮は同じ敷地に並んでいました。第二宮は沖ノ島の沖津宮の神様をお祀りし、第三宮は大島の中津宮の神様をお祀りするということで、遥拝所的なお宮となっております。

第二宮、第三宮の境内に入るとき、雨が降り、やったー浄化の?雨だ~と思えたのですが、一瞬でやんでしまう通り雨でした。(; ^ ー^)

第二宮では強く美しい波動に感動しました。帰りの移動時もまだ鳥居の中の杜の参道にいるように錯覚するほど影響力が高かったです。

帰宅後、第二宮の遥拝先である沖津宮は映像で見ましたが大変印象的でした。

 

第二宮、第三宮

第二宮

ぞくぞくするほど、美しく神聖でした。第二宮では頭の上から入ってくる気が強かったです。

 

第二宮

第三宮

第三宮

第三宮、第二宮後ろ

第二宮、第三宮付近の杜

宗像大社辺津宮の参拝は以上で終わりですが、すばらしかったのでまたぜひ来てみたいと思いました。今後は中津宮や志賀海神社など海関係の神社めぐりをしてみたいです。


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