関東三大天神　東京都郊外　谷保天満宮をのんびり参拝

2018年12月29日

12月の下旬に谷保天満宮に行ってみました。谷保天満宮の読み方ですが、Webサイトを見ると「やぼてんまんぐう」とのことです。３～４回目の参拝になりますが、今回一番印象に残る参拝ができました (^ ｰ^) 。境内には梅園、あじさい園、杜などがあり結構大きな面積の地所です。谷保天満宮は国立市にありますので、地理的には大体東京都の真ん中くらいだと思います。前に大宮八幡宮のキャッチコピーが東京のへそ（正確には大東京の重心「東京のへそ」の表記 *1）としているのを見たことがありますが、谷保天満宮は地理的には東京都のへそにふさわしいのではないでしょうか。

*1　大東京（Wikipediaより）
旧々東京市（東京15区）に加えて、隣接5郡（荏原郡・豊多摩郡・北豊島郡・南足立郡・南葛飾郡）、およびしばしば北多摩郡砧村・千歳村を包含する1920年代（大正 – 昭和初期）の歴史的な地域

国立というとJR中央線の国立駅南側から伸びる緑の並木が続く大通り周辺を中心におしゃれ、文教のまち、ハイソというイメージがあります。一方、国立駅を南に下り約3km離れたJR南武線の谷保駅周辺まで来ると都市部ではありますが郊外の地方都市の雰囲気があります。その谷保駅の近くにあるのが谷保天満宮です。

谷保天満宮の特徴

東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神と称される。
入口から階段で下りた場所に社殿があるので、やや珍しい配置である。（下り宮）
交通安全発祥の地だそう。
梅の名所である。約350本の梅林は1月中旬から3月開花。2月下旬～3月上旬あたりに梅まつりが行われる。
あじさい園がある。あじさい園の中には弁天池と厳島神社がある。
東京の名湧水57選に選ばれている常盤の清水が湧出している。（飲み水用ではない）
筆供養や書道展がある。
うそ替え神事がある。頒布品のうそ鳥を使う。
天満宮ではあるが、大鷲祭(おとりさま)がある。
東京都の大体真ん中くらいの位置にある。
敷地面積は広い神社。
受験生に人気がある。

データ

1100年の歴史を持つ。
菅原道真公と菅原道武公を祀る。延喜三年（903年）菅原道武公が道真公を祀ったのが始まりとされる。その時、道武公は谷保に流されていたとのこと。
養和元年(1181年)11月3日に天神島から現在の地に谷保天満宮が遷座。

谷保天満宮参拝

今回の参拝では、杜の中の散歩道や、弁天池の方には立ち寄りませんでした。

入口

参道

参道の杜

杜

参道にある境内社（稲荷社）入口

この先には杜の散歩道や稲荷神社があったと思いますが、今回は行きませんでした。

参道　二の鳥居

二の鳥居を越えると、下りの階段があり、境内に下りていくようになっています。

二の鳥居を内側から

参道脇にある手水舎

手水盤に鳩がのり水を飲んでいました。それだけでなく粗相をしていました。はとガードがない手水はたまっている水はすくわず、流れ出てくる水を使った方が無難です。

参道横にいたにわとり

階段下から二の鳥居

境内

牛

拝殿と境内

雰囲気が美しく優しい雰囲気の境内です。

拝殿

牛と拝殿

境内　にわとり

谷保天満宮ではとにかく目立つのがにわとりたち。神社のよいアクセントになっていました。

拝殿

今回の参拝は、気持ちよくて気持ちよくてたまらないくらい、体の芯から気持ちがよい参拝ができました。余り期待せず、近くまで来たのでとりあえずお詣りしてみたのですが、来てみてとてもよかったです。気持ちがうきうきして最高でした。こういう時は授与品を買うに限ると思い、お守りを購入しました。３～４度目の参拝にして、谷保天満宮さんのすばらしさに気づきました。過去の参拝では工事していたりで余り印象には残っていませんでした。